弊社では、今でもNMNサプリメント製造の案件が数多く届きます。最近の傾向として、中国の会社さんが直接問い合わせてくるケースが増えています。

そこで問題になるのは、原料支給 です。
工場に直接送ろうとする。
まぁ、日本の会社さんが中国から直送してくるケースも少なくない。

受けっとったら、受けっとった会社が輸入者となり、品質の責任を全部負わなければならない。

日本で流通させてしまい、原料の品質が悪くて健康被害を起こしたら、すべて輸入者の責任。回収費用や損害賠償費用など、様々な損害が発生してしまう可能性があります。

だから、安易に、中国からの支給原料を受け取ってはいけない!

問題点は、まだある。
これで終わらない。
もっと深刻。

中国から送られてきていたインボイス上の価格が問題になる。
それが0円だと、最悪!
本当は、その価格で通関を通っちゃいけないのだが、簡易通関などで通っちゃって、その数量がサンプル量を明らかに逸脱する量であれば、とんでもないことが起こる可能性がある。

脱税

である。
だって、払うべき関税が払われていないんだもん。知らず知らずのうちに脱税してしまったことになる。
0円で出荷すれば、関税を払う必要がないのであれば、関税なんて意味がなくなる。

ちなみに、0円に限らず、価格が市場価格より安過ぎると、脱税を疑われてしまうだろう。

やっかいなのは、経験上、すぐには税関の査察は来ず、2~3年後など、忘れた頃に来ることです。


期間は5年らしい・・・。

簡易通関で輸入された原料のどこまでが対象になるかは不明だが、今、NMNがピックアップされて脱税調査が行われているようなので、根こそぎやられてしまう可能性もある。

結局、その責任の所在は、上記のようなことを把握せずに輸入者になった受取人になってしまう。
受取人が大損害を受けてしまう可能性もある。

だから、弊社では、絶対にNMN原料の直送を認めていない。勝手に送ってきたら、受け取り拒否する。

この記事を読んで、青くなっている人もいらっしゃるだろう。
もし、知らず知らずに脱税していた場合は、まず会計事務所など打ち合わせし、対策を講じた方が良いだろう。必ずお金の流れがチェックされるので、誤魔化すことは不可能。

本来であれば、適正な価格を入れて、その関税や消費税を輸出者の顧客に請求すべきお金。しかし、それが請求できていない状態。
商品の納品が完了していたら、その追加徴税された関税も請求できないだろう。

まぁ、これは、NMNに限らず、すべての支給原料に該当する。

みなさん、安易に支給原料を受け入れてはいけません。
注意してくださいね。

【続編】

法律的に詳細を説明。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。