今の時代、競技空手のノウハウが動画でたくさん公開されています。
そのいった動画ノウハウは、良さそうなものを選んで、日々、稽古で試しています。そして、良いものは、取り入れて残していっています。

今回、試したのは、この動画です。振り子の動きで遠くに速く突く練習方法。



今は、体全体で当たりにいくというより、手から突く時代になっています。
刻み突きに限らず、逆突きさえも。

過去にも、手から突くのを意識した刻み突きを紹介しました。



口頭で指導しても、子供達は、なかなか身につかなかったです。

一方、今回の動画は、きちんと振り子で振って突けた子は、手からの突きになっていました。
ちなみに、今回は、逆突きからではなく刻み突きから行ってみました。

まぁ、課題点も見えてきました。
やっぱり、強豪チームの子供達とは、かなり技術差があるので、問題も生じてきました。その問題点を解決するためのポイントを注意点としてまとめてみました。

【手からの突きの注意点】
・引くタイミングが遅いと、流れてしまい極めが取れない
 →引くタイミングの補正が必要
・後ろ足の蹴り足が乗せれないと上手く突けない
 →しっかり蹴り足にタメを作らせて突かせる
・普通に突かせると体からの突きにすぐ戻る
 →突き上げる刻み突きでの稽古を挟む(予定)
・刻み突きはスィッチして引いた方が極めやすい

すぐには、手からの突きにはならないと思います。
個人個人の気持ちが重要であり、強豪チームの子供達のような意識の高さで、日常的に稽古するようにならないと、この突きは、すぐには身につかないと思います。
気長に身に着けていかせようかなぁと思う次第です。

いろいろ工夫して、いろいろ取り入れていきたいと思います。
これからも、努力です。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。