昨晩、以下のような鮭鼻軟骨抽出物の規格変更を通達させていただきました。



これで、弊社のメイン取り扱い原料は、HACCP対応が完了いたしました。

要するに、夏季休業前に記事で紹介した、この対応。



こういった重金属の基準は、用途と商品区分によって、各国で設定されている。
基本、Codexが大元の基準となり、各国で独自の基準値が設けられます。

今回の鮭鼻軟骨抽出物に関しては、通関や保健食品の通関の際、注意すべき点があります。

それは、用途を明確にし、生の水産物として取り扱われないようにすること。
特に、水産物の鉛やカドミウムの基準は、非常に厳しい国が多く存在するため、注意が必要。

水産物は、水分を多く含むため、乾燥粉末やエキス末などの乾燥粉体の素材に比べて、明らかに重金属の含有量は低い。
そのため、分析の際、水分だけを除去してから乾燥物として分析し、水分の減量分を補正して、重金属の含有量を算出するケースがある。
また、1回の摂取量も、全く異なる。生の水産物であれば1回あたり数十グラムの摂取だが、乾燥粉末の素材だと多くても1グラムであり、鮭鼻軟骨抽出物などは、数十ミリグラムである。

水産物の厳しい基準を鮭鼻軟骨抽出物に当てはめられると、たまったものではない。

そもそも、例えば中国のように、原則、海外原料を入れたくないという方針で動いているような国は、こういった排除したい意図の絶好の標的となる。

そういった点だけは、注意が必要なのだが、結局、行政と交渉する人次第だったりする・・・。

何れにしても、海外は、臨機応変に対応するしかない!

ちなみに、こういった重金属の規格基準は、定めていない原料もたくさん存在する。
特に、原料商品の場合、規格基準の法律等が不明瞭です。基本、自社基準で定められることがほとんどです。

まぁ、何れにしても、我々としては、少しづつでも素材を成長させていくことを大事にしていきたいと思います。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。