過去、社会人の空手活動について、以下のような記事を書きました。



実際問題、社会人になって、空手を継続する人は、極わずかです。
高校から大学に進学した際でも、かなりの人がドロップする。

継続する人は、家族が道場や空手教室を運営している人、トコトン極める道を歩もうとする人、高校や大学の監督・コーチとしての職に就けた人、運良く中学・高校の空手部の顧問教諭になれた人など、極々一部の人です。

でも、非常に勿体ない。

でも、なかなか継続しにくいことは、自分も身をもって経験しているので、仕方ないことだと思う。
私も、10年もブランクが空いたし、本当の意味で復帰するまで15年くらいかかったんですから・・・。

だから、最近、経験者が気軽に空手を継続できる環境を作れればと思うようになった。
それも、私の役割なのかな?と思う。

まぁ、とにかく、組手が好きなオヤジがたくさん集まればと思う。
子供の教育と自分自身の健康維持(趣味)を目的に、子供と一緒に再開してもらいたい。
子供はきっかけ、とても大事な親子の時間も長く持てる。
幸い、うちは、親子と兄弟(姉妹)で所属しやすい料金体系だし、稽古に毎週参加できないからと言って、誰も文句を言わない。

できれば、一時的にお休みするかもしれないけど、生涯スポーツとして、末永く継続してもらいたい。
子供が卒業しても、親は、自分のために続けてもらいたい。(そういった環境になった時、指導者としての道に進むことを検討しても良い。)
ぶっちゃけ、子供が小学校を卒業するまでは、審判員の道は免除したいところだが、多少のお手伝いがお願いされてしまうだろう。経験者が多く集まれば、持ち回りで分担できるのだが・・・。

まぁ、うちの場合、松濤館流の経験者の方が順応しやすいだろう。
でも、今は、一定上の指導員になる場合、複数流派の形が演舞できなければならない。上を目指すのであれば、役に立つだろう。
私も、全空連での登録は、和道流ですが、演舞できる形は松濤館流の形の方が多いくらいです。
だから、流派は、あまり気にする必要がないと思う。
私のように、ダブル所属というのも、悪くないと思う。

何れにしても、空手を続けることを最優先にした集まりっていうのもあっても良いのではなかろうか?
半端もんですが、今後、そういった理想を模索していければと思う。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。