原料受託バンクのランキング解説を行わなくなって、ちょうど1年の時間が経過する。
一方、未だ会社ランキングのトップ10から落ちない。
今回も、6位です。



それには、いくつかの理由がある。
ぶっちゃけ、こんな理由(※広告以外の要素)。

発信する情報がユーザーにとって有益であるため。
なるべく原料との紐づけを行っているため。
会社ページが多くの人に見られているため。

大学時代の専門の1つが統計解析だと、結果が何に起因しているか?どんな要因が寄与しているか?ついつい考えてしまいます。

検索エンジン経由でアクセスされるオーガニックな流入は、トップページではなく、各原料のページの方が多い。
(使い慣れているユーザーは「原料名 原料」で探す。原料受託バンクは引っかかりやすい。)
だから、ニュース配信は、トップに表示されても、あまり意味がない。各種原料ページのトップに来る方が有効的に顧客を誘導できる。

したがって、原料と紐づいていないニュース記事は、アクセスが伸びない。
また、原料と紐づいていても、高頻度で同じ投稿すると、自分で自分の記事を消すことになり、アクセスが伸びない。根本的に、同じ投稿をする会社さんは、良い投稿をしていても、クリックされにくくなる。

また、3つ目の理由にある「会社ページ」とは、これのことです。



各種会社ページへのアクセスが伸びると、必然的に、ランキングも上がりやすくなる、ランキングに入らない原料でも問い合わせが多くなる。
        
一昨年から、弊社は、こういった会社ページに誘導することを重要視しています。

まぁ、会社ランキングは、オマケのようなもので、こういったページに誘導できると、必然的に、問い合わせ件数も上がるし、採用率も上がってきます。
弊社が、出向いてのプレゼン型営業を全く行わなくても、原料の採用件数が伸びる理由です。

あと、何と言っても、最もアクセスやランキングに寄与するのは、一番最初の「発信される情報の有益性」です。
これ以上の寄与要因は、存在しません。

ニュース配信数と会社ランキングが全く一致しないことが物語っています。

人って、欲しいなぁと思うような情報に群がるものです。
そして、ドンドン信頼が生じてくるので、欲しいなぁと思っているような情報を発信し続けている人にも集まるようにもなるのです。

例えば、NMNサプリメントが最も盛り上がっていた時、弊社は、有益な情報をまとめたページを作成して、ノウハウを公開していました。



それは、会社のサイトに限らず・・・・
本ブログでも、昨年の6月という早い段階で、NMNの分析が可能な分析機関を公開していました。



まぁ、分析は、最も早い顧客で1月に含有量が測定されていましたので、上手く利用され、顧客の売上(間接的に弊社の売上)につながっていました。

かなりのアクセスが生じ、結果、SEO効果が働き、Googleで上位検索されるようになり、さらに多くのアクセスが稼げて、弊社のOEM案件の集客につながりました。

基本、アクセスされた大部分は、調査とスパイ目的であり、OEMでしか供給しない旨を示していたので、上手くセグメントされ、見込み顧客だけの問い合わせになっていました。
原料販売を行っていたら、もっと問い合わせが多かったと思いますが、対応する労力が無駄にかかるので、OEM供給に限定して正解でした。

ちなみに、弊社は行っていないですが、規格書や資料の入手を原料受託バンクに一元化し、希望する顧客を原料受託バンクに誘導してダウンロードしてもらうようにしても、ランキングが上がります。

何れにしても・・・
人が集まる根本的なセオリーは、変化しません!

そのことをしっかり認識して、情報発信し続ければ、どこの会社でも上位ランキングされると思います。
是非、参考にしていただければと思います。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。