昨晩、強く感じたこと。
今後の健康食品サプリメント新時代について。

マーケティングよりエビデンス
きめ細やかなサポートよりコスト

求められるのは研究開発と業務効率化

広告審査が厳しくなり、ゴミ商品が売れなくなりつつある。販売手法だけで無理やり売ることができなくなってきている。
一方で、機能性表示食品を始めとした保健食品は、年々増えている。
その市場動向に伴い、消費者は、商品への信頼性として、エビデンスを自分で確認するようになった。そのため、ベースサプリが伸びた。

市場は、大手さん優位の市場になりつつあり、勝っている会社さんほど、商品開発をOEM会社に任せなくなった。
米国市場に近づき、コストだけの勝負になりつつある。
それは、添加物原料で顕著。

そういった市場へ変化していくと、求められるのは研究開発と業務効率化となっていく訳です。
米国市場は、将来の日本市場だったりするんだろう。

弊社は、きめ細やかなサポートで中小企業のOEM案件を獲得してきたが、5年10年のスパンで、今のビジネスモデルは限界に達するだろう。
すでに、この変化は起こっており、中国案件で補われることで日本市場の変化を補っています。一方、中国市場も変化が速く、今後、物凄いスピードで市場が米国化していくだろう。

昨年中盤からのNMNブームに助けられ、売上を伸ばしているが、来年の春節までは続かないだろう。
何もしなければ、来期は維持できても、その後、ビジネスは先細るだろう。

次の大きな変化に向け、弊社は、研究開発に投資していくのだが、特許などで防衛しながら攻めていく必要がある。
ほんと、市場は、常に変化していくんだなぁ。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。