今、市場では、ミロ(ネスレ)が人気で売り切れが続出しています。今朝、グッとラック!でも紹介されていました。



そもそも、ミロは、カルシウムを始めとした栄養補給が目的の商品。
主に、子供達が利用していました。

今回は、 の補給が注目されて人気が爆発されたようです。

購入したのは、若い女性!

やっぱり、月経がある若い女性は、平均して鉄が4.1mg不足しているから、鉄が求められます。隠れ貧血の人も多く、慢性的に鉄不足。だるい・疲れやすいなどの倦怠感がある人は、多くが鉄不足。

弊社サイトでも解説。

もちろん、本ブログでも解説しています。


一方、この問題やニーズについて、ほとんどの男性は理解できない・・・。
健康食品サプリメントの市場でも、男性の商品開発の人間は、全くできないことが多々あります。

過去、女性の商品開発担当者が男性上司に提案しましたが、結局、案件は凍結状態。
もったいない・・・。
そんな経験が複数あります。

今回のミロの人気で、その男性上司の市場を見る目がなかったことが証明されました。

一方、ミロに配合されている鉄は、ピロリン酸鉄なので、ちょっと気に食わない・・・。
(鉄はフリーラジカルだから、便秘も招きやすい・・・。)
やっぱりコストも需要なので、最も安い鉄素材が使われるのですが、もう少し良い鉄素材を利用しても良いと思う。
過去、弊社のまめ鉄も米国サイドで、ネスレさんに検討されましたが、コストが理由で通りませんでした。
ネスレさんも、良い鉄素材を選定したい気持ちはあれど、現実問題、なかなか難しんだろうなぁと思いました。

まぁ、良質な鉄素材を利用した商品は、スーパーなどで並ぶ商品ではなく、嗜好品の通販商品の役割かもしれない。
例えば、まめ鉄などは、まだまだ導入期から成長期へと移行しようとしているライフサイクルの素材なので、販路は、通販が最適なのだろう。ミロのような商品には時期早々。



ヘム鉄の市場を見ると、通販とドラックストアーが中心で売れている。

ヘム鉄もライフサイクルが成熟期の素材のため、ドラックストアーなどのような量販店での販売が最適なはずなのだが、通販の方が売れているような感じがする。
一方、中小企業の通販ではなく、大手企業の通販。

価格競争も最も厳しい市場で流通しているため、原価率も50%以上が普通です。
その代わり、リピート率とLTVが極めて高いため、通販企業の手堅い儲け頭となっている。

まめ鉄のフェリチン鉄は、鉄としては成熟期だけど、フェリチン鉄としては導入期。
徐々に導入期から成長期へと移り、時間の経過と共に、成熟期へとライフサイクルも移行していくだろう。

まぁ、今後、まめ鉄を利用したヴィーガン対応だったり無添加コンセプトのミロ風の栄養補給商品のような、こだわりの栄養補給商品も多く出てくるだろう。

面白い商品をたくさん作っていければと思っています。
NMNだけじゃない!
ファイト!


P.S.
ヘム鉄は、吸収が良く、良い素材だと思う。一方、鉄の過剰吸収が抑制されない傾向があるため、男性が摂取すると、フェリチン値が上がり過ぎることもあるみたいです。
そういった問題がフェリチン鉄にも生じるかは、現在、検証中です。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

kuri photoM2株式会社アンチエイジング・プロ COO/順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。