新型コロナウイルスは、まさに第三波を迎えているが、政府のGo To キャンペーンは、明らに失策だったことが明確になり始めている。

まず、失策かどうか?を検証する上で、中国の状況を見るべきだと思う。
現在、中国の感染者数は、10人台です。
あれだけ広いのに・・・。

第三波が来てない!

徹底的に封じ込めを行った成果だと思う。

結果、経済は、元に戻り、海外への供給を増やして、再び成長の勢いを取り戻している。

さて、ここで、日本と比べてもらいたいことがあります。

中国は、今現在、飲食店や国内観光業が完全に元に戻っている点です。
むしろ、国内観光業などは、海外での消費が国内での消費に変わり、コロナ前以上に盛り上がっている。

結果、飲食業や観光業へのダメージを最小限に留めている。
あと、表には出ないが、国や国民が負担する医療費は、格段に減っているだろう。

日本はどうだろう?

再び自粛が求められ、医療機関のパンクが再び懸念され始めている。

結果として、飲食店や観光業にダメージを生じさせている。
今後、日本の経済損失も、さらに大きくなってくるだろう。今後、何件の飲食店や観光関連のお店が倒産するだろう。

この中国の状況は、すでに夏の時点で示されていたと思う。この点は、もっと日本も参考にすべき点だと思う。

結果論だが・・・
第二波前、感染者を限りなくゼロにしてから、Go To キャンペーンを行うべきだった!

Go To キャンペーン自身が悪い訳ではない。
対応の順番が間違っているだけです。
第二波の起こり始め、徹底的に封じ込めを行って中国のような状態を作ってから、Go To キャンペーンを行うべきだったと思う。

まぁ、中国って、国民の同意がなくても(例え人権的に多少問題があっても)政府が実行できるので、徹底的な封じ込め作戦が可能なのもあるが、日本も、こういった緊急時(未知のウイルスと向き合う時)、徹底的な封じ込めが行える法整備を行うべきだったと思う。

封じ込めができていれば、後遺症の問題も生じなかっただろう。



ぶっちゃけ、発生源である中国は、このウイルスの恐ろしさを最も認識しており、封鎖などによる徹底封じ込めが最良の方法だと認識していたのだろう。

あまりにも中国に都合の良い流れができているため、どうしても意図的な感染拡大を疑ってしまうのだが・・・。

何れにしても「いち早く終息させれた国ほど損害は小さくなる!」という以前の記事で述べたことが現実になりつつある。





健康食品サプリメント製造業界においても、営業戦略によって、確実に勝ち負けが出てきている。
記事で紹介した通りになっている。



弊社も、ピンチをチャンスに越えたので、売上も前年比を超えている。
(だから、弊社サイト上でしか公開していないが、求人も行っている。)

現代社会、すべて情報を収集して先を読む「先読み力(推定力)」が問われる時代になっているのだろう。
特に、経営者は。

これから第三波が本格化すると、必然的に対応レベルを引き上げる必要があるだろう。
個人面でも、会社経営面でも、先手を打っていきたいと思う。


P.S.
私は、報道されているようにGo To トラベルが問題だとは考えていないです。
人の移動自身、感染対策が十分であれば、感染拡大につながらないと考えています。東京の満員電車や学校での感染状況が示していると思います。

やっぱり、問題は、家族以外との飲食。

北村先生(日医大)が家族での会食に留めた方が良いと小声で述べていたが、ほんと、その通りだと思う。
Go To Eat も家族間に限定すべきだったと思う。

おそらく、Go To トラベルに制限を行っても、感染者数は減らないだろう。

ぶっちゃけ、家族内感染に関しては、なかなか避けることは難しいだろう。
そこは、割り切っても良い部分だと思う。

家族内での会食が認められれば、家族以外の人との会食も減るし、家族の絆も深まるだろう。
そうすれば、家庭にウイルスを持ち込まないよう今まで以上に気を付けるようになって感染意識が高まる。
結果、感染者数は減ると思う。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。