菅さんは、たたき上げの苦労人として報道されていますが、加えて、空手🥋経験者。それも、大学でガッツリやっている。
そういった意味では、非常に好感が持てます。
人間的には、応援したい方。



一方、タイトルの通り、メリット・デメリットもあるだろう。

メリットとしては、大きな変化が生じず、経済も安定するだろう。
指示される理由の大きな要因の1つだと思います。
アベノミクスは、多少形を変えるだろうが、受け継がれていくだろう。そうすると、株価は安定する。いきなり暴落することはない。
意外に多い隠れ安倍支持者が引き続き支持するだろう。

また、自民党は、あたかも良い方向に変化するかのように見せるため、菅さんを上手く利用した。
菅さん自身、以下のような特徴がある。

二世議員ではない
派閥に所属していない
疑惑がなくクリーン

安倍政権のダークな側面が問題視され支持率が下がる中、こういった人を次期総理にすると、ダークな側面も払しょくされやすい。
それをメディアも協力して行っている。
自民党って、ほんと、エグイと思う。
今の内閣支持率が、それを明確に示している。



実は、与党と野党の大きな違いは、このメディア戦略にある。これが、現在の与党:自民党が一番強い点。必ずメディア戦略のブレーンがいるはず。

もう一つの大きなメリット。
トランプさんの選挙結果によって、どうでも転がれるようになった。

安倍首相のままでは、トランプ大統領と一蓮托生になり、再選しなければ、いろいろな意味で大きな打撃が生じかねない。
再選したとしても、菅さんだと、比較的中国に対して厳しい対応を取っているので、改めてトランプさんと対中国で組むだろう。

次に、デメリットとしては、メリットの理由である、変化が生じないこと。
また、政治家の年齢層が高過ぎる問題点が解決されないこと。

やっぱり、国会議員の定年年齢は、しっかり定めた方が良いと思います。個人的意見としては、一般企業の定年+5歳くらいが妥当だと思います。

癒着などが起こりやすくなる。
また、政治家の年齢層が高過ぎると、三権分立の観点からも、均衡が崩れてしまいかねないと思う。

ちなみに、変化がなければ、若者の未来に対して冷遇する動きも変わらんだろう。

最後に、菅さんが首相になった場合、以下の点にも期待したい。

法人税改革
教育格差の是正
最先端研究への予算拡充
食料自給率の改善
生涯スポーツの推進による健康寿命延伸

ちなみに、法人税改革とは、具体的に、研究開発などの投資に対して優遇措置を行えるなど、中小企業でもチャレンジしやすい環境を作ってもらいたいという要望。

さてさて、今後、日本は、どう動いていくのでしょうか?
その変化に対応しながら必死に頑張っていくだけです。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。