先月あたりから、広告審査基準などが変化し、ネット通販市場が大きく変化していることを紹介していますが、その変化により、勝ち残っていく商品というものも大きく変化していくでしょう。

【ネット通販市場の変化の記事】


こういった変化の中、弊社の顧客(OEM顧客・原料顧客)でも、勝ち負けが明確に表れ始めています。やっぱり、最も落ちているのは、こんな商品です。

最も落ちている商品:
定期縛り依存型の商品

こういった商品は、売り方ありきなので、ゴミ商品が多いです。

うちのグループは、大きな案件より、中小の案件がたくさんあるOEM会社なので、顧客の動向から市場動向が見えやすいです。

やっぱり、定期縛りへの指導も増えていますし、定期で縛れなきゃ、広告費が回収できずに赤字確定という状況になっていきますからね・・・。
今後、特定商取引法が見直され、さらに定期縛りが厳しくなりそうですからね・・・。

特定商取引法及び預託法の制度の在り方に関する検討委員会

こういった定期縛り依存型のゴミ商品の場合、基本、リピート率やLTVは、定期縛りの依存度が高く、商品力による依存度が低いです。
当然、定期縛りができないようであれば、儲ける販売モデルが完全に崩れてしまいます。

実際、今勝っている通販会社は、信用度が高い大企業と一部の中小企業だけです。大手さんは、原価率も高い、ベースサプリや広告審査が通りやすい機能性表示食品が売れているでしょう。

一方、勝っている中業企業は、

商品力によるリピート率やLTVの重視型

で展開されている会社さん。
実は、当たり前でかつ簡単なことで、こういった販売モデルのポイントは、顧客満足度を追求した商品開発なんですけどね。

ちなみに、弊社の顧客では、特徴のあるベースサプリで成功している会社さんが多いです。定期での縛りも緩く、商社とのトラブルも少ないです。
一方、今後、特徴のあるベースサプリだけでは妊活市場のように飽和してしまうので、機能性表示食品も組み込んでいく必要もあるんだろうなぁととも感じています。

さらに、近年は、以下のような要素も強く求められるようになってきたなぁと感じています。

オーガニック
食品添加物不使用
チャイナフリー


チャイナフリーは、原産国表示の影響でしょう。特に、原産国表示が必要な主剤原料で注意が必要になってきています。
NMNですらチャイナフリーで国産を求められますからね。
弊社では、提案の際、予測される原産国表示も提示し始めています。

後日ご紹介しますが、市場も二極化し始め、その一翼のナチュラル志向の商品が選ばれやすくなり始めています。
市場が成熟することで、消費者も、選ぶ目が養われ始めています。

まぁ、ずっと、私が提唱し続けていた商品戦略でもあるんですけどね・・・。
何れにしても、ここに来て、私が提唱してきた商品開発モデルを的確に行っている会社が勝ち始めたなぁというのが率直なコメントです。
非常に嬉しい傾向。

そして、その先には、中小企業にはややハードルが高いですが、原料戦略からの商品開発が待っています。
今、私も、大手さんと原料開発(+研究開発)を一緒に行っていますが、やっぱり、こういった原料開発が行っていけないと、LTVが最大化する商品開発というレベルの高い商品開発が行っていけません。
商品開発も、原料に投資させるのではなく、自ら投資していく時代になっていくのでしょう。


この記事は、我ながら、上手くポイントをまとめれたと思う記事です。是非、ご一読ください。

何れにしても、ホント、変化が速い時代です。
その変化を察知して、先手を打ち続けなければなりません。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

kuri photoM2株式会社アンチエイジング・プロ COO/順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。