ここ数ヶ月、何度か他の記事でも紹介していますが、

広告審査基準 が厳しくなりました。

また、多額な課徴金を課されたり、薬事法などで逮捕されなりなど、健康食品サプリメント会社の処罰が続いています。

当然、健康食品サプリメントの製造業界にも影響が生じます。
お盆中に書いた記事ですが、こういった問題が起こることも、現実味を帯びてきています。



今ちょうど、健康食品サプリメント市場を荒らした人達が逃げようとしている局面です。

儲からなくなって、支払いを踏み倒して、逃げちゃう会社さんが増えてくるでしょう。
(裁判を行っても、勝訴する頃には、もぬけの殻でお金は全く残っておらず、裁判費用分損するだけです。)

そして、本日の薬事法広告研究所さんのメルマガで、以下のような一文がありました。

通販ECのビジネスを行っている会社にとって
一番大変なことは措置命令などの行政処分を受けて、
媒体社から広告出稿NGの判断を下されることです。

しかしながら、これも売り逃げする人たちにとっては
無意味なものになっています。
商品ごとに会社を設立して、
行政処分を受けたら潰して、
また新しい会社を作る。

媒体社にも大人の事情があることはわかりますが、
そこでの企業審査、広告審査をもう少し厳密に行えば、
悪い人たちが活動する場は狭まります。

出典:薬事法広告研究所メルマガ

まさに、その通り!
また、今、起こりつつある諸問題を意味しているのでしょう。

そもそも、存在のない会社が真っ黒な広告を出し続け、消費者を騙し続けていたのは明白です。メディアも、知っていて野放しにしていた。



審査を厳しくすると、広告収入が落ちちゃいますからね・・・。
BPOのような管理団体もないので、メディアのモラルで審査されると、収益重視で審査があってないようなものになりがちです。最悪、グノシーで起こったようなねつ造記事型広告のような問題が生じます。

過去にも主張しましたが・・・

メディアにも責任がないと本当に言い切れるのだろうか?

消費者が騙されて儲かったという点では、同じなのだから、やっぱり、責任があると思う。

そして、ステラ漢方の事件が分岐点 になりました。

ステラ漢方さんの件では、メディアの責任すら問われなかったが、広告を提案した広告代理店まで逮捕されています。


広告代理店さんに限らず、メディアにとっても、衝撃的なことだったのでしょう。

それにより、メディア側も、重い腰をようやく上げて、企業審査や広告審査を厳しくしたのです。
言い方換えれば、責任を問われないよう守りに転じたとも言えるのではないだろうか?

結果、今まで通りの真っ黒広告(記事型広告)が出来なくなったため、手堅く儲からなくなったので、先述の通り、健康食品サプリメント通販事業から撤退する会社が増えています。
まぁ、課徴金をくらうまえに、会社を畳んだ方が賢いでしょうからね・・・。

市場を荒らした人達は、早々に退散していただいた方が良いのですが・・・
去り際は、立つ鳥跡を濁さずとはいかず、製造側の会社に迷惑をかけながら逃げている。

そこは、健康食品サプリメントの製造業界は、ほんと、注意すべき局面なのです。

やっぱり、リピートを追わず、ワンペイモデルで儲けようとする健康食品サプリメントの会社さんは、信用できないです。
まぁ、そういった会社さんは、弊社のセグメントで引っかからないようになっているのですが、客を選ぶことも非常に重要なことだなぁと改めて思いました。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

kuri photoM2株式会社アンチエイジング・プロ COO/順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。