新型コロナウイルスの影響もあるのですが、ここ最近、インターネット広告の審査基準が非常に厳しくなっています。
広告の考査が通らなかったり、既存の広告も、いきなり広告停止の通達を受けるケースが増えてきています。

そういった市場動向において、我々製造側の会社は、注意すべき点があります。

未払い
キャンセル


です! 代金の支払いが急に滞ったり、いきなり製造中の案件でキャンセルを受けたりします。
こういった問題は、今までの通販会社ではなく、新興ネット通販会社で起こりやすいです。

こういった新興ネット通販会社は、以下のような特徴が見られます。

いつでも事業撤退
いつでも意図的に倒産


こういった悪いリスクマネージメントをECコンサルさん等が享受している背景もあります。

社長さんはお飾りで、実際のオーナーは別の人物であったりもします。
なので、簡単に借金を踏み倒されたりします。

最低なコンサルだなぁと思いつつ、他人事に思っていました。一方、どこのOEM会社でも、他人事ではない状況になってきていると思います。
今後、こういった問題が多く起こってくると予測しています。

やっぱり、先述のように、思ったような広告が出来なくなると、広告費用対効果が合わなくなり、簡単に撤退という判断がなされてしまうからです。

そうなってくると、販売会社も、いつの間にか消えている可能性も高くなります。

そういった対策として、OEM製造のキャンセル条件なども、より明確にしておく必要がありそうです。見積書や請負書に一文足さなければならないでしょう。
会社組織として、自己防衛を行わざる終えない状況になってきています。

また、顧客の広告の出稿状態も、よくウォッチしておく必要が出てきます。
止まっちゃうと、黄色信号です。

この健康食品サプリメントの業界も、ほんと、嫌な時代になってきました・・・。

皆さんも、この記事を参考にしていただき、対策を講じていただければと思います。

P.S.
金儲け主義の強い新興ネット通販会社ほど、注意が必要です。
モラルもないし、上辺だけで社会的貢献等ものも全くありません。
今後、そこを見抜いていく必要があるんでしょうね。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。