しつこい売り込み電話・・・
要らないと言ったら「御社の業態でしたらアピ株式会社さんも弊社を利用しているんですが、本当に必要ないんですか?」と返された。



嫌な気分になった。

こういった特定の社名を出した営業は、顧客にバレるリスクを加味しないで行われているのだろう。
また、弊社がどのような会社であるか? 全く調べないで、そういった提案を行ったのであろう。

よりによって、古くからの付き合いで仲間が多い会社名を利用するなんて・・・。

ちなみに、実際、アピさんクラスになると、ターゲット層が全く異なるので、集客で被ることない。
基本、最大手は、SEOを行う必要はない。SEOに予算を投じるより、リスティング広告に投じた方が費用対効果が良いいだろう。

実際、配布しないプレゼン資料で、成功事例/実績として特定の社名を羅列するWebマーケティング会社やコンサルさんが多くいる。

過去、私の成功事例を全く関係なかった別のコンサルが自分の成功事例としてプレゼンされていたこともある。

世の中、通販広告のMR=1以上が普通だった時代の成功事例を利用し続けるコンサルさんも少なくない。

こういった成功事例って、顧客の利益保護のため、隠されるべきものでもある。
成功事例や受託している会社名を示せと言ってくる顧客もいるが、弊社は、絶対に開示しない。公知になっているものは別として。

例えば、費用対効果が良い広告媒体も、多くの広告代理店が営業し始めたら、すでに費用対効果は落ち始めている。

成功モデルは、創造するものであるというのが私の持論。

実は、こういった社名を出した営業は、原料営業でも多々ある。

こういった社名を出す会社ほど、実力はない と思う。

今、情報化社会では、情報公開より情報マネージメントの方が重要になってきている。
我々も、情報の取扱いに注意しながら、営業活動を行っていければと思います。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。