まだ先の話ですが、緊急事態宣言後、空手の稽古も始まるでしょう。でも、気を抜いてはいけない。
気が早いかもしれませんが、新型コロナウイルス対策を行いながらの稽古も想定しなければならないだろう。

基本、新型コロナウイルスとの戦いは、

長期戦!

最低限、ワクチンが完成して現場で実用化されるまでは。
今後、生活スタイル自身を変化させてなければならない。それは、スポーツの世界でも求められます。

空手の組手のように、コンタクトの可能性が生じるスポーツは、特に注意が必要だろう。

新しい生活様式のスポーツの部分でも、ソーシャルディスタンスが示されており、コンタクトがあるような格闘技については、記述がありません。すなわち、表立って推奨しないということでしょう。
だからといって、そういったスポーツを行うな!とは言えないので、ノーコメントなのでしょう。

いろいろな考え方はあると思いますが、今後、少し終息したら、注意しながら稽古を始めるべきだろうと考えています。

今回は、空手の稽古での注意ポイントを以下のようにまとめてみました。

稽古前後の手洗い
マスクの着用
拳サポの使い回し禁止


稽古内容もソーシャルディスタンス
組手はパートナー制(電車通勤者は隔離)
稽古後の足の殺菌・シャワー


前半は、当然のマナー。
教室で洗えるマスクを配ることも検討すべきだろう。
売り切れていますが東海堂や東京堂でも空手用マスクを販売し始めている。空手での必要性を示しています。

理想は、テレビで空手の強豪:花咲徳栄高校がしていたような自転車/バイク用のスポーツマスクを利用するのが理想だろう。大人だけでも。



高地トレーニング用マスクを試してみたが、死にそうになる(笑)
少々使い方を考えようと思います。

普通のサージカルマスクやウレタンマスクも試しましたが、汗で目が詰まると地獄モードになります。

いろいろ試した結果、自転車/バイク用のマスクが最も良かったです。

後半の稽古方法についてですが、ソーシャルディスタンスは、継続して摂り続けないといけないだろう。
基本稽古は、移動稽古は行わず、その場稽古中心に行えば、問題なく稽古できるだろう。また、形の稽古も、基本1人でもできるものなので、距離を取ることが可能だろう。

一方、組手の稽古の中でも、実践稽古は、距離を取りにくいだろう。
基本は、お互いの距離を取りながら、その場の基礎稽古を行っていくしかないだろう。
もし、実践稽古を行うのであれば、これから1年間くらいは、(家族や大人同士を推奨で)稽古パートナーを決め、距離が近くなる相手を限定して行うべきだろう。
できれば、電車通勤している高リスク者は分けた方が良いだろう。

なお、足の殺菌と書いたが・・・
最近の報告を見ていると、靴底による感染も指摘されているので、稽古後は、しっかり足も殺菌した方が良さそうです。足を洗うのがベターだろう。
あと、顔も同時に洗えばよいだろう。

もちろん、新しい様式にも示されているように、帰ったら(終わったら)すぐにシャワーを浴びるのが理想だろう。

何れにしても、感染予防を行いながら、安全第一で稽古しなければならないのは間違えないと思う。
皆さん、注意していきましょう。

コロナに負けるな!


【追記】
全空連から案内です。

新型コロナ 感染防止対策の提案
1.会場入り口に消毒液を用意する。 (手指消毒の徹底
2.検温を徹底する 。
3.体調不良者、発熱者は 参加 を取りやめる。
4.マスク 着用を義務付ける 。
5.試合や練習時の 試合用安全具の共用は 認めない 。
6.会場内の換気を頻繁に行う。
7.応援者 ・ 保護者 の入場 を認める場合は 、 最 低限の人数 と する。
8.集会などで は 、 座席は 前後左右 に 1 席以上 空けて座る 。
※上記 項目 については 、 必要に応じて 繰り返して アナウンスを行う 。

稽古の開始の目安は、学校の開始時となっていました。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。