この健康食品サプリメント業界は、たまにバブル(特需)が起こります。
過去、このようなバブル特需がありました。

コエンザイムQ10バブル
寒天バブル
レスベラトロールバブル
中国(酵素)バブル


2011年のレスベラトロールなんて、小さなバブル。
コエンザイムQ10のバブルなんて、この業界は大盛り上がりでした。

その度に、一部の会社は潤ったはずです。

こういったバブルは、業界全体に限らず、会社さん単位でも起こるようなことがあります。突発的な収益を得ることがあります。

一方、この得られた利益、どこに消えてしまったかわからない会社さんも多いはず。
経営者さんの懐が潤っただけという会社も少なくないでしょうか。そんな業界です。

まぁ、経営者さんが潤うのは良いのですが、最も大事なのは、

どれくらいの利益を未来に投資したか!

なんだと思います。
かつ、社員にも還元されつつ。
ぶっちゃけ、こういったラッキー利益は、あぶく銭と同じなので、有効利用(運用・投資)しないと、消えてしまうだけです。

工場を建てた会社もあるでしょうし、研究開発に投資した会社もあるでしょう。
いろいろな投資の仕方があったと思います。

弊社は、プチですがレスベラトロールバブルの際、
原料の研究費に投資しました!

主に、追加で複数の安全性試験を実施したり、ヒト臨床試験も実施しました。
弊社の赤ワインエキスでデータが多い理由です。



結果、それなりの規模の会社さんは、数あるレスベラトロール原料の中から弊社の原料を選んでもらえるようになりました。
まぁ、用途を主材から副材へと移行した戦略も功を奏したのでしょう。
その後、得られた新規データを利用して特許にも投資し、コツコツの積み重ねで原料を育てています。

もちろん、弊社も、上手くいった投資もあれば、上手くいかなかった投資もありました。
こういった投資って、責任も重く、とても難しいものです。
さて、一方で、

全く投資しなかった会社は、どうなったでしょうか?

衰退した会社が多いのではないでしょうか?


業界の動向や勢力関係を見ていても、そんな感じがします。
バブルからの急な転落で、社員が苦しい思いをした例も少なくなさそうです。そういった会社さんでは、

人の流出 が目に付きました。悪循環だなぁと思います。

特に、原料メーカーの場合、こういた投資や運用って、ほんと、重要なのです。
こういった投資や運用を足掛かりに、海外展開も行えるのが理想です。

近年は、機能性表示食品で受理されるレベルが研究開発の基準になっているので、投資しなければならない額が大きくなりつつあります。
世の中の流れないので、仕方ないことです。
この流れについていけないと、取り残されてしまいます。

近年では、OEM会社さんでも、機能性表示食品制度を活用した投資として、難消化性デキストリンや魚油(DHA・EPA)などのSRに投資されているケースも耳にします。
確かに、それで案件を取得できれば、手間がかかっても、安定的な収益につながります。

会社の成長というものを考えると、少しづつでも投資し続けなければならないのです。

それを肝に銘じて、今後も、原料などに投資し続けていきたいと思います。


余談ですが・・・
私は、いろいろな医師と付き合いがあるので、つくづく思うのですが、医師も同じなんですよね。
売れっ子の医師や儲かっている医師って、自分ご自身に投資されているんですよね。
寝る間を惜しんで、もの凄く勉強されていますし、自ら広報活動や情報発信も行っておられます。
自分が商売道具ですから。
医者も、自分に投資し続けなければならない。
特に、自由診療の場合。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。