さて、Supply Side West 2019 2日目のレポートです。
昨日は、CBDの話題に触れただけで、すでにCBDの問い合わせが2件入ってきました♪
やっぱり、市場は盛り上がっているんだなぁと感じました。

さて、今回、展示会で目に付いたのは、USDAオーガニックとNon-GMOの認証マーク。

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ピープロテインなどは、中国メーカーでも、当たり前のようにUSDAオーガニックを取得してきていまいた。いや、中国原料に限って、信頼の無さを補うかのように取得されていました。
CBDでも、オーガニック原料が展示されていました。

また、近年できたNon-GMOの認証マークも、以下のような既存の認証と共に取得してきている原料が目立ちました。

GMP
Kosher
Halal

弊社も、Non-GMOの認証取得のアミノ酸の紹介も受けていたので、タイムリーだなぁと思っていました。

ちなみに、アミノ酸の場合、発酵法でなく加水分解法でしか取得できず、毛の起源動物が食べている餌までGMO管理が求められるので、鶏では難しく、羊である必要があるそうです。

ぶっちゃけ、日本の原料は、機能性データなどが取得されていても、GMP工場で作られている原料すら少ないです。
KosherやHalalもまだまだという感じです。

我々も海外展開していくためには、まだまだ頑張っていかないといけないだろう。

まぁ、オーガニックのビタミン・ミネラル素材は、市場が伸びています。
弊社も、葉酸と鉄を取り扱い、仕入れようと思えばビタミンD(キノコ由来)も取り扱い可能です。
でも、新しい原料は、なかなか出てきていないようです。
今後もウォッチです!

P.S.
弊社がアジアの総代理店を勤める大豆由来のフェリチン鉄は、残念ながら、諸事情で出展されていませんでした。
理由は、ビジネス上の理由。
この素材が世界を席巻する日も、そう遠くないのかもしれない・・・・。
何れにしても、すでに次のステップへと移行している。
この原料は、いろいろな意味で、今年が勝負です。

追記 191023
帰国後、この展示会について、総括の記事を書きました。

是非、参考にしていただければ幸いです。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。