暑いですね~。恒例の原料受託バンクの原料受託バンクのランキング解説です。

1位 コラーゲン
2位 プラセンタ
3位 乳酸菌
4位 モリンガ
5位 プロテイン
6位 酵素
7位 ヒアルロン酸
8位 セラミド
9位 カルシウム
10位 大豆イソフラボン


>>先々月のランキング
※これ↑は、意外に使えて、毎月のトップ10を遡りながらチェックできるんです。

さてさて、7月のランキングは、

全体的に美容商材が目立った

という感じです。
冬の商戦に向けて、商品開発が盛んに行われたのでしょう。

弊社でも、プロテオグリカンで同様な傾向が見られます。
昨日、弊社が原料供給する商品でも機能性表示食品が受理されましたし、今後が楽しみです。

また、プラセンタが2位に浮上しましたが、それは

北海道ナチュラルバイオグループさんの影響かなぁと感じています。





盛んに広告活動もされているので、こういったランクアップという形で影響が現れたのでしょう。
ちなみに、天然物科学研究所さんを買収された会社さんです。

まぁ、こういった記事も掲載されており、プラセンタ周辺での話題で盛り上がっているのは間違えなさそうだ。



ちなみに、辻ちゃんは、エステナードソニックのステマの時から、付属ジェルでプラセンタを使っていた訳だが・・・それも知らなかったのね・・・。
薬用ジェルの有効成分は、水溶性プラセンタエキスですから・・・。
ほんと、バレバレだ(笑)

13位に入ったNMNだが、まだまだグレーゾーンであることは認識しなければならない。
注意が必要。
未だ正規で通関が切れたとは聞いていない。

もうすでに、正規で輸入通関も切れていないのに価格破壊も起こり始めており、市場が大きくなる前にボシャる可能性がある。
HMBの二の舞になるだけだ。

HMBと異なり、グレーゾーンの分、市場形成に十分な注意が必要だと思います。
ハイリスク・ローリターンなビジネス。
誰も儲からない。

結局、中国系の添加物原料って、こういった末路を辿るから、手を出したいと思わない。近年では、顧客がアリババなどで中国から直接仕入れようとするから、収拾がつかない。

こういった中国系の添加物原料は、如何にオンリーワンを作っていくかだと思う。

原料販売事業において、このオンリーワンというキーワードは、非常に重要です。
基本、私の素材選定基準は、オンリーワンであること!オンリーワンに作り上げれること!
そこは、今も昔も変わらない。

弊社の原料も、以下のようにオンリーワンを作り上げている。

赤ワインエキス末:二段発酵製法でLPSも豊富
ジオパワー15:特許製法
まめ鉄:世界初!カリフォルニア大学発で特許製法
プロテオグリカン:GPM工場で抽出され極生な高分子

やっぱり、原料メーカーは、常にオンリーワンを追い求めないといけないのだろう。
これは、ここ10年で確信したことです。

そして、オンリーワンに育て上げるため、研究開発費を投じる必要があるのだと考えています。

これって、業界が成熟して、単なる輸入商社が勝ち残っていけなくなってきた証拠なのかな?とも感じています。
同じようなことが、工場を持たない企画屋さんでも起こっています。

また、ここ最近の市場動向として、某受託加工会社さんなどは、裏で、原料メーカーと直取引しかしないとう指針を示しておられます。その内、寵愛と言う存在も無くなってしまうのかな?と感じています。
市場が成熟することで、非常にドライなビジネスへと変化しつつあります。

そして、本当の敵は、別のところに潜んでいます。
それは、昨日の記事を読んできただけば、思います。

そういった市場の変化の中、我々は勝ち残っていかなければなりません。
私は、日々、必死に生きるだけです!

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。