為替と国際情勢は、かなり密接のため、仕事柄、国際情勢は、常にチェックするようにしています。
近年、感じること。特に、トランプさんの政治を見ていて。

モラルのない政治は強い!

モラルを重要視せず、自国のことだけを考えれば、国は潤います。
例えば、トランプさんは、パリ協定の離脱を表明していますが、その離脱は、地球にはダメージがあっても、アメリカという国にとっては利益がもたらされます。

アメリカは、国土が広いので、その地球ダメージによってもたらされる気象変動(異常気象)によるダメージを受ける可能性も高く、結果、良いこともないんだけどなぁ。

まぁ、一時的に利益がもたらされれば、トランプさんの支持率が高まるので、将来のことは考えていないのであろう。未来の子供達より票が多い世代目線での政治になってしまうのは、どこの国も同じなのだろう。

共産圏は、長期政権になってしまうと、怖い部分も多々あるが、将来を見据えた政治が行われやすいです。
モラルより国益を優先した政治を行う傾向が非常に強いです。
それに対する対抗もあるのだろうが、トランプさんの政治は、モラルという点で、共産圏の政治に近いものを感じます。

まぁ、モラルがなくても強いアメリカが取り戻されるのか?もウォッチしていかなければならないんでしょうね。
日本は、アメリカの影響を大きく受ける国ですから。

ほんと、このような世の中を見ていると、国際情勢を見つつ、ビジネスのポジショニングやカンパニーリスクなどを考えて会社の舵取りしていかないといけないんだなぁと思います。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。