私は、蹴り技の研究と指導に力を入れています。
やっぱり、試合では、蹴り技でポイントを取りたい。実際、試合では、中段の回し蹴りでポイントを取って勝つケースも増えてきています。
まぁ、10年のブランクで、完璧な刻み突きが戻ってきていないのもあるのですが・・・。

組手を楽しみ、空手を楽しいでもらうためには、とにかく、多く蹴って蹴り技が上手くなることが近道だと思います。特に、子供は。
勝ち方も大事。

最初は、キックミットで蹴って蹴り心地を楽しんでもらった方が良いです。

そして、ある程度、蹴り込めるようになったら、引き足を取ってポイントを取る練習です。
ここからは、指導者の教え方が大事になってきます。

キックミットから、以下のようなハンドミットを蹴る練習に切り替えることがオススメです。幸い、こういった安いミットがたくさん販売されています。



蹴りでポイントを取るには、中段は1~3cm程度蹴り込んで引く、上段は3cm手前を引く技術が求められます。
そういった技術を身に着けるには、ハンドミットの方が良いのです。
特に、ダブルのタイプ。
きちんと引り足を取りつつ、インパクトのある蹴りができないと、いい音が出ません。そんな蹴りを身につける必要があります。

今や、試合に勝つための教材は、たくさん出ています。秘伝として人伝だけで伝えられる時代とは異なり、非常に恵まれた環境です。
私もたくさん勉強できます。

最近のおすすめは、これ。
高知中央のサーキット空手。


蹴りの極意が詰まっています。でも、レベルが高めです。
ポイントポイントを、段階的に学んでいく必要があります。

私の場合、ステップトレーニングや縄跳びトレーニングに重要要素を組み込むように工夫しています。
長男長女は、形だけですが、裏回し蹴りまでマスターしています。でも、ポイントを取れるまでは、まだまだです。

私のチャレンジは、まだまだ続きます。
頑張ります!

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。