ここ最近、プレフェミンというPMSの医薬品のコマーシャルをよく目にします。清潔感のあるイメージで、上手くクリエイティブを作っておられるなあと見ていました。
さて、この医薬品は、チェストベリー乾燥エキスが有効成分なようです。

http://prefemin.jp/

チェストベリーはPMS対策原料としてサプリでもベタな素材なのですが、改めて、チェストベリーエキス(チェストツリーエキス)は、効くんだなあと思いました。
アンチスタックスの赤ブドウ葉エキスと同じですね。
それも、チェストベリー乾燥エキスは、たった1日40mg。
余程濃いエキスになっているのか、 アグニサイドをターゲットに上手く抽出されているのかな?と思いました。そこは、医薬品の秘密の部分です。

弊社でも、PMS対策商品の案件があると、以下のような設計を行っていました。

・チェストベリー+山芋ジオスゲニン+酢酸トコフェロール
・チェストベリー+プラセンタ+酢酸トコフェロール

酢酸トコフェロールも、更年期の医薬品にも利用され、ホルモンのバランスを整えるビタミンなので、配合するようにしております。

山芋に関しては、漢方のイメージが強いですが、欧米では100年前からPMS対策に用いられていたハーブでもあります。不足するホルモンの産生を助けるジオスゲニンによるものでしょう。

最近では、より女性らしさを出すため、葛花抽出物(美活花80)なども配合したりもします。葛花特有のイソフラボンも含まれますし、治癒と活力が花言葉なので、差別化素材としてはオススメです。女性が好むテイストの演出という面では、良いと思います。

今後、ジャストPMS対策だけの商品というのは、医薬品と被り、薬を嫌うニーズにしか攻めれないので、たくさん出てくるとは思えませんが、PMS対策の要素も含んだ美容サプリなどは、出てくるような感じがします。
サプリだけのニーズを上手く攻める必要があります。
ある特定の販路には最高!だと思います♪
例えば、PMSが緩和されれば、顔色も良くなります。美人力アップにつながります。
がんばって良い商品を作っていきたいと思います。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。