先日、飲みに行く前にコンビニにふらり。
目的は、アルコールケアドリンクの購入♪

仕事柄、すべてのアルコールケアドリンクをチェック!
意外な傾向がわかりました。
最近のアルコールケアドリンクには「アラニン」が配合されているものが多いです。
それも、g単位で高配合

シジミ換算で知られるオルニチンではなくアラニン。
アラニンとは肝機能を強化し、アルコールの分解を促進するアミノ酸の一種です。
おそらく、選ばれている理由は、以下の2つの理由だと考えます。

1.安く高コスパ
アラニンの価格は、オルニチン塩酸塩の1/4以下。g単位で配合しやすく、低コストで体感も得られやすい。アルコールケアのドリンクは、即効性が求められるため、選ばれやすい。

2.甘くおいしい
オルニチン塩酸塩などは、高配合すると(反応してNaClを作っているのか)しょっぱさが生じる。一方、アラニンは、カラメルに似た香りがありながら甘いので、ウコンなどの味マスキングにも利用できる。

改めて、このアラニンというアミノ酸を見直してみると、結構、体感の隠し味素材として、利用し易い素材のように感じました。
肝機能を強化するということは、アルコールケアだけでなく、美容ドリンク疲労回復ドリンクにも利用できる可能性があるということです。
ドリンクに限らず、ゼリーにも良いと思いました。

ふらっと立ち寄ったコンビニでしたが、今後の商品設計のヒントを得ることができました。
ラッキー!
ちなみに、私が選んだドリンクは、アラニンが5100mg配合されたもの♪
身を持って、その効果を体感してみました。
まあ、やはり、アミノ酸をg単位で摂取すると何らかの体感があります。

HGHドリンクのお話をさせて頂いた時も申しましたが、アミノ酸の商品は、アミノ酸の配合で効果の世界観を作れます。
是非、新しい商品世界観を作る1素材として、上手く活用したいものです。
がんばってみます!

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。