販売会社が原料メーカーに求めるもの・・・
それは、各販路によって異なります。
通販とクローズドの販路は、それが如実です。

★求められるもの★
 ・シズル感のある素材の写真・映像:通販
 ・素原料へのこだわりと素原料の産地:通販
 ・産地や工場の写真・映像:通販
 ・薬事に抵触しない販売切り口(キャッチなど):通販
 ・効果を暗示するイメージ:通販
 ・差別化データ
 ・素材PR活動
 ・コストパフォーマンス
 ・エビデンス
 ・オンリーワン:クローズド全般
 ・講師:MLM、SKH
 ・理念:MLM
 ・安全性
 ・品質(認証マークなどで)

素材のライフサイクルによっても、求められるものも異なってきます。
また、メイン素材(主材)と差別化素材(副材)でも異なります。

通販の場合、私もそうですが、マーケティング担当が関与する商品開発を行う会社さんは、上記を総合的に判断して、使用する原料や商品設計を決定します。
消費者に商品購入メリットを感じさせるため、クリエイティブやマーケットを意識しなければならないので、必須です。

一方、健康食品の原料業界では、そこまで確立できていないのが現状です。
これから確立していかなければならない部分です。
一部のトップ営業マンは、形になっていなくても自分の中で持っていると思いますが。
マーケティングと原材料の両方を知らなければできないという非常に難しい課題ですが、健康食品の通販が成熟し始めると、こういった戦略が求められるようになります。

それが、販売会社に選ばれる理由となり、売り上げにつながるのです。
そして、生き残っていく原料会社の条件になっていくのだと考えています。

そうしないと、特に主材は、必然的に価格勝負に行き着きます。価格だけの世界です。

ちなみに、昨晩、この内容でブログを更新しようと思っていました、力尽き、今になってしまいました。
夜中の更新ばかりでなく、たまには昼の更新も良いでしょう。


この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。