プラセンタエキスは、元々は、いや今も医薬品に使用されています。

ちなみに、20年前以上前は、キューピーコーワの商品にも配合されていました。
VOP処方という、特徴的な処方でした。

V:ビタミン
O:オキソアミジン(にんにくの有効成分:アリシン・アリイン・アリナーゼの総称)
P:プラセンタエキス

ビタミンは、今のキューピーコーワゴールドなどの処方を見ると、B1(一部、誘導体)、B2、B6、C、E(誘導体)が入っていたものと思われます。

オキソアミジンは、(無臭)ニンニク由来のように思えます。
効果は、強精、血流促進、強壮、疲労回復です。

プラセンタは、ヒト胎盤でした。
50mg配合されていたと聞いています。
今は、配合されていません。
まあ、今は、内服薬にヒトプラセンタは配合されておらず、ブタ胎盤です。

今は、その他に、人参、オリザノール、アルギニン(塩酸塩)などが配合されています。

旧処方は、効くでしょうね。
でも、サプリでプラセンタ・にんにく・ビタミンとしてしまうと、ちょっとくどくて、精力剤っぽいですよね♪
この旧処方を参考にしながら、女性っぽい商品設計にするのが女性のニーズにマッチしているのでしょうね。



この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。