健康食品サプリ製造業界の🥋オヤジ伝

レスベラトロールやジオスゲニン、フェリチン鉄の植物由来のアンチエイジング素材を取り扱うアンチエイジング・プロで、研究開発を大学と行いながら、市場創造し続ける栗山雄司のブログ。

仕事ではマーケット情報や学術情報をまとめながら、会社のフォーミュレーターとして、日々、健康食品サプリメントを作ってます。
近年は、機能性表示食品にも力を入れております。

仕事のご依頼がございまいたら、弊社までお気軽にお問い合わせください。

原料メーカーのOEM事業

弊社は、タイトルのような原料メーカーのOEM事業を前面に出して展開していますが、ほとんどの原料メーカーができていないOEM事業を行っています。
それが、弊社のOEM事業の大きな秘密であり、成長し続ける理由でもあります。

まず、多くの原料メーカーさんは、OEM案件が来ても、もし自社原料を高配合しなければ、まともに対応しないのが実際です。
なぜ、対応しないのでしょうか?

理由は、効率よくOEM供給を進めていくスキームがないため。

要するに、ノウハウ不足で対応したくてもできない。

基本、純粋なOEM会社であれば、商品設計後、概算でもコスト計算して見積書を提示していくことで案件を進めていきます。

一方、多くの原料メーカーさんは、競合の商品設計を真似すれば簡単なのだが、商品設計を行うことができない。
そして、データベース化や短時間でコスト計算できる仕組みがないため、自社だけでは、見積りが出せない。仮に、協力会社に丸投げしたとしても、直接顧客とコミュニケーションを取りながら進めていける訳でなないので、見積り提出にもかなりの時間を要してしまいます。そこで、機会損失が起こる。

また、原料メーカーは、ある意味、品質管理された原料を送るだけでお金が入るため、営業等に人件費がかかっても、OEM案件ほど手間がかからないです。ぶっちゃけ、一度決まっちゃうと定期的ににお金が落ちる美味しい商売。
まぁ、手間やノウハウ蓄積の労力を考えたら、そこまで勝負しようとする原料メーカーさんが少ないのが実際だったりもします。
単に面倒くさがっているだけ。

こういった原料メーカーさんに限って、顧客であるOEM会社の案件を奪ってしまって原料が売れなくなると言い訳します。
決して、そんなことはありません。
むしろ、OEMのことを知っている原料メーカーは、かゆいところに手が届く存在であり、反対に重宝されます。また、原料って、市場で露出のある原料ほど採用されやすくなりますからね・・・。

上記のような理由で、OEM展開もしっかり行っている原料メーカーは少ないのですが・・・
一方、原料を取り扱うOEM会社は、非常に増えています。
まぁ、原料流通させず、自社OEM専用の原料を持っているケースも少なくありません。

名前を出しちゃうと、アピさんや東洋新薬さんなんて、自社原料の存在を明らかにして、大々的に展開されています。
ぶっちゃけ、アピさんなどは、ローヤルゼリーのトップ原料メーカーと言っても過言ではないと思います。
世界のOEM会社の展開を見ても、ごく当たり前の流れです。例えば、イギリスのトップ受託加工会社さんも、養蜂が出発事業で、プロポリスなどの原料をもって展開しています。

さて、OEM会社の原料展開は容易でも
原料メーカーのOEM展開が盛んに行われないのか?

まぁ、先日、顧問先とも話していたのですが・・・
それは、原料メーカーのOEMって自社原料をたくさん配合して売ることしか考えていなくて、他社の原料を配合してまで儲ける志向がないためです。

弊社の場合、競合原料を配合したOEMも承って供給することもありますし、実際、自社原料を配当した商品って、実際、半分に満たないのが実情です。
原料メーカーのOEMらしからぬと言えば、そうなんでしょう。

ぶっちゃけ、自社原料に固執し過ぎると、原料メーカーのOEM事業は上手くいかないです。

ちなみに、こういった体質がインターネット集客に表れ、SEO的に上手く行かない最大の要因になるので、ただ他社の原料もたくさん用いてOEM展開するだけじゃあダメなんですけどね・・・。

何れにしても、弊社は、他の原料メーカーができない体制でOEM事業を展開しています。だから、OEM事業も伸びているのです。

そして、OEM事業で自社原料が配合されれば、必然的に原料事業にもプラス要素が生じます。
多くの販売会社さんは、既存で販売されている商品をターゲット商品に設定し、副材までも真似しようとされるので、副材で弊社原料が指定されることが増えるのです。
さらに、弊社原料特有のクリエイティブまで真似しようとされれば、ますます弊社原料しか選べない状況が市場で生じてくるのです。

例えば、NMNの副材として利用される赤ワインレスベラトロールも、W特許のクリエイティブも真似されようとされるので、弊社原料の赤ワインエキスがNMNの副材として不動のポジションを維持し続けるのです。

弊社としては、次のブーム素材が現れた時、NMNのように自社原料による副材開発をしっかり行っていくだろう。
主材の原料って、ブームが去れば一気に売上が落ちるし、競合が出てくると価格競争も激くなる。原料事業は、必ずしも、主材原料として勝つ必要ないんですよね・・・。

まぁ、考え方は、各社さんで異なるでしょう。
上記のような考え方も、是非、参考にしていただければと思います。

原材料高騰の裏で起こっていること

現在、原材料の値上げラッシュが依然として続いています。今日の朝も、値上げのお知らせラッシュ。弊社も、一部で値上げを行いました。
値上げのピークは、GW前後の通達を反映した6月くらいだろう。
円安もひと段落し、円高傾向にシフトしているが、まぁ、この値上がりラッシュは、為替だけが理由ではないため、止まらんだろう。

そして、この動きの中、市場では、様々なことが起こっています。
ざっくり、以下のように示してみました。

1. 値上がり前の駆け込み製造ラッシュ
2. 安定した国産原料への切り替え
3. 便乗値上げによる利益率アップ
4. 脱問屋商社への動き

受託加工会社は、どこも製造ラインがパンパンな状態が続いている。それは、想定外の1の駆け込みラッシュが起こっているためである。
必然と言えば、必然だと思う。

2についても、想像できる変化である。
具体的には、グルコサミン塩酸塩からプロテオグリカンなどである。
ジリ貧だったグルコサミンにトドメが刺された感じである。

3に関しては、えっ!?と思うかもしれないが、そういった会社も出てきている。
仕入れ先が同じだと、すぐにバレてしまうのだが・・・。
そういったアホな値上げにより、仕入れ先が切り替えられてしまう可能性もあるのに・・・。

4に関しては、今の時代らしい新たな変化。
そもそも、新しい海外系原料メーカーは、日本特有の商文化(寵愛)に対する対応は全く行っていない。
今の時代、多くの原料メーカーは、問屋商社経由の調達ルートと、受託加工会社や販売会社への直ルートの両方を持っている。
問屋商社からの価格だけが上がり、直ルートの方が安くなれば、必然的に直ルートが選択されるようになる。

原料メーカーは比較的安易に価格を上げれても、販売会社は簡単には価格を上げることができない。競合商品との関係で、売り上げダウンにつながってしまう可能性があるから。
間に入っている受託加工会社も、製造委託先を切り替えられてしまう可能性も生じるため、安易には値上げできない。少し利益を減らしでも、案件維持したい。
だから、仁義より、案件維持を優先されてしまうのだろう。

ぶっちゃけ、弊社の場合、問屋商社さんのランク分けし、単なる寵愛だけでパートナーシップを築こうとされていない問屋商社さんに対しては、比較的冷たい。
まぁ、弊社が値上げするとしたら、上記のような実情も加味し、そういった会社さんから値上げするだろう。信頼関係の差が出るだろう。まぁ、以前にも紹介しましたが、弊社は、価格を安定化しやすいスキームで展開しています。



この円安がさらに進まなければ、原料事業での値上げは、最小限に留めるだろう。

一方、OEM事業に関しては、弊社原料の原価アップが直接的に響いただけでなく、他社の原料の値上げも同時に起こっているため、値上げせざる負えない商品も出てきている。

なかなかしんどい局面です。
うちも、便乗値上げしたいけど、最終的にはマイナスで帰ってくると思うので、決して行えない。便乗値上げでなくても、便乗値上げと捉えられたら、それだけで信用損失でビジネス的にはマイナス。

何れにしても、おそらく、販売会社さんも値上げしづらいから、ギリギリの我慢合戦が続くだろう。
その中で勝ち残っていかなければ!
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プロフィール

博士(水産学) 47歳 富山県滑川市出身  (株)アンチエイジング・プロ COO 現 東京海洋大学卒 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員/博士論文は海洋ゴミがテーマだが、現在は、機能性食品原料を開発。

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