私は、縁あって、様々な会社の原価表を見たり、管理に携わることがありました。もちろん、会社で原価の管理も行っています。OEMに関しては、4社のものを見ています。
内1社は、外資系の販売会社がOEM会社に指定して出させる見積りフォーム(各原料のコスト、工賃、ロス率、利益率など)。億単位のビジネスと言えど、鬼のようなフォーム・・・。

また、原料会社として、販売会社さんと付き合うと、必然的にどのような原価管理や仕入れ方法を行っているかもわかってきます。
先日、勝ち組通販会社さんの仕入れ方法についても触れましたが、OEM会社・販売会社のすべてのことを知っていると、必然的に見えることも多くなってくるので、勝っている秘密まで見えてきてしまいます。
さらに、私の場合、広告関係を始めとした販売方法まで見えてきてしまいます。

ぶっちゃけ、勝っている会社さんは、原価管理がしっかししています。
それだけでなく、P/L管理の仕組みが優れていることがほとんどです。

やっぱり、原価管理は、経営で重要なP/L(Profit&Loss Statement)管理の基本の部分ですからね。

P/Lとは損益計算書のこと。
もう少しわかりやす表現すると、販売価格-原価(仕入れ価格)から粗利を出したり、そこから営業経費を差し引いて営業利益を出したりします。
弊社のような研究開発や品質管理にお金がかかる場合は、そういったコストやその他の固定費などを差し引いて経常利益などを算出していきます。

例えば、このP/L管理ができていないと、人事評価も正当に行われにくくなります。また、研究開発費や広告費の予算配分なども、的確に行いにくいでしょう。
そして、その管理がずさんだと、最悪、赤字なのにもかかわらず売上だけが膨れるケースが生じたり、利益重視し過ぎて競争力がなくなって衰退し、会社が倒産してしまうこともあります。
利益率の基準などは、会社の方針の部分でもあるので、会社の大小に限らず、しっかり管理されている必要があります。

私は、放置してしまいましたが(笑)、FPも持っていましたし、専攻の1つが統計解析(推定統計)だったのもあり、P/L管理を重要視するタイプです。
良くある開発費を採算度外視で使う理系の経営者とも異なります。

これから3回に分けて、OME会社、原料メーカー、販売会社、それぞれの管理について、ポイントを紹介したいと思います。
ちょっと、コンサルっぽい話をさせていただきたいと思います。