原料戦略からの健康食品サプリメント製造業界 生き残り術

浮き沈みの激しい健康食品サプリメン業界で受託製造加工や原料供給を行う栗山雄司のブログ。原料クリエイティブからの商品設計ノウハウ、最新研究データ、機能性表示食品、食品表示法・薬機法・景品表示法、中国を始めとした海外展開の話など

機能性食品素材で介護のない幸せ笑顔あふれる世の中を作ることがです。そのためには、素材の研究開発とマーケット創造の両方が不可欠です。
本ブログでは、その理想像を追い求めながら、その実践で得られた市場での生き残り術を紹介していきます。

マーケット情報や学術情報を集約しながら、会社のフォーミュレーターとして、日々、健康食品サプリメントを作ってます。
近年は、機能性表示食品にも力を入れております。

仕事のご依頼がございまいたら、弊社までお気軽にお問い合わせください。

HMB

剤型を工夫した高用量商品の差別化

今回は、少々テクニカルな内容の記事です。
製造ノウハウ/設計ノウハウってやつです。

近年、シトルリンのOEM案件は、多く頂いております。
そして、ここ最近、非常に増えているのは、シトルリンが1800~3000mgなどという高用量商品です。
ある大手さんの影響。
この流れは、原料仕入れが強い弊社としては、ありがたい流れです。

一方、無茶な要望も多いです。
それは、1カプセルもしくは1粒の設計にしてもらいたいというもの・・・。

例えば、賦形剤も含めて2000mg配合する錠剤ならば、直径2cmくらいのラムネサイズになってしまいます。飲み込めない・・・。
また、ハードカプセルは、米国で流通する000号でも、そんなに入りません。820~1640mgとなっていますが、1500mgが限界でしょう。
まぁ、1カプセル・1粒というのは、ちょい無理があります。

だからと言って、1号カプセルにした場合、頑張っても5~6粒くらいになってしまうでしょう。
それはそれで、かなりコスト高になります。
これだけ高用量になると、最適剤型は、錠剤になります。

私の考え方ですが、カプセルは多くても1日あたり3粒以内の設計にした方が良いです。
コスト的に。
好ましいのは、1日あたり2粒。
日本人の場合、男性向け商品は1号まで、女性向け商品は2号までの大きさが好ましいです。

最適剤型が錠剤の場合、摂取量が多い場合や飲みやすさを改善したい場合、いろいろと工夫する必要があります。

例えば、単なる粉末を用いている場合、エキス末へ変更するのも一手です。
可能であれば、弊社の赤ワインエキスのようにグラス換算できるような、粗原料換算できるエキス末などが理想です。

カプセルは、有効成分の含有量が多く摂取量も少ない様な原料に適しています。たくさん摂らなければならないアミノ酸などは、顆粒か錠剤。もちろん、3000mgを超えてきたら、当然、顆粒が良いです。味付けが面倒ですが。

また、形状を丸錠からラグビー型に変更してみるのもオススメです。

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私は、丸錠だと350mgが飲み込める限界ですが、細長いラグビー型だと500mgでも難なく飲み込めます。
ハードカプセル同様、形状が細長いのでツルンと喉を通りやすいのだと思います。

海外の座薬のようなバカでかい錠剤も、ラグビー型であることが多いのは、同様な理由があるのでしょう。

顧客は、たまに消費者の利便性というものを考えずに商品設計して、そのまま製造に踏み切ってしまいます。
当然、失敗します。
製造側の営業マンは、こういった提案ができて上手く誘導できてこそ一人前。
顧客の言いなりではいけません!

まぁ、女性だったら、小さい方のラグビー型錠の方が好ましいのかな。
今後、我々も研究です。
日々研究、お客様から学ばせていただいています。
感謝です。

原料受託バンク原材料ランキングから見えるもの2019年4月

令和最初の原料受託バンクの原料受託バンクのランキング解説です。

1位 乳酸菌
2位 コラーゲン
3位 プラセンタ
4位 HMB
5位 プロテイン
6位 酵素
7位 DHA ( ドコサヘキサエン酸 )
8位 カテキン
9位 大豆イソフラボン ( イソフラボン 、エクオール )
10位 ヒアルロン酸


>>先々月のランキング
※これ↑は、意外に使えて、毎月のトップ10を遡りながらチェックできるんです。

今月の変化としては、HMBとプロテインが目立ちますね。
アンケートの影響もあるかもしれませんが、今の市場動向を表しているのでしょう。

弊社も、HMBやプロテインの案件が多いです。

ここ数年、運動サポート系の商材が伸びているのは間違えないでしょう。

アンチエイジングという観点では、非常に良いことだと思います。

近年、HMBなどは、Amazonが激戦状態です。
FacebookからAmazonへ誘導したりなど、さまざまな方法で売られています。

プロテインは、言うまでもなく、もっと激戦です。
大手さんの強い商品がたくさん販売されていますからね。
プロテインの市場は、いくつかに分類できると思います。

アスリート・筋肉マニア
日常的なジムワーカー
一時的なダイエッター  など

一般的なジムワーカーさんは、ザバスなど、コンビニでも買える商品を利用していることが多いです。

コアな筋肉マニアは、ホエイプロテインを選ぶことが多く、本物のマニアは海外製品を購入していることが多いです。
コストコで買ったり、個人輸入されたり。

基本、プロテインは高原価です。
50%を超える商品は、たくさん存在します。
一方、リピート率・LTVが高いので、販売側はしっかり収益が出る商材でもあります。商品力が命です。

ちなみに、一時的なダイエッターは、広告に騙されるだけで、プロテインの量やプロテインの種類(ホエイ・ソイなど)も気にしないので、狙われがちです。
原価が安い商品を高く購入していることが多い商材でもあります。
そういった背景から、クリエイティブだけの商材が多いです。

あと、ダイエット向けのパーソナルジムさんなどは、プロテインは儲けどころなので、他社と差別化し、ホエイでなくソイを中心とした天然甘味料にこだわった商品で展開すれば良いのになぁと思っていたりもします。

私が密かに注目しているのは、軽くドーピングしてでも強くありたいニーズに対する商材。
ちょうど、弊社のジオスゲニンのアスリートニーズです。
まさに、ターゲットは、私のようにドーピング検査がないレベルで競技を行っている人です。
意外に、多いんですよね ♪

主にターゲットは男性!だから、精力剤的な滋養強壮の要素も入っていると、喜ばれるんです。
おそらく、シトルリンなどは、そういった隠れニーズで売れているんだと思います。

さて、その他のランキングについてですが、徐々に大手さんの広告が目立ち始めている機能性表示食品の原料が多めに上位ランキングしていますね。

いろいろな商品開発を行っていますが、今後、権威を利用したクローズド向け機能性表示食品というものにもチャレンジしてみたいと考えています。

中国向け案件については、新EC法などの施行などで、すっかり下火になったように見えます。
一方、それは、表向けだけ。
景気の良いところは、まだまだ景気が良いです。
まぁ、逆パターンでレアメタルと同じようなことが起こるんだなぁと思っています。

最後に、会社ランキング。
お陰様で、弊社が1位となりました。
感謝です。
理由は、ペナルティリンク対策で、弊社サイトへの外部リンクから内部リンクへとシフトしたためでしょう。

今後、原料受託バンク内でコンテンツを増やしていくことになるでしょう。
多くの会社さんでコンテンツを増やせば、原料受託バンクの影響力も高まるので、全体的な底上げにはつながっていくでしょう。

あと、このページへのアクセス集中も要因の1つなのかな?
神の怒りが収まり再び幸がもたらされるか?
いいね!の数が多い・・・。

一方、原料受託バンクは、直接的な流入だけでなく、既存顧客の活性化という間接的な効果もあるので、施策の評価が行いにくいです。
実際、既存顧客からの原料問い合わせも多く、弊社原料の採用は増えていますが、原料受託バンクから直接問い合わせは、それほど多くないです。
基本、原料受託バンクからの問い合わせは、一元さんが中心です。

コンテンツを充実させた結果は、採用件数の数字でしか評価しにくいのでしょうね・・・。

ビジネスって、PDCAをどれだけ回すかだと思います。
いろいろ試行錯誤して、結果につなげようとしないと、始まりません。
先日ご紹介させていただいたGoogleでの誰でも結果が出せる施策も代表例です。

令和も、いろいろなことにチャレンジしていきたいと思います。
頑張ります!!

原料受託バンク原材料ランキングから見えるもの2019年3月

恒例の原料受託バンクの原料受託バンクのランキング解説です。

1位 コラーゲン
2位 乳酸菌
3位 プラセンタ
4位 DHA ( ドコサヘキサエン酸 )
5位 セラミド
6位 HMB
7位 プロテイン
8位 大豆イソフラボン ( イソフラボン 、エクオール )
9位 ヒアルロン酸
10位 酵素


>>先々月のランキング
※これ↑は、意外に使えて、毎月のトップ10を遡りながらチェックできるんです。

プロテインを始めとして、今月もアンケートの影響があるようです。

HMBが残ったのは、市場を表しているんだと思います。
今、Amazonでは熾烈な販売競争が行われています。

一方、その他、シトルリン・マカ・葉酸(妊活)などの素材が熱いのですが、ランキングには反映されていないですね。

理由は、Amazon販売系の会社さんはOEM会社に丸投げしてしまうためでしょう。
基本、原料からは探さない。

ただし、HMBに関しては、国内製造の原料を探す会社さんも出てきているので、HMBのランキングは10位以内に留まったのかな?と考えています。

全体的な傾向として
中国色が薄れたかなぁと感じています。
結果、機能性表示食品の色だけが残って強まった。
EC法の影響でしょう。

ちなみに、中国向け商品は、健康食品より化粧品が活発で、OEM(商品輸出)から正規原料輸出へとシフトしています。

水面下では、某中国向け原料メーカーさんが30億円という売上の2~3倍の価格で買収された点など見ると、まぁ、まだまだ中国向けビジネスが好調であることを物語っています。
ただ、既得権益化し、見えにくくなっただけ。

また、面白いなぁと思ったのは、
25位のCBD(カンナビジオール)です。

まぁ、原料も流通し始めたようですし、販路によっては、面白いと思います。
ただし、いつでも撤退できる販路という条件があると思います。
何だかんだで、大麻の抽出物ですから、いつ食薬区分を変更されるかわかりません。効く成分ほど医薬品区分に変更されますから。

最近、NMNやCBDなど、食薬区分が際どい成分の案件が多いです。
市場も飽和しつつあるので、ハイリスクハイリターンの素材で一発逆転を狙っている会社さんも少なくないのでしょう。

海外の市場を見ていると、ナチュラル志向と機能性だけの添加物の二極化が進んでいます。
弊社の大豆由来フェリチン鉄:まめ鉄も、ナチュラルプロダクツエクスポ2019で紹介された情報発信を行ったのが影響しているのか、ナチュラル系の販売会社さんからの問い合わせが多いです。
弊社が相性の良いレモン果皮由来葉酸も取り扱っているからでしょう。

弊社原料のサブテーマは、ナチュラルファーマシューティカルですから、同時に両方のニーズを満たしていこうというものです。
現在、実は、かなり輸出に力を入れています。
社員も知らない機密性の高い案件が複数あります。
やっぱり、日本の場合、英語というツールがあるだけでチャンスは広がります。
今後の展開が楽しみです。
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博士(水産学) 45歳 富山県滑川市出身  (株)アンチエイジング・プロ COO 現 東京海洋大学卒 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

営業は天職、通販化粧品会社や広告代理店での所属経験がある異色のコンサルタント。
博士論文は海洋プラスチックごみがテーマ。
プロフィール詳細は、カテゴリー最下段より。

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