健康食品サプリメント市場の理想像・未来像 by 博士マーケッター

勝ち残る健康食品サプリメントをテーマに受託製造加工・原料供給を行う栗山雄司のブログ。原料クリエイティブからの商品設計ノウハウ、最新研究データ、機能性表示食品、食品表示法・薬機法・景品表示法の話など

健康食品サプリメントを利用して介護のない幸せ笑顔あふれる世の中を作ることがです。そのためには、アンチエイジングをベースとしたセルフメディケーション;予防が不可欠です。
本ブログでは、その理想像を追い求めながら、市場の未来を予測しつつ、勝ち残っていける商品作りを追求し続けています。

マーケット情報や学術情報を集約しながら、会社のフォーミュレーターとして、日々、健康食品サプリメントを作ってます。
近年は、機能性表示食品にも力を入れております。

仕事のご依頼がございまいたら、弊社までお気軽にお問い合わせください。

CBD

原料受託バンク原材料ランキングから見えるもの2019年8月

恒例の原料受託バンクの原料受託バンクのランキング解説です。

1位 コラーゲン
2位 乳酸菌
3位 プラセンタ
4位 モリンガ
5位 カルシウム
6位 DHA
7位 大豆イソフラボン
8位 プロテイン
9位 CBD
10位 ヒアルロン酸


>>先々月のランキング
※これ↑は、意外に使えて、毎月のトップ10を遡りながらチェックできるんです。

さて、8月のランキングは、まぁ、ぼちぼち変化がありましたね。

2位と3位の入れ替わりは、単に先月解説したプラセンタのメディアの影響がなくなったためでしょう。
シンプルな理由。

モリンガやプロテインがずっとランキングし続けています。
まぁ、プロテインは、なんとなく理解ができます。

一方、モリンガは、大手さんが手掛けているため、市場規模以上に注目されているように感じてしまいます。
まぁ、今後の市場動向に注目です。

全体から見えること 混沌。
どこも悩んでいる。

市場が大きく売れている商品は、利益率が低く儲けにくい。
しかも、新規参入ほど市場が伸びていないので、通販は広告費用対効果だけが悪くなり新規顧客の獲得も大変。
だからと言って、なかなか起死回生の素材はない・・・。

そして、何と言っても、ビジネスのライフサイクルが短くなりすぎて、勝ちモデルがすぐに陳腐化してしまう。


今回は、そんな市場の苦悩 が現れているような感じがします。
だから、リスクがあっても勝負されるのでしょう。
まぁ、機能性表示食品も、必ずしも広告費用対効果が良いとは限りませんからね・・・。

実は、こういったランキングに表れない部分に勝ち素材は存在しているんですけどね・・・。
露出が大きい素材は、必ずしも儲かるとは限りませんからね。
本当に儲かる情報は、隠される時代になりました。

持論 群がってしまった素材では儲からない!

さて、話はランキング解説に戻り・・・
次に、アンケートの影響もあるCBD については、コメントが難しい。

ハイリスクハイリターン なビジネスであることは、間違えないと思います。
由来が何であれ、食薬区分で薬と判断されれば、流通できなくなるだけです。

そうは言いつつ、弊社も試作までは行っているのだが・・・。

何れにしても、ヒメツルニチニチソウ の事例は、忘れてはいけない。
いきなりビンカミン高含有の原料が市場から無くなりました。
全草は非医薬品でも、ビンカミンは医薬品(誘導体であるビンポセチンも医薬品)。

基本、有効性の強い成分は、医薬品指定される可能性が高いと考えた方が良いでしょう。

一方、11位 NMN ( ニコチンアミド・モノヌクレオチド )は、帝人さんの事例があるため、微妙なラインです。
輸入原料では、未だ正規通関できた事例を聞かない。
登録原料メーカーがゼロなのに、11位なのは、前代未聞!
問い合わせも多いので、弊社は、中国向け限定でOEM供給しようか迷っている。
日本向けには、基本、正規通関された原料のみに限定しようと思う。

現在、食薬区分上、その他(化学物質等)に記載される方向性で進んでいるような感じがします。正規通関は、その記載後だろう。
一方、中間原料で仕入れてNMNに合成したり、国内精製してしまうと、国内製造原料になるだけでなく、植物検疫というフィルターも無くなる。
そのグレーゾーンで商売している会社さんも存在するのだろう。

CBDほどリスクはないが、リスクがあるのは間違えないだろう。
何れにしても、供給する会社が、どこまで担保するか?だと思います。現段階において、品質は担保できても、食薬区分の部分まで保証する会社はないだろう。

まぁ、NMNの場合、もう米国の安い商品がAmazonで出回り始めいてるので、また別の問題も出てきています。


原料価格を50万/kgで計算しても、ほぼ原価です。おそらく、原料を安く買うため、数百kg単位で原料仕入れされているのでしょう。結局、中国製造の添加物原料の末路、

こんな商品が市場を独占してしまうと、日本の企業は、どこも儲からないです。

以前にも話しましたが、今、日本市場の本当の敵の存在が大きくなり始めています!



たまらんですよ・・・。
個人輸入品や海外輸入品は、日本の関連法規をすり抜けて入ってきてしまいます。
そして、困ったことに・・・消費者は、リスクを理解しないで購入してしまうので、こういった商品の売上が伸びてしまう。
リスクがあっても、安ければ選ばれてしまいます。

実際問題、上記ページでも、遊びでジェネリックのレビトラのアフィリのリンクを貼っておいたら、数個売れているし・・・。
リスクがあっても選ばれてしまう実際を物語っています。
重篤な副作用など、事故が起こっても自己責任なのに・・・。

これは、グローバルで価格勝負していける強力な商品が個人輸入品や海外配送品で簡単に購入できるようになっちゃうと、日本市場がすべて食い荒らされてしまうことを物語っています。

今、その問題が、健康食品サプリメント市場にも起こり始めているのです。
このままでは、日本のサプリ市場は、中国原料のアメリカ製造品(大量製造品)に独占されてしまうだろう。

行政も、国益というものも加味しながら、何らかの対策を早急に講じてもらいたいものです。
どうせ、Amazonも日本に法人税を払っていない訳だし・・・。

【追記 15:17】

消費者庁さんも、対応していただいているようです。

なお、こういった国境を超えた戦いの場合、優れた日本の独自技術を活かした対策が不可欠になってくるだろう。
それは、中国向け商品戦略でも同じことが言えます。本質は同じなのだろう。

いくつかの方法があります。
弊社は、それをコツコツと実行していくだけです。

最後に、長くなっちゃったので・・・
会社ランキングについては、後日、改めて解説してみたいと思います。
申し訳ありません。
<(_ _)>

原料受託バンク原材料ランキングから見えるもの2019年6月

恒例の原料受託バンクの原料受託バンクのランキング解説です。

1位 コラーゲン
2位 乳酸菌
3位 プラセンタ
4位 モリンガ
5位 プロテイン
6位 松樹皮
7位 ヒアルロン酸
8位 酵素
9位 DHA ( ドコサヘキサエン酸 )
10位 セラミド


>>先々月のランキング
※これ↑は、意外に使えて、毎月のトップ10を遡りながらチェックできるんです。

今回のランキング変動は、10位以内だとコラーゲンと乳酸菌の入れ替わりが目に付きますね。

フィッシュコラーゲンの供給タイトな状況と高騰している状況が影響しているのでしょうね。
なので、絞り込み条件ランキング1位は「由来:魚」です。

また、プロテインは、定着しそうな感じもしますね。
そして、このプロテインに引き上げられたのは14位の山芋でしょう。
じゃなきゃ、弊社独占に近い山芋のカテゴリーはこんなに上がらんです(笑)でも、採用が増えているのは事実です。伸びている素材であることは、間違えないです。

ちなみに、4位を維持したモリンガ、少し市場が伸びそうな気配があるのでしょうか?

弊社は、同じスーパーフードで緑系素材のスピルリナの方の問い合わせの方が増えています。

全体的に、機能性表示食品に関わる原料のランキングは高いようです。
ここ最近、多くの商品が受理されているからでしょう。
でも、どれも同じような商品ばかりなのですが・・・。

30位以内では、29位のCBDは、市場動向を示しているなぁと思います。弊社も、問い合わせが多いです。

ちなみに、弊社としては、大麻由来の原料まで怖くて使えない・・・。
最近、市場に出てきたオレンジ由来のCBDを支給してもらって、油に溶いてスポイドボトルに充填するだけです。
意外に、その油充填加工を行ってくれる会社さんが少ないのも現状です。

今後は、厚生労働省がCBDをどのように取り扱うか次第です
ビンカマイナー(ヒメツルニチニチソウ)のようにビンカビン高含有の原料は流通できなくなってしまうのか、今後の動きに注意しなければなりません。
また、大麻由来のCBDは、THC含有の問題以外、センナ茎以上に、葉の混入が大きな問題になってきます。THCが検出しなくても、粗原料で葉が混じっているとアウトです。通関時、葉が混入していないことの何らかの情報を求められる可能性もあります。
そう考えると、大麻由来のCBDを国内流通させるのは、ハイリスクハイリターンかもしれないが、リスクが高過ぎると思います。

会社ランキングに関しては、3ヶ月連続で弊社が1位でした。
<(_ _)>
感謝です。
モンスター級の資料が存在するので、その影響も大きいようです。

一方、弊社へのアクセスは、見込み客は原料顧客の問屋さん商社さんや受託加工会社さんだけであり、他社と異なり、OEMを中心とした競合会社さんからのアクセスが多いものと考えております。
だから、売上にも直結しにくい(笑)
アクセスし切って、もうぼちぼち落ち始めるかなぁとも予測しています。

まぁ、もうボチボチ、販促を兼ねた爆弾💣も落とそうかなぁと企んでいますが・・・。
もうしばらくの我慢です・・・。

夏以降非常に楽しみです。

最後に、最近の市場は、CBDやNMNなど新しい素材に飛びつく傾向があります。弊社の大豆由来フェリチン鉄も当てはまります。
まぁ、この傾向は、新しい素材が不在であることを意味しているのでしょう。
なかなか良い新規原料って、無いものです。
これは、米国市場でも同じだったりします。
素材開発の面でも、かなり成熟した市場になりつつあることを表しているんだと思います。

日本市場は、米国市場よりちょっと遅れた形で動向が反映されていきます。なので、米国市場は、日本市場の先を読むための良い参考情報になります。
先を予測して、先手を打っていく必要がありそうです。

原料受託バンク原材料ランキングから見えるもの2019年3月

恒例の原料受託バンクの原料受託バンクのランキング解説です。

1位 コラーゲン
2位 乳酸菌
3位 プラセンタ
4位 DHA ( ドコサヘキサエン酸 )
5位 セラミド
6位 HMB
7位 プロテイン
8位 大豆イソフラボン ( イソフラボン 、エクオール )
9位 ヒアルロン酸
10位 酵素


>>先々月のランキング
※これ↑は、意外に使えて、毎月のトップ10を遡りながらチェックできるんです。

プロテインを始めとして、今月もアンケートの影響があるようです。

HMBが残ったのは、市場を表しているんだと思います。
今、Amazonでは熾烈な販売競争が行われています。

一方、その他、シトルリン・マカ・葉酸(妊活)などの素材が熱いのですが、ランキングには反映されていないですね。

理由は、Amazon販売系の会社さんはOEM会社に丸投げしてしまうためでしょう。
基本、原料からは探さない。

ただし、HMBに関しては、国内製造の原料を探す会社さんも出てきているので、HMBのランキングは10位以内に留まったのかな?と考えています。

全体的な傾向として
中国色が薄れたかなぁと感じています。
結果、機能性表示食品の色だけが残って強まった。
EC法の影響でしょう。

ちなみに、中国向け商品は、健康食品より化粧品が活発で、OEM(商品輸出)から正規原料輸出へとシフトしています。

水面下では、某中国向け原料メーカーさんが30億円という売上の2~3倍の価格で買収された点など見ると、まぁ、まだまだ中国向けビジネスが好調であることを物語っています。
ただ、既得権益化し、見えにくくなっただけ。

また、面白いなぁと思ったのは、
25位のCBD(カンナビジオール)です。

まぁ、原料も流通し始めたようですし、販路によっては、面白いと思います。
ただし、いつでも撤退できる販路という条件があると思います。
何だかんだで、大麻の抽出物ですから、いつ食薬区分を変更されるかわかりません。効く成分ほど医薬品区分に変更されますから。

最近、NMNやCBDなど、食薬区分が際どい成分の案件が多いです。
市場も飽和しつつあるので、ハイリスクハイリターンの素材で一発逆転を狙っている会社さんも少なくないのでしょう。

海外の市場を見ていると、ナチュラル志向と機能性だけの添加物の二極化が進んでいます。
弊社の大豆由来フェリチン鉄:まめ鉄も、ナチュラルプロダクツエクスポ2019で紹介された情報発信を行ったのが影響しているのか、ナチュラル系の販売会社さんからの問い合わせが多いです。
弊社が相性の良いレモン果皮由来葉酸も取り扱っているからでしょう。

弊社原料のサブテーマは、ナチュラルファーマシューティカルですから、同時に両方のニーズを満たしていこうというものです。
現在、実は、かなり輸出に力を入れています。
社員も知らない機密性の高い案件が複数あります。
やっぱり、日本の場合、英語というツールがあるだけでチャンスは広がります。
今後の展開が楽しみです。
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博士(水産学) 45歳 富山県滑川市出身  (株)アンチエイジング・プロ COO 現 東京海洋大学卒 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

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博士論文は海洋プラスチックごみがテーマ。
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