年明け、新宿を歩いていて、改めて感じたこと。
今年は、高級ダウンを着ている人が多い。カナダグース、モンクレール、タトラスなど。

そして、ネットでは、もうカナダグースが古着屋で大量に出回っている。
日本人の流行に流されやすく、熱しやすく冷めやすい性格を表している。

ついつい、物の価値って何なんだろう?と思ってしまう。

極論を言うと、ユニクロのダウンと比べると、デザインや機能性にどのくらいの差かあるだろうか?

高い洋服を着て自己満足している感をどうしても感じてしまう・・・。
おそらく、SNSで自己表現(情報発信)する文化が影響しているんだろうと考えています。

物の価値とは面白い。

ブランドという付加価値が付くと、商品力以上の価格で販売が可能になる!

アパレル関連に限らず、化粧品にも同様な要素がある。
まぁ、化粧品は、二極化しているのだが。

健康食品には薄い要素である。
原価率が高めの勝負になりやすい所以だと思います。
まぁ、健康食品のブランディングは、エビデンスの蓄積や安全管理などでイメージアップを行っていく手法に限定されるのだろう。

健康食品は、どちらかというと商品を売るのではなくコンセプトを売る感じが強く、

企業の姿勢という表現し、ブランディングしていくものなのかもしれない。

市場が成熟すると、マーケティングを行っていく上で、ブランディングというものも意識していかなければならないのだろう。
今後、その点を検証していければと思っています。

<ここからは雑談>
ちなみに、私は、ここ数年、古着が多い。
覚えてもらってナンボというポジション、他人が着ていない洋服という自己表現を意識している(笑)ので、どうしても古着が多くなってしまう。
ブランド品はデザインが優れている物も多いので購入することも少なくないが、スリムなものも多いので、ゴツい私は買って後悔することも度々ある。

また、年々、プライベートとビジネスの洋服が近づきつつある。
ビジネスがカジュアルになり、年齢と共にプライベートが堅くなるので、仕方ないのだろう。

今後、私は、少しフォーマル感を強めていこうと考えています。
スニーカーの頻度は減らし、ネクタイも着けていく予定。特に、ウィンターシーズン。
(でも、デニムは、譲らん。)
昨年5月、ジュネーブでの展示会でヨーロッパのビジネスファッションを目にして、いろいろ感じた。また、ベルギー発のフォーマルのファストファッションなども目にしました。また、アメリカでは、日本の半値近いブランドの存在も確認している。
今年は、いろいろ発見したものを活用しながら、ヨーロッパで感じたものを表現していこうと思います。