ただ今、長岡市のショッピングモールに家族で訪れています。
ここ数年、地方のショッピングモールを訪れる度に感じることがあります。それは、タイトルの「均一なサービス提供」というものが日本全国で進んでいるんだぁということです。

過去、我々の高校時代は、欲しいブランドの洋服は、わざわざ東京に訪れても購入していました。メンズファッション誌を読みながら、欲しい欲しいと思っていました。
ちょうど私の世代は、Shipsが出始め、BEAMSが全盛期へと向かう時期でした。あと、今はないトランスコンチネンツなども人気でした。その後、大学時代(大学院時代を含む)になると、ポールスミスが表れ始めました。
当時、東京に住んでいた私は、それほど魅力を感じなくなりつつありましたが、地方では、手に入らないブランドばかりです。

今や、日本の人気ブランドは、日本のどの地域に言っても、それなりに購入できます。まして、ネットの直販を行っているブランドも増えているので、ここでしか買えないという限定感のあるブランドは激減しました。まぁ、日本のファッションも均一化した訳だが・・・。
アパレルに限らず、飲食店でも同じようなことが言えると思います。
ビアードパパは、最初、渋谷駅前でしか購入できなかったし・・・コージーコーナーも、昔、店舗数は少なく、チーズケーキスフレも差し入れると喜ばれた。
こういった時代になると、均一なサービス提供が全国レベルで実践できていても、市場には飽和感が出てきます。

市場って、そんなものなのでしょうねぇ・・・。
ちょっと寂しい・・・。
まぁ、だから私は、個人輸入や並行輸入品に走っちゃうのかな・・・。

例えば、アメリカンイーグルは、国内で店舗展開が進んだおかげで、限定感がなくなり、魅力を感じなくなった・・・。まぁ、まだまだ限定感があるブランドだけど。

そういった飽和しつつある市場の中、店舗展開をし過ぎて、失敗した例も出てきています。
例えば、クリスピードーナッツ。
今後、一風堂も、そうなるんでは?とも感じています。

大きく展開していくためには、商品力や飽きさせない提案力も求められるのかなぁと感じています。
また、適度な限定感って大事なんだと思います。

健康食品業界も同じだと思います。
飽和度は、似たような状況になってきています。
どこでも買えるものは、それ程、魅力を感じさせないでしょう。今後の商品戦略では、ここでしか買えないという限定感を如何に演出していくかが重要になっていくでしょう。
我々のミッションは、常に新しく良いものを提供していくこと!
頑張らないと!