健康食品サプリメント市場の理想像・未来像 by 博士マーケッター

勝ち残る健康食品サプリメントをテーマに受託製造加工・原料供給を行う栗山雄司のブログ。原料クリエイティブからの商品設計ノウハウ、最新研究データ、機能性表示食品、食品表示法・薬機法・景品表示法の話など

健康食品サプリメントを利用して介護のない幸せ笑顔あふれる世の中を作ることがです。そのためには、アンチエイジングをベースとしたセルフメディケーション;予防が不可欠です。
本ブログでは、その理想像を追い求めながら、市場の未来を予測しつつ、勝ち残っていける商品作りを追求し続けています。

マーケット情報や学術情報を集約しながら、会社のフォーミュレーターとして、日々、健康食品サプリメントを作ってます。
近年は、機能性表示食品にも力を入れております。

仕事のご依頼がございまいたら、弊社までお気軽にお問い合わせください。

通販

弊社の分岐点:レスベラトロールブームからの軌跡

以前、私自身の分岐点について、記事で紹介しましたが、弊社にも、いくつもの分岐点が存在します。小さいのも、大きいのも。



まず、2011年の3月11日と6月12日。
3月11日は、言わずと知れた大震災の日。

私は、11日の14:46は、顧問をさせていただいていた湘南美容外科さんでの打ち合わせを終え、日本橋でコールセンターのダーウィンズさんと一緒にいました。

そして、6月12日は、NHKでレスベラトロールの番組の放映日です。
レスベラトロールのブームが起こった日です。
大きな分岐点となっています。

なぜ11日とセットなのか?
私の持論ですが、レスベラトロールブームは、震災があったからこそ、長寿や健康へニーズが増したため、起こったのだと考えています。
放映だけでは、ブームは起こらなかったと考えています。

弊社は、このブームで得たお金を研究開発費に投じました。28日反復毒性試験、小核試験、ヒト臨床試験の3つだけで2000万円近くも投じています。
そのため、弊社の原料(赤ワインエキス末)が今でも選ばれ続けているのです。

それだけではなく、リナイスさんと組んで、プロテオグリカンという素材にも投資していました。弊社は、数年毎に新原料を投入し続けもしています。

原料メーカーって、こういったブームが起こると、経営者が儲かった金を自分に入れちゃって、ブームが起こった素材に対して投資しなくなるんだけど、それはブームが一気に終息してしまう理由でもあります。
一方、弊社は、赤ワイングラス換算で副材としての市場拡大の道を探ったり、二段発酵製法のような新たなクリエイティブを創造したり、研究開発に限らず、様々な投資を行ってきました。それは、今でも続いています。

次の分岐点は、2013年の7月。
WebでのOEM顧客の集客を始めた時です。
原料とコンサル中心の業態を見直した時でもありました。
実は、一番苦しい時でもありました。

ちょうど中国OEM(主に酵素商品)の波も来たので、タイミング的には非常にラッキーでした。
中国の方々は、主にWebを利用してOEM先を探したため、多くの問い合わせがありました。
10件の問い合わせ中、1件決まれば良い方でしたが、2014年、弊社は年間100商品ほど新商品を作りました。
その時に作った商品は、今でも弊社の売上のベースになっています。

コンサルを徐々に辞め始めせてもらって、徐々にOEMが忙しくなって、いつの間にか、原料営業まで止めていました。まぁ、今のスタイルです。

見直した理由は、社員が活き活き働ける環境を作りたかったから。

弊社は、効率性だけを追い求めると、実働は私だけ、原料事業に特化して、社員は受発注担当のパートさんだけという体制になっちゃうでしょう。
でも、それでは面白くなし、会社も大きくならない。

あと、既得権益を守ろうとする原料営業のドロドロさにも嫌気が指していたのもあるのかな・・・。

この業界は、裏切りや不義理の多い業界です。競合による引き抜きも多く、以下の記事の通り、離職率の高い会社ほど経営は安定していません。

原料営業を止め、OEM比率を高めれば、ドラスティックなビジネスが構築され、自ずとドロドロから抜けれます。無駄な時間が減ります。

ちなみに、近年は、顧客の層が変化してきています。市場の成熟と共に、新規参入の量も減っています。新規参入して、勝てる人達も変化してきています。
今まで通りのやり方では、上手くいかないでしょう。衰退するだけ。
だからと言って、リスティングなどの広告費を投じても、なかなか成果は出ないでしょう。

これから、いくつかの新たな戦略が始まります。
これらの1つでも新たな分岐点になればと考えております。
さぁ、がんばろっ!!

1人で原料事業:それが弊社の強さ!

ここ1年くらい、輸入だけでなく、原料輸出事業に力を入れています。
ここ数ヶ月は、毎朝、英語のメールが何通も届く日々です・・・。
相変わらず、私一人だけで貿易事業。
輸入だけでなく、輸出が増えたので、めちゃ大変になっているのですが・・・。

もちろん、それは、
事業の幅を広げつつ、売上を伸ばすため!

やっぱり、日本の健康食品サプリメント市場を見て見ると、新規参入は減っており、市場が伸びているかというと微妙な状況です。特に、ネット通販は、Amazonビジネスの影響で、誰も儲からない構図が出来つつある。
また、未だ中国の案件がかろうじて残っているので、製造系の会社だけは伸びを見せています。
弊社も、その1つだろう。
まぁ、かろうじても残らなかった会社や最初から獲得できなかった会社は、落ちているケースが多いだろう。

一方、中国案件の特性を考えると、何れ日本製造から中国製造に切り替わっていくだろう。
運良ければ、日本製造の原料だけが生き残る。
同朋主義の国ですから。(詳細は先日の記事の通り)
日本製造の切り口で一度売れたら、中国製造に変えても、中国の消費者は気づきません。
私は「それは時間の問題」と、かなりシビアに考えています。

原料については、コツコツと育成されているので、多くのお客様に選んでもらっています。採用数も、着実に伸びています。
原料納入調査書の作成数も増えている・・・。
ここも、営業だけでなく、仕入れ先開拓、輸入実務、資料作成、特許申請や研究開発など、配送オペレーション以外、私一人での運営なのですが、一人で十分。こればかりは、誰も真似できんだろう。

実際、原料メーカーでも、1原料1担当制 で運営している会社もあるが、それは、理にかなっているだろう。1つの原料に集中して力を注げる。
その代わり、担当者以外、その原料について説明できなくなるデメリットもあるだろう。
私の場合、複数の原料を同時に担当し(複数原料1担当制)、医師や研究者と交流しながら研究開発費の予算割までしている訳だから効率が良くて当然です。
情報が一人に集約し、総合的な判断ができるためです。

これだけ効率化して、そこで削減された人件費を研究開発費に投じていくのが弊社の原料事業の特徴。

中小企業の場合、組織を大きくすると良いことばかりではない。
仮に工場を持っても、本社機能はコンパクトな方が良いと思う。

現在、同じことを海外相手にも行い始めた。
基本、気心が知れた米国エイジェントの存在がないと成り立たないですが・・・。
改めて、パートナーシップって大事だなぁと感じています。

まぁ、OEMの方も、原料の情報発信に伴い、安定的に問い合わせがあります。オペレーションさえ的確に行ってもらえれば、非効率な飛び込み営業や電話営業をしなくても定期的に新規案件を獲得できるだろう。
ある意味、完成形。
後は、サイトの定期的メンテと定期的に発信できる原料情報を作っていくだけです。

でも、これで満足したくはない。
だから、原料輸出事業にもチャレンジしました。

目標を持ってチャレンジし続けないと、人生は面白くない!

それに尽きます。
これからもトライし続けます!

個人名や偽名による事業展開と黒い広告

近年、EC系の事業を中心に、経営者の考え方が変化してきています。
インターネット業界の特徴なのか? 若い経営者の特徴なのか? 継続的かつ長期的なビジネスでの展開があまりなされないです。

会社を潰したり、事業の売却したり

を簡単に行っちゃいます。

そのため、ECでは、ブランドを育てる感もなく、半分投資のような感覚で事業展開される会社さんも少なくありません。だから、健康食品サプリメント事業では、商品にも想い入れがない。
まぁ、世のビジネスライフサイクルが短くなりつつあるのも影響してしているのだろう。

さて、前置きはここまでで本題に入るのだが・・・
こういった経営者の変化の中、EC系サプリメント市場では、ある変化が起こっています。

それは、タイトルの通り、

販売者を個人名

で記載する販売者さんが増えているという変化です。
Amazonの商品も、個人名も、屋号と個人名だけだったりもする。

まあ、食品表示法など関連法規上、問題ないのだが・・・。

今までは、個人クリニックの医師が個人名を利用するケースは多かったです。
でも、ほとんどの方は、LLCでも法人を立ち上げ、販売者を法人として展開されていました。

そこで、我々は、疑問点も生じています。
この名前は、本当の名前?

偽名 という可能性もあるのです。

偽名を使うメリットしては、

広告関係でブラックリストに乗っても別名で展開できる
景品表示法や薬事法で摘発されても捕まりにくい
脱税しやすい などなど


黒い広告で展開するには、ちょうど良いのです。
最近、黒いビジネスを行う方々だけでなくネット系全般で偽名を使う方が増えているのも事実です。

場合によっては、製造者は、撒き沿いを食う可能性もあります。なので、今後、相手を見て確認を取っていく必要があると思います。

我々も、偽名が使われる可能性を認識し、対応していかなければならないのです!

皆さんも、注意してください。

まぁ、ここからは、余談になりますが・・・

ネットの社会は、嘘が多いです。
学歴を詐称している人もいれば、存在自身が嘘という人もいる。
例えば、医師を装ってガン商品のアフィリエイト広告を行っていたアフィリエイター。ステルスマーケティングですね。





まぁ、ネットの社会に限らず、学歴詐称している人なんていっぱいいる。
特に経営者に多い。
私も経験があり、UCLAと公言していても卒業はしておらず、高校も中退で、最終学歴:中卒だったという方もいらっしゃる。海外の大学は、入学が簡単でも、卒業が難しい。
私が言うと角が立つかもしれないが、学歴なんて、全く関係ない。学歴なくても、りっぱな経営者はたくさんいる。

こういった背景もあり、医師監修の記事などでは、監修者の時系列に示された学歴や経歴が求められたりするようになっています。

嫌な世の中です。

ネット社会の闇の部分なんでしょうね・・・。
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成熟する健康食品サプリメント業界、勝てるセオリーで商品を作り、業務は効率化する!が非常に重要になってきております。是非、参考にしていただければと思います。
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プロフィール

博士(水産学) 45歳 富山県滑川市出身  (株)アンチエイジング・プロ COO 現 東京海洋大学卒 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

営業は天職、通販化粧品会社や広告代理店での所属経験がある異色のコンサルタント。
博士論文は海洋プラスチックごみがテーマ。
プロフィール詳細は、カテゴリー最下段より。

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