予防医療で介護なし!アンチエイジングライフ研究所★栗山雄司

年中、健康食品やサプリメントの製造や販売に関わっている代替医療事業クリエイターのブログです。医療機関向けサプリメントを得意とし、エビデンス型の商品開発を重要視しております。健康メディア用コンテンツ提供、騙されない健康食品の選び方や競技空手・ボクシングの格闘オヤジ日記、新宿ランチ紹介も。

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機能性表示食品

原料受託バンク原材料ランキングから見えるもの2018年11月

恒例の原料受託バンクの原料受託バンクのランキング解説です。

1位 コラーゲン
2位 乳酸菌
3位 プラセンタ
4位 セラミド
5位 ヒアルロン酸
6位 高麗人参
7位 DHA ( ドコサヘキサエン酸 )
8位 モリンガ ( ワサビノキ )
9位 アスタキサンチン
10位 エラスチン


>>先々月のランキング
※これ↑は、意外に使えて、毎月のトップ10を遡りながらチェックできるんです。

今回は、アンケートの影響が大きいですね。
ここまで大きな影響があると、市場性を反映しなくなるという問題が生じてきます。

そうはいっても、上位5位までは、定番中の定番。
全体的に、中国案件は薄まり、機能性表示食品の傾向だけが残っている感じがします。

むしろ、面白い動きをしたのが8位のモリンガです。

メディアの影響も大きいようなので、一時的なランクインの可能性もあります。
非常に難しい市場、というのが率直な感想です。

9月以降、Googleアルゴリズム変更の影響からか、大手のプレスリリースなどメディアの影響を受けやすくなっているように感じています。

例えば、11位のプロテオグリカンなどは、先日も紹介したサントリーさんのCMや資生堂さんの機能性表示食品のプレスリリースの影響を大きく受けているでしょう。まぁ、私の記事も、極極わずか、影響しているかもしれないですが・・・。
そして、化粧品より健康食品の方が紐づきが強い傾向も見られます。

こういった変化を見ていると、原料マーケティングのセオリーも変化しそうです。

一方、メディアの露出度と市場の規模・伸びというものは、あまり相関しません。露出が多過ぎると、無駄に競争が起こり、市場のLTVが下がってしまいます。
コエンザイムQ10を代表とし、最近では、HMBや酵素などにも当てはまります。
目立たないけど、非常に大きな市場が築けているケースも少なくありません。むしろ、原料メーカーは、そういった安定市場を形成させた方が賢いです。

例えば、ルテインや核酸を筆頭とし、プラズマローゲンなども、当てはまるでしょう。主に、クローズドの販路で市場が伸びている。
意外にユーグレナもそうだったりする。
こういった素材は、このランキングにはランクインしにくい。

やっぱり、新素材の市場形成は、クローズドから成長した方が大きな市場に成長しやすいのだろう。その反面教師がアスタキサンチン。
良い素材なのに勿体無い・・・。

まぁ、こういった背景もあり、次の新素材は、クローズドマーケットから攻めたいと思っている。
もちろん、クローズドの販売に適しているジオスゲニンも、もう少し、クローズドの販路開拓を行っていかなければならないだろう。

こういった点がインターネットマーケティングの欠点であり、人の営業力で補わなければならない点なのだろう。

結局、インターネットマーケティングは、メリットもデメリットもある。
ドライな零細EC系企業を集めるには適してるが、中堅クラス以上の顧客を集めるには適していない。まぁ、私の経験でも、たまに中堅クラス、いや大企業が引っかかることもある。それはラッキー。
そこを認識しながら、上手くマネージメントしていくことが重要なのだろう。

ちなみに、弊社が代理店を行っているホルスさんも原料受託バンクに登録し、今月は、いきなり20位。
おそらく、営業効率は高まるだろう。
プラセンタがランクアップした一因も、そこにあるだろう。

そして、来月には10位以内にランクインするだろう。やっぱり、プラセンタ医薬品の原料も供給している会社のブランド力は強いですから。
来月、どう変化するか、楽しみにしていましょう。

特許法改正後における健康食品の特許戦略

特許に関しては、何度か記事にしておりますが、そういった記事を書いてきた背景も含めて、改めて記事を書いてみます。

2016年に特許法が改正され、食品の用途特許が認められるようになりました。

「食品の用途発明に関する審査基準」、「特許法条約への加入等を目的とした特許法等の法令改正に伴う審査基準」、「特許権の存続期間の延長登録出願に関する審査基準」の改訂について(特許庁 平成28年3月23日)

そして、機能性素材を取り扱う健康食品の特許戦略でも、大きな変化が生じています。

食品の機能性を知的財産として特許化できるようになり、メーカー同士の競争が激化しています。

特に、平成27年4月より機能性表示食品の制度が始まり、用途特許の有効性というものが格段に高くなっています。

私が特許戦争の現場にいながら感じること。

請求項の文言なども変化
→機能性表示食品のヘルスクレームで特許が有効に働くように

製法特許と用途特許の組み合わせが有効
→原料メーカーは、不用意に製法詳細を開示してしまうと、製法に絡めた用途特許が取得されてしまう可能性が

前者は、当然でしょう。
病気の疾患名などで申請されるより、もう少し幅広い機能として申請されれば、機能性表示食品の範囲に入ってきます。

あくまで、機能性表示食品は、疾患の治療や予防の目的でないことが明記されていますので、その疾患の治療や予防の領域に入らないような請求項にする必要性が出てきます。

薬機法というものがありますので、原則、効果効能は謳えません。

さて、今後、グレーゾーンの表示を行っている商品が用途特許の侵害に該当するか? また、疾患名で取得されている用途特許がどこまで有効性を示すのか?など、判例などをチェックしていく必要があるかと思われます。

後者については、ぶっちゃけ、製法を絡めた方が、新規性を打ち出しやすいので、特許は取得しやすくなるでしょう。
いくつもの特許申請の経験がないと、なかなか理解できないこと。

そのような状況になってくると、品質管理以外の目的外使用を秘密保持契約書で縛っていかなければ、致命的な特許を取得される可能性が出てきます。

下町ロケットのように、急に莫大な金額の特許料を請求されたり、販売の差し止め請求が行われてしまう可能性が生じます。

顧客にも迷惑がかかってしまいますし、特許によって会社が傾きかねません。

そんな危険性も生じているのが、2016年の特許法改正であることが、徐々にわかってきました。
原料メーカーも、すぐに対応が必要です。
商社さんや問屋さんを隠れ蓑とする会社さんも出てきています。ほんと、注意が必要です。

弊社も、秘密保持契約書の締結を、情報開示の条件とし始めています。
なかなか難色を示す企業さんもいらっしゃいますが、今回の記事の通り、品質管理以外の目的外使用が行われないよう企業防衛は絶対に必要です。
その点は、ご理解いただければなぁと思っております。

参考:
特許の簡易調査方法とチェックポイント&注意点

プロテオグリカンのドリンク案件

先週は、プロテオグリカンの問い合わせが多い一週間でした。
特に、ドリンク案件で。

サントリーウエルネスさんのリフタージュの新CMの影響もあるでしょう。
やっぱり、テレビの影響は大きいです。
藤原美智子さんや松本孝美さんなどを起用して、気合入っているもんなぁ。



弊社でも、ドリンク向けの加工マニュアルをお渡ししているのですが、ドリンクへの加工は難しいです。
我々も、ドリンク加工を想定した試験(活性度の変化)を行っていますが、やっぱり、80℃以上で長く加熱すると分解するので、ドリンク加工しちゃうと多少なりとも活性は落ちてしまうのかな?と思ってしまいます。

やっぱり、プロテオグリカンは、ハードカプセルもしくは錠剤への加工がオススメです。

参考:弊社プロテオグリカン原料サイト

また、いろいろ調べたら、11月6日に資生堂さんがプロテオグリカンのサプリでプレスリリースをされていたので、その影響もあったのかな?と思いました。

機能性表示食品なので、ついつい調べてしまいました。
やっぱり、原材料及び分析に関する情報 を見てみると、定量分析の方法が開示されていない。
また、7月の改正前の3月の受理なので、定性分析(基原の確認)もない。

実際、定量限界の関係上、うちじゃあ定量分析ができない含有量なので、どうやって定量分析を行っているんだろう? ってついつい気になってしまいます。
7月の消費者庁さんの要求は、抜き打ち検査ができるよう分析を第三者機関でも行えるようにしろ!というものなので、開示できないでは通らないと思う。

加えて、最近のロットは、抽出条件が良くなったのか、45万Daだけでなく、110万Daくらいのピークも確認できる。ほんど、どうしているんだろう?と疑問に思っちゃう。

また、変性しているプロテオグリカンは、どうやって基原の確認が行われるんだろう?
非変性のプロテオグリカンでないと、基原の確認は難しいと思う。

我々の申請で、消費者庁さんも、プロテオグリカン原料における分子量の重要性を理解されていると思うので、それなりの回答を用意しないと納得してもらえないだろう。

撤回のリスクはゼロではないと思う。

そういった時の補償問題って、どうなるんだろう?
盛り上がってくるのは、非常にありがたいことなのだが、いろいろなことを考えてしまう。
いろいろ噂も飛び交っているしなぁ。

このプロテオグリカンって素材は、ほんと、難しい素材だと思います。
我々は、決して無理はせず、地道にできることをやっていくだけです。
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ヘルシー&ビューティー4
ヘルシー&ビューティー vol.4でプロテオグリカンの記事を書かせていただきました。

秘密の赤ワイン
順天堂大学の吉田先生と書かせていただいた書籍です。赤ワインのアンチエイジング成分について、一般の方でもわかりやすく書かれています。赤ワインを使った料理レシピが紹介されていたり、普通に読んで楽しい内容になっています。書籍の帯は、たかの友梨さんです。


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<わたしの顧問先>
クリニカメディカ/髪のクリニックSeed
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顧問先Y'sサイエンスクリニック
サプリに対する想いです。初めての方は、是非、読んでもらいたいです! ブログガイド 健康食品業界に20年近くいると、時代の流れというものも強く感じます。サプリメントは、市場の成熟と共に役割や環境も変化しています。社会に貢献できるサプリメント道というものを必死に模索しております。
プロフィール

博士(水産学) 44歳 富山県滑川市出身  (株)アンチエイジング・プロ COO 現 東京海洋大学卒 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

営業は天職、通販化粧品会社や広告代理店での所属経験がある異色のコンサルタント。
プロフィール詳細は、カテゴリー最下段より。

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