この様な報道が慶応大学からなされました。NMNの安全性に対する報告です。



昨日も400mgのNMNを摂取してみたが、500mgまでは、安全なようです。

また、安全性だけではなく、有効性のヒト試験も行われ始めています。UMINを調べると、そういった動向が見えてきます。
少々まとめてみると、こんな感じで進んでいます。

生体内物質Nicotinamide mononucleotideの長期投与の健常者に対する安全性確認試験(第Ⅱ相試験)(Nicotinamide mononucleotideの機能性表示食品開発を目指したメタボリックシンドローム関連指標改善の臨床試験)


高齢者体組成に対するニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)の影響に関する無作為化プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験


今後、ドンドン臨床は進んでいくでしょう。
おそらく、代謝系(糖尿系)で有効性が示されるでしょう。

一方、そこで利益を得るのは、どこの会社・どこの国なのか?という点では、不安な部分があります。

実は、近年、研究の世界では、予算やマンパワーの力づくで研究が乗っ取られるようなことが起こっています。言わずと知れず、国益重視で研究費を投じることができる中国です。
本当の第一人者が第一人者でなくなるケースまで出てきている。

まぁ、日本では、大学の研究予算は削られる一方だし・・・。

さらに、今、NMN原料供給のシェアは、間違えなく中国だろう。
新たに生産を始めている工場も増えている。

日本で研究され、日本にもお金が落ちれば良いのだが・・・
果たして、そうなるのだろうか?
不安なところがあります。