ついに「無添加」「不使用」表示のガイドラインが作成されるようです!
実は、この食品の無添加・不使用の表現は、何でもあり状態!
例えば、着色料(天然)が入っていても、合成着色料無添加という形で謳われていることが多く、何でも「無添加」と言えちゃうんです。
例えば、この商品を例にとって解説したいと思います。原材料と無添加の注釈をLPから抽出してみました。青色が使用されている食品添加物。
まぁ、これだけ食品添加物を用いているのです!
実は、その他の部分でも、突っ込みどころ満載。
例えば、β-カロテンやビタミンB2は、着色料の用途もあるので、着色料無添加と言えるのか?
無添加なのに、合成された原料だらけ。
そもそも、光沢剤としてセラックなどのコーティング剤を用いる可能性はあれど、保存料・発色剤・漂白剤・防かび剤・膨張剤・苦味料などを使用することはない。
弊社基準の場合、無添加の表現は、食品添加物不使用の場合しか認めていないです。下手な小技で、消費者を騙したくないから。
そこのところは、販売会社さんの考え方次第なんですけどね・・・。基本的には、パッケージ上での表現は認めていません。
また、今回のようなガイドラインが作成され、急に無添加が謳えなくなっても、顧客の販売者さんが困るだけなので・・・。
一方、上記の商品を庇う訳ではないですが、コスパの良い商品を作るには、強化剤用途の食品添加物を利用した方が好ましいケースも多々あります。
例えば、強化剤の食品食品添加物には、以下のようなものがあります。
ビタミン
一部のミネラル
アミノ酸
アミノ酸なんて、食品添加物の原料を使用しないと、成り立ちません。
カルシウム素材や抗酸化素材の多くが食品添加物です。
その他、ルテイン(マリーゴールド色素)、クルクミン(ウコン抽出物)、フェルラ酸、ブドウ種子エキスなど、多くの機能性原料が食品添加物に含まれています。
既存添加物という区分があるため、カルシウム素材のように、食品素材と限りなく近い食品添加物も存在します。
食品添加物と言っても、貝カルシウムなんて、貝殻を粉砕しただけですから。
ちなみに、ミネラル酵母、シトルリンやオルニチンなどの食品添加物に含まれないミネラル原料やアミノ酸も存在します。
また、食品添加物の中でも指定添加物は、ある意味、成分毎の認可制度なので安全性が担保されています。指定添加物は、成分毎に安全性試験が実施されています。
担保されていても、本当に安全か?は別にして。
むしろ、食品添加物以外の食品素材の方が危険なものが多く存在するというのが現実です。
無添加商品だからと言って、必ずしも安全なわけではないです。
まぁ、こういったことを消費者にどう正確に伝えるか?ということが重要になってくるのです。
今後、こういったことがガイドラインで整備されていくと思いますが、少しでも消費者が騙される機会が減ればと思います。
実は、この食品の無添加・不使用の表現は、何でもあり状態!
例えば、着色料(天然)が入っていても、合成着色料無添加という形で謳われていることが多く、何でも「無添加」と言えちゃうんです。
例えば、この商品を例にとって解説したいと思います。原材料と無添加の注釈をLPから抽出してみました。青色が使用されている食品添加物。
原材料:
乾燥酵母、葉酸含有酵母、もろみ酢粉末、ミネラルイースト、ヨウ素含有酵母、卵殻膜粉末(卵を含む)、燕の巣加工品(デキストリン、酵素処理燕窩)、フィッシュコラーゲン(ゼラチンを含む)、アセロラ果汁末、乾燥野菜粉末(大麦若葉、ケール、ブロッコリー、キャベツ、大根葉、かぼちゃ、さつまいも(紫芋)、チンゲン菜、パセリ、人参、セロリ、苦瓜、ほうれん草、桑の葉、モロヘイヤ、よもぎ、白菜、アスパラガス、トマト、野沢菜、れんこん)、メロン抽出物(小麦、メロン)、乳タンパク加水分解物、ガラクトオリゴ糖、ザクロ果汁パウダー、乳酸菌末(殺菌乳酸菌体、デキストリン)(乳を含む)、微細藻類由来DHA・EPA油、野菜ミックス(ケール、ブロッコリー、ヨモギ、アスパラガス、オクラ、コマツナ、カボチャ、ダイコン葉、パセリ、ホウレンソウ)/貝殻未焼成カルシウム、セルロース、ピロリン酸第二鉄、ステアリン酸Ca、ビタミンC、クエン酸、リン酸カルシウム、ラクトフェリン(乳由来)、ビタミンB6、ビオチン、サンゴカルシウム、β-カロテン、ヒアルロン酸、葉酸、抽出ビタミンE、ナイアシン、パントテン酸Ca、酸化防止剤(カテキン、抽出V.E)、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンA、ビタミンD3、ビタミンB12
※無添加は「香料・着色料・保存料・発色剤・漂白剤・防かび剤・膨張剤・苦味料・光沢剤」。
まぁ、これだけ食品添加物を用いているのです!
実は、その他の部分でも、突っ込みどころ満載。
例えば、β-カロテンやビタミンB2は、着色料の用途もあるので、着色料無添加と言えるのか?
無添加なのに、合成された原料だらけ。
そもそも、光沢剤としてセラックなどのコーティング剤を用いる可能性はあれど、保存料・発色剤・漂白剤・防かび剤・膨張剤・苦味料などを使用することはない。
弊社基準の場合、無添加の表現は、食品添加物不使用の場合しか認めていないです。下手な小技で、消費者を騙したくないから。
そこのところは、販売会社さんの考え方次第なんですけどね・・・。基本的には、パッケージ上での表現は認めていません。
また、今回のようなガイドラインが作成され、急に無添加が謳えなくなっても、顧客の販売者さんが困るだけなので・・・。
一方、上記の商品を庇う訳ではないですが、コスパの良い商品を作るには、強化剤用途の食品添加物を利用した方が好ましいケースも多々あります。
例えば、強化剤の食品食品添加物には、以下のようなものがあります。
ビタミン
一部のミネラル
アミノ酸
アミノ酸なんて、食品添加物の原料を使用しないと、成り立ちません。
カルシウム素材や抗酸化素材の多くが食品添加物です。
その他、ルテイン(マリーゴールド色素)、クルクミン(ウコン抽出物)、フェルラ酸、ブドウ種子エキスなど、多くの機能性原料が食品添加物に含まれています。
既存添加物という区分があるため、カルシウム素材のように、食品素材と限りなく近い食品添加物も存在します。
食品添加物と言っても、貝カルシウムなんて、貝殻を粉砕しただけですから。
ちなみに、ミネラル酵母、シトルリンやオルニチンなどの食品添加物に含まれないミネラル原料やアミノ酸も存在します。
また、食品添加物の中でも指定添加物は、ある意味、成分毎の認可制度なので安全性が担保されています。指定添加物は、成分毎に安全性試験が実施されています。
担保されていても、本当に安全か?は別にして。
むしろ、食品添加物以外の食品素材の方が危険なものが多く存在するというのが現実です。
無添加商品だからと言って、必ずしも安全なわけではないです。
まぁ、こういったことを消費者にどう正確に伝えるか?ということが重要になってくるのです。
今後、こういったことがガイドラインで整備されていくと思いますが、少しでも消費者が騙される機会が減ればと思います。