幸せ笑顔を作るアンチエイジングライフ研究所★栗山雄司

年中、健康食品やサプリメントの製造や販売に関わっている代替医療事業クリエイターのブログです。医療機関向けサプリメントを得意とし、エビデンス型の商品開発を重要視しております。健康メディア用コンテンツ提供、騙されない健康食品の選び方や競技空手・ボクシングの格闘オヤジ日記、新宿ランチ紹介も。

介護のない幸せ笑顔あふれる世の中を作ることがです。そのためには、アンチエイジングを意識したセルフメディケーション;予防が不可欠です。健康食品・サプリメントも重要なツールの1つです。
また、健康食品業界を良くしていくため、消費者を騙しながらゴミ商品を販売している健康食品を撲滅しようと奮闘中!

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原材料

原材料表示と植物エキス末のキャリアー配合幅

OEM会社さんにとって、原材料表示の業務は、避けて通れない仕事だと思います。
その際、他社さんは、例えば以下のように、植物エキス末でキャリアーの配合量に幅があった場合、どのようなルールで表示されていのでしょう?

大豆抽出物:30~40%
デキストリン:60~70%


私は、調査書で以下の文面を付けて、原料メーカーに指針を示してもらっています。

配合率に幅がある場合は、表示用に固定の配合率も記載 例 15~19(17) →()内の数値の合計が100になるよう設定

記入例:
大豆抽出物:30~40%(35%)
デキストリン:60~70%(65%)

それでも、きちんと()内に数字を入れてこない原料メーカーもある。それは、指定させる意味がわからないからだろう。
また、古い調査書では、幅があるままになっている。

さて、この数字が指定されないと、どのような問題が生じるのでしょう?

それは、原材料表記の表示順が変わるという問題が起こる可能性が生じるのです。

分割表示すると、特に問題が起こりやすい。
昔と違って、キャリアーは表示しないというようなやんちゃなことはできない・・・。
(未だ、キャリアーを使っているのに、表示例に入れてこない原料メーカーもある。特に、乳酸菌原料で多い。)

各社さんのルールとして、こういったキャリアーに幅がある原料の場合、中間値を使う・下限値を使うなどの管理の違いがあるだろうと思います。

以上
現場で起こっている問題のレポートでした(笑)

P.S.
記事の見出し画像は、原料:まめ鉄の写真。これは、キャリアーフリー。
というか、うちの自社原料は、今のところ、すべてキャリアーフリー。だから、こういった問題は起こらない。

キャリアを含んだエキス末(抽出物)の分割表示と外枠配合量表示

食品表示法の改正後、原材料表示に関しては、原則、複合原材料は、分割表示が推奨されるようになってきています。
弊社でも、健康食品業界の複合原材料の代表であるキャリアを含んだエキス末(抽出物)は、キャリア(デキストリンなど)とエキス部分を分けて表示することとしております。

●●●エキス末(デキストリン、●●●抽出物)
 ↓
デキストリン、●●●抽出物

ちなみに、分割表示することで、配合量が少なく見える素材も出てきます。乳酸菌の原料などは、9割以上がキャリアです。

そこで、表示作成の現場で起こる問題/疑問。
外枠に、配合した原材料製品の量を表記しようとした場合、分割表示されたエキス部分の量を表記すべきなのか? という疑問が生じます。
(乳酸菌などは、個数で外枠表示できるので、問題は生じない。)

基本、摂取目安量は、原材料製品の量で設定されています。キャリアも含んでいます。
配合量を強調表記したい場合、当然、原材料製品の配合量:エキス末量で表記したいはずです。一方、その原材料製品のエキス末量≠表示上の抽出物部分の量という矛盾が生じます。
だからと言って、分割表示された抽出物部分の量を表記するのも間違えのような気がします。

その場合、原材料に製品名があれば、商標が取れていなくても、【原材料製品名】(●●●エキス末):XXmgと表記するのが好ましいだろう。まぁ、●●●エキス末(【原材料製品名】)でも良いだろう。

アメリカの商品などは、エキス末名より原材料製品名で表示され、同時に機能性関与成分の名前と含有量が表示されていることが多い。
例えば、弊社原料のヤマイモ抽出物の場合、以下のように記載されるだろう。

DioPower®15: 167mg
 Diosgenin: 25mg


キャリアが含まれてても同じように表示されます。
こういったエキス末の表記の場合、日本でもアメリカンのように必ず機能性関与成分量を書くのが最も好ましいのだが、いろいろと問題もある。
現在、機能性関与成分量を表示が義務付けられているのは、機能性表示食品だけである。

強調表示するべき機能性関与成分は、必ず成分量を書くべきだと思います。

大事なのは、嘘偽りがなく、如何に消費者の誤解を招かない表示にするかだと思います。

弊社、特に私は、強調表示する成分や素材の量を表示しても問題ないような設計を心がけます。数のクリエイティブではなく、量のクリエイティブが謳える素材を選定するからです。
その方が顧客満足度も高いだろうし、先々生き残っていけると考えています

今後、景品表示法や健康増進法がどう変化していくかはわかりません。優良誤認という非常に便利な言葉あるので、良いに拡大解釈して規制することも可能です。
その規制対象にならないよう、少しでも正しい表示を心がけていきましょう!
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プロフィール

博士(水産学) 44歳 富山県滑川市出身  (株)アンチエイジング・プロ COO 現 東京海洋大学卒 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

営業は天職、通販化粧品会社や広告代理店での所属経験がある異色のコンサルタント。
プロフィール詳細は、カテゴリー最下段より。

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