予防医療で介護なし!アンチエイジングライフ研究所★栗山雄司

年中、健康食品やサプリメントの製造や販売に関わっている代替医療事業クリエイターのブログです。医療機関向けサプリメントを得意とし、エビデンス型の商品開発を重要視しております。健康メディア用コンテンツ提供、騙されない健康食品の選び方や競技空手・ボクシングの格闘オヤジ日記、新宿ランチ紹介も。

介護のない世の中を作ることがです。介護のない世の中には、アンチエイジングを意識したセルフメディケーション;予防が不可欠です。健康食品・サプリメントも重要なツールの1つです。
また、健康食品業界を良くしていくため、消費者を騙しながらゴミ商品を販売している健康食品を撲滅しようと奮闘中!

マーケット情報や学術情報を集約しながら、会社のフォーミュレーターとして、日々、健康食品・サプリメントを作ってます。
ビジネスでは市場創造を重要視しております

健康医療分野のコンテンツならびに監修者紹介なども行っております。ご興味がございましたら弊社03-5362-0833まで電話もしくは「アンチエイジングプロ」で検索してお問い合わせください。

効果

やっちゃダメ!レスベラトロールの高用量摂取

金・土・日で以下の論文について、資料をまとめてみた。やっぱり、2012年のシンクレア教授の研究チームの研究報告により、ヒト臨床試験について、評価や見解が大きく変化したと思います。

摂取量と作用メカニズム
シンクレア教授の研究チーム(2012年) Cell Metab. 2012;15(5):675-90.

中・高用量のヒト臨床試験報告
Timmersら(2011年) Cell Metab. 2011;14(5):612-22.
Wongら(2011年) Nutr Metab Cardiovasc Dis. 2011;21(11):851-6.
Poulsenら(2013年) Diabetes. 2013;62(4):1186-95.
Timmersら(2016年) Diabetes Care. 2016;39(12):2211-2217.

低用量のヒト臨床試験報告
Brasnyóら(2011年) Br J Nutr. 2011;106(3):383-9.
Magyarら(2012年) Clin Hemorheol Microcirc. 2012;50(3):179-87.
Buonocoreら(2012年) Clin Cosmet Investig Dermatol. 2012;5:159-65.
Tomé-Carneiroら(2013年) Drugs Ther. 2013;27(1):37-48.
浅野ら(2015年) 医学と薬学 2015; 72(7):1261-1273.
栗山ら(2016年) 新薬と臨牀2017; 66: 783 -801 ※弊社原料

シンクレア教授の研究チームの報告だが、

低用量摂取では直接的なサーチュイン活性の増強が起こっても、高用量摂取では直接的にサーチュイン活性の増強が行らない(ただし、AMPKを活性化して間接的にサーチュインを増強する)

というものである。

実際問題、その後、高用量条件のヒト臨床試験(Poulsenら 2013年、Timmersら 2016年)では、必ずしも良い結果が出ていないです。
また、高用量の摂取は、女性ホルモン様作用も問題視さえており、レスベラトロールの海外メーカーの1つ(DSM)も150mgを上限とするような報告も行っています。

また、しっかり低用量でも有効性が示されているので、今後、レスベラトロールは、10~20mgくらいの低用量(+他のポリフェノール)での摂取が広まってい行くのではないかと考えております。

まぁ、あくまで健康食品であるという点を考えると、その用量で摂取し、健康維持やアンチエイジングに役立てた方が良いと思います。

ちなみに、肥満者でないと、サーチュインが不活性状態になっていないことも読み取れます。アンチエイジングのためには、同時に、適度な運動も行っていくことが重要なんだと思います。

なお、摂取目安量の見解書として、既存顧客向けの資料としても用意してあります。各論文の概要も紹介されております。既存顧客の方で、必要な方は、お気軽にお問い合わせください。

週刊文春のグルコサミンは効かない!報道への見解

今、以下のような記事が業界・市場を騒がせています。

週刊文春デジタル(2017-10-05)
グルコサミンは効かない!〈世界的医学誌が最終結論〉
「ひざ関節の悩みに」といった広告を見ない日はないほど、日本では大人気のグルコサミン。その効果については、以前から疑問視する声があったが、このほど世界的な医学雑誌が「最終結論」となる論文を掲載した。愛飲者も飲もうか迷っている人も必読の内容だ。

私の見解は、必ずしも効果を否定できないというもの。
弊社は、グルコサミンの競合原料(鮭鼻軟骨抽出物の非変性コラーゲンとプロテオグリカン)も、アセチルの方ですがグルコサミンも取り扱うので、中立な立場での見解です。

私も、鮭鼻軟骨抽出物のヒト臨床試験でグルコサミン(塩酸塩150mg)を対照食品に用いて、グルコサミン群でもプラセボとの間で有意差が示されていますし、プラセボとの群間で有効性を示した論文は、いくつも見ています。
個人差はあると思いますが、何らかの効果はあると考えています。

有効性が示されている成分ほど、同時にネガティブデータの論文報告も行われているのが実際です。
ネガティブとポジティブの合戦という点ではレスベラトロールも同様です。サーチュインを活性させないという報告もあり、結局、その後の報告で低用量だと直接的にサーチュインを活性させるが高用量だと間接的にしか活性化させないという結論に至っています。
このグルコサミンに関しても、当然ながら、肯定する大学教授もいらっしゃいますし、否定される大学教授もいらっしゃいます。サプリメント自身を肯定する方、否定する方がいらっしゃるように、必ず利害関係がある世界ですから・・・。
まぁ、何れにしても、今回の週刊文春さんの見せ方は、少々嫌らしいかなぁ・・・。

ぶっちゃけ、健康食品の成分は、効き過ぎると医薬品成分になるわけですから、もともと効果も弱いものが多いのが現実であり、試験を行っても真実がわかりにくいケースも少なくないです。まさに、グルコサミンもその一つだと思います。近年、機能性表示食品対応で、被験者も健常人に限定され、有意差も明確に出にくくなっていますので、その傾向は、今後、加速すると思います。
明らかに効く成分は、健康食品に利用できない。実際、効くからS-アデノシルメチオニン(SAMe)も医薬品成分として取り扱われ、機能性表示食品の機能性関与成分として利用できなくなったわけですから・・・。

また、傾向として、特にグルコサミン塩酸塩の場合、硫黄(硫酸を含む)を含んだ素材と組み合わせると、比較的有効性が示されているようにも感じています。まぁ、コンドロイチン硫酸やMSMが代表例。
もしかすると、単味では働きにくい成分である可能性もあります。
なので、私は、グルコサミン塩酸塩を用いる場合、硫黄を含んだ素材を組み合わせています。

ちなみに、アセチルグルコサミンは、あまり議論に入って来ないですが、こちらでも有効性は示されています。肌保湿と関節で。腸内環境も整えるので、優れた機能性素材だと思うんですけどね・・・。

最後に。
こういった流れになっちゃうと、グルコサミンは徐々に衰退してしまうのかな?とも感じてしまします。世田谷自然食品さんの広告出稿状況からも見えてくるように、市場として元気がない。日本人の性格として、飽きやすいのも影響していると思います。一方、まだまだ市場規模は大きく、根強い人気があるのも間違えないです。
今後、この報道を否定するような動きや報告も現れてくるでしょう。
支持される健康食品業界であるためにグルコサミン業界の方々にも頑張ってもらいたいものです!続きを読む

販売重視でも意外にエビデンスベースの設計

昨日もちょっと触れましたが、私の商品設計の特色は、クリエイティブを意識した販売重視の設計であることです。
ただし、勘違いされることも多々あるのですが、販売重視と言っても広告のレスポンスだけを追っている訳ではありません!昨日も申した通り、良い商品でないとリピートしないので、予算に応じて体感も期待できるような商品設計にしています。

主剤や副材でエビデンスベースで商品設計にすることも多いです。私特有のサービスですが、成約後、エビデンスの論文まで提供することがあります。
比較的好きな原料は、アミノ酸(主にオルニチン、アルギニン)、アセチルグルコサミン、ポリフェノール、乳酸菌、ビタミン・ミネラルです。
最近は、美味しさや続けやすさにも注力しています。
また、錠剤やカプセルなどの剤型にこだわらなくても良いのかな?とも考えています。

この健康食品業界、商品は玉石混合です。
また、医薬品医療機器等法(旧・薬事法)があるため、消費者は、良い商品を見極めにくいです。さらに、健康増進法の穴があり、薄い商品でも見せ方だけで売れてしまいます。
酷いものになると、シロップ・油・ゼラチンだけの健康食品が存在していたり、数%しか有益な原料が配合されていなかったりします。ソフトカプセルの酵素サプリなどが一例です。原価率も、10%くらいです。そういった商品に限って売れていたり、悪い広告代理店やコンサル会社が販売を薦めます。
まさにゴミを売る商売です。
正直、私は、そういった商売が好きではありません。
私の場合、そういった設計を求められても、最低限、健康に寄与する成分(主にビタミン・ミネラル)を配合して、悪あがきをします。もちろん、コストに大きく影響しない程度に配合します。
それが作り手側の良心というものだと考えています。

機能性食品に関して、正直、今は、それ程こだわっていません。
機能性食品だけが健康食品ではないですし、機能性食品にしにくい/できないけど、予防医学の観点から非常に重要なものもたくさん存在します。また、体感だけ支持され続ける商品も多々あります。
例えば、機能性食品でなくてもポリフェノールやルテインなどを摂取することは大事なことだと考えています。

そういった信念で、消費者を裏切らないリピート購入され続けられる売れる商品を生み出すことに情熱を傾けています。
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プロフィール

博士(水産学) 44歳 富山県滑川市出身  (株)アンチエイジング・プロ COO 現 東京海洋大学卒 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

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