健康食品サプリメント市場の理想像・未来像 by 博士マーケッター

勝ち残る健康食品サプリメントをテーマに受託製造加工・原料供給を行う栗山雄司のブログ。原料クリエイティブからの商品設計ノウハウ、最新研究データ、機能性表示食品、食品表示法・薬機法・景品表示法の話など

健康食品サプリメントを利用して介護のない幸せ笑顔あふれる世の中を作ることがです。そのためには、アンチエイジングをベースとしたセルフメディケーション;予防が不可欠です。
本ブログでは、その理想像を追い求めながら、市場の未来を予測しつつ、勝ち残っていける商品作りを追求し続けています。

マーケット情報や学術情報を集約しながら、会社のフォーミュレーターとして、日々、健康食品サプリメントを作ってます。
近年は、機能性表示食品にも力を入れております。

仕事のご依頼がございまいたら、弊社までお気軽にお問い合わせください。

中国

NMNの市場動向:中国企業の自作自演

本日は、NMN市場の話。
このNMNは、サーチュイン活性が期待され、マウスで糖尿病のデータが出されるなど、注目のアンチエイジング素材です。
まぁ、飽食の中国裕福層には、うってつけの素材です。


何だかんだで、NMNのOEM製造の案件は、定期的に来ます。ほとんどが中国向けです。
そして、ここ半年、

中国からの原料支給

の案件ばかりです。
まぁ、結局、中国向けのビジネスも、中国人だけで終息するようなビジネスへと変化してきている。
原料の問い合わせは、完全に途切れました。

実は、中国向けではないですが、CBDも同じような傾向CBDも同じような傾向CBDも同じような傾向があります。

まぁ、こうやって問い合わせが来るだけでもありがたいのですが、一番止めて欲しいのは、原料名/成分名を偽られること。多くは、ナイアシンを支給すると言ってきます。

我々が一括表示を作った場合、もし偽りがあると、様々な困ったことが想定されます。

まず、原材料表示名を偽ることになる。また、ナイアシンの強調表記をしてしまうと、ナイアシン分析しても検出されない。

中国だけで、日本で流通させなければ良いのですが、食品衛生法に違反してしまう。

我々は、そういった管理をしっかりするので、見落とさないですが・・・。

でも、こういった形で、中国製造の原料で中国向けだけで盛り上がっている姿を見ると、非常に滑稽に見えてきてします。

日本製を活用した自作自演の市場を作っている訳ですから・・・。

添加物系の原料なので、最終的にコスト合戦になることが見えているのに・・・。
それを避けたければ、日本の技術で原料に一工夫することだろう。まぁ、そこまでする企業はないだろうが・・・。

何れにしても、これがNMNの市場の現状です。

また、中国案件も、原料支給の案件が増えてきました。
中国からの直接支給なので、輸入通関などはどうするのか?などを考慮していないので、非常に浅はかで困ることもある。

以前、支給原料のリスクや管理についても記事を書きましたが、


安易に支給原料を受け入れてはダメで、受け入れ側も何らか管理を行っていかなければならない時代になってきています。

それは、NMNについても同様です。

そもそも、支給されたNMN原料がNMNとは限らない。弊社は、原料で定量分析ができる体制を作ったので、本物かの判別は付くが、この体制が整っていないと、騙されてもわからないだろう。

何れにしても、このNMNの市場は無理に追う市場ではないと思う。
それより、もっと重要な案件をコツコツ進めるべきなのだろう。

独身の日2019から見える中国市場の変化

昨日の中国は、香港での暴動の一方、恒例の独身の日フィーバーで盛り上がっていました。
アリババの売上は過去最高の4兆1000億円だったようですね。



昨晩は、ワールドビジネスサテライトでも、特集していました。
その様子を見ていて思ったこと。

中小企業から大手企業の市場へ
中国企業主体の日本企業の下請け化


まず、資生堂や花王など、日本の大手企業の参入が目立ち始めました。資生堂さんなんて、アリババと提携し、中国向け商品を作るなど、中国市場に対して特別待遇しています。

中国の購買力というパワーにより、日本からの仕入れ先や仕入れ方法の幅が広がり、ブランド力の高い大手企業の商品を安価に供給することが可能になったのでしょう。
結果、日本の企業が下請け化し始めています。
それが化粧品業界で顕著です。

また、近年は、独身の日に間に合わせようとする無計画な案件がなくなりました。ワールドビジネスサテライトでも紹介されてましたが、すでに独身の日は20日前から始まっているような時代になったためでしょう。

まぁ、ほんと、変化が早過ぎる!

実際、中国の企業が日本で会社を作ったり買ったりして事業展開することで、その日本ブランドの顔をした中国企業の商品が中国に多く輸出されています。

結局、中国人が作る日本製商品は中国で流通するけど、純粋な日本ブランドは、大手企業のものを除き、大きく流通しにくくなってきている。

そして、結果として、そういった流れをEC法が後押しした。

健康食品や化粧品の中国ビジネスの難しいところは、通関する人で中国への入り方(;輸出)が大きく違ってくること!

そういった背景もあり、日本における中国ビジネスで成功している面々は、通関会社を中国に持っていることが多い。
まぁ、言わば、中国の通関側に力が働く人達でないと、上手く流通できない仕組みがある。おそらく、中国の大手企業が協力すれば、難易度の高い通関も容易になるのだろう。

実際、日本企業単独で中国市場にトライした会社さんは、上手く輸出できていない。
また、通関にコネがない中国人の会社でも、上手く輸出できていない。
数年たっても、通関できていない会社がたくさんある。
反対に、中国企業は、比較的簡単に通関を通してくる。

一方、日本の大手さんは、提携関係を組むことで、こういった問題を解決できる。多くの企業が通関で苦労しているのに、大手さんは、難なく通関を通している。
これが現実だと思う。
中国は同朋同士で儲けるビジネス思想があるので、その思想に則っていなければ、入り込むことができない。
そして、今年の独身の日は、そういった真実がより明白になったような感じがする。

おそらく、大手企業の商品は、ブランドを利用したいから日本から供給されるだろう。そして、合弁会社を中国に作って、中国生産に切り替わっていくだろう。

一方、ブランドのない中小企業の商品はコピー品に置き換えられ、いつの間にか発注が途絶えるだろう。
そういった意味で、中国製へのコピー品置き換えへの防止対策が不可欠になって来るのだが、何だかんだで、日本のコピー品対策と同じで、原料戦略の工夫が有効だろう。

言いなりで作るのではなく、日本でしか作れないような原料をメインとした商品しか提案しないなどの工夫が必要だろう。理想は、供給制限されている原料を配合すること。
最悪、原料取引が中心になっていくのだろうが、コピー品置き換えの抑制にはなるだろう。実際、一歩先を行っている化粧品が原料取引中心となりつつあるから、健康食品も原料取引に収束していくのだろう。

さて、そこで、日本の原料メーカーは、どのように中国と付き合っていくべきか?

まず、中国で原料を作りたいとオファーを出してくるかもしれないが、絶対に応じてはいけない。
どんなに契約があったも、必ず抜け道がある。
また、通関時、本当の情報を出すかどうかは、よく考えなければならない。本当に重要な部分は隠すべきだろう。

そして、最も重要なこと。
日本の独自技術を磨くこと!
これに勝る対策なし。
真似できない商品というのが理想。

我々も、こういったことを意識して、中国とビジネスを行っていかなければならないだろう。
今後の日本、中国とのビジネスを避けて通れないのも事実である。
ただし、焦って攻める必要もないとも思う。
無理は禁物。

まぁ、私は私のやり方で、中国市場を攻略していきたいと思う。

プラスチックと上手く付き合う社会

ここ1年、SDGsや海洋プラスチックごみの問題の広がりによって プラスチックフリーという言葉を目にする。

私は、安易な判断であり、間違っていると思う。
プラスチックの事をあまりも知らなすぎる。

タイトルの通り、プラスチックとは上手く付き合っていかなければならない!

問題なのは、プラスチックではなく、ディスポーザブルプラスチックなのである。

一応、海洋プラスチックごみが博士課程のテーマなので、そこは、しっかり情報発信しておこうと思う。

我々の社会は、プラスチックとは切り離したく切り離せない時代になっている。そもそも、完全にフリーな生活を送ることは不可能に近いだろう。

例えば、衣類(速乾のポリエステル)や子供用の食器、食品容器、家電、オフィス機器、スマホなど、プラスチックは世の中にあふれている。
その他、住宅などのコーティング剤や断熱材、様々なパッキン関係など目に付きにくいところで活躍しているものもある。
今や、メガネのレンズも、プラスチックだ。

大事なのは、プラスチックの Re である。
リデュース(Reduce 減らす)、リユース(Reuse 再利用)、リサイクル(Recycle 再生)です。

リサイクルも、熱エネルギーに変換するサーマルリサイクルや再びプラスチックや油に戻すケミカルリサイクルなどに分類される。
まぁ、ケミカルリサイクルは、コスト的に難しいから、現実的なのは、サーマルリサイクルだろう。実際、温水プールなどにも利用されている。

日本の社会では、1つ根付いていないものがある。

それはプラスチックの リユース (;使いまわし)である。

リユースは、環境先進国であるドイツでは、当たり前になっている。例えば、ペットボトルなどは、リユースされている。

でも、リユースは、日本の文化や国民性では、根付かないだろう。
そうなってくると、もっと努力しなければならないのは、Reduce;減らすことだろう。

プラスチックを用途や重要性で優先順を考えると、まず減らすべきは、ディスポーザブル;使い捨ての食品包装容器である。

プラスチックごみの問題は、処理のキャパと流出 である。

そもそも、こんなにプラスチックごみ問題が注目されるようになったのも、中国での受け入れ(輸入)が禁止されたことに由来します。



急に、受け入れ先が無くなり、処理のキャパが縮小してしまい、プラスチックごみを減らさざる終えなくなりました。

加えて、中国以外の国に輸出し、そのプラスチックごみが流出してしまい今の海洋ごみ問題に発展しているのである。

もともと、東京湾も、プラスチックを始めとしたごみが流出し、海底に蓄積してゴミ箱状態になった時期もある。
gyokaku1
漁獲物と共に様々なごみが漁獲される様子

実は、日本国内の処理のキャパは、オーバーしており、外国に頼ざる負えない状況だ。
ちなみに、日本での処理のキャパは、主に焼却して熱エネルギーにサーマルリサイクルすることだろうと思いますが、それも限界だろう。

とにかく、日本はディスポーザブルな食品包装容器を減らさざる終えない状況にある。

ぶっちゃけ、待ったなし状況でもあるのです。

実際問題、スタバなどがストローをプラスチックフリーにすることより、対応すべきはコンビニ業界と弁当業界、スーパーだろう。

例えば、お弁当業界は、容器を持ってきたら割引するなどの対応(ゴミを減らす努力)が求められていくだろう。
コンビニも、アイスコーヒーなどで、非ディスポーザブルな容器を準備して、容器ごみを減らす努力が必要だろう。
スーパー業界は、ディスポーザブルな包装資材を減らす努力が必要だろう。肉なんて、昔のお肉屋さんが用いていた「へぎ板(経木)」に戻せば良いと思うんだけどな・・・。

ちなみに、スーパーの袋って、減らそうと思えば減らせるので、減らせば良いと思いますが、スーパーの袋って、ゴミ袋などとしてリユースされているから、そんなに問題視する必要もないような気がします。
論点がズレているんだよなぁ・・・。

最後に健康食品業界。
日本特有のパウチ型のアルミ袋を見直す必要があるかもしれない。
さて、どうなっていくだろう?
仕事のガイド
35万アクセスを超える前のノウハウを凝縮したブログ記事ガイド
ブログガイド

業務効率化の神ツールを紹介!
業務効率化ツール

成熟する健康食品サプリメント業界、勝てるセオリーで商品を作り、業務は効率化する!が非常に重要になってきております。是非、参考にしていただければと思います。
アクセス数(PV)
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

趣味のガイド
競技空手研究
国内外を問わない空手の動画の解説や練習方法、グッツの紹介など
今のテーマはヨーロピアン空手
>> 國際松濤館 若草支部


ボクシングシューズ&コンプレッションまとめ
オススメの1足・1着を紹介!

新宿ラーメンバナー
新宿にお越しの際は、是非、参考に!
記事検索
著書&顧問先
ヘルシー&ビューティー4
ヘルシー&ビューティー vol.4でプロテオグリカンの記事を書かせていただきました。

秘密の赤ワイン
順天堂大学の吉田先生と書かせていただいた書籍です。赤ワインのアンチエイジング成分について、一般の方でもわかりやすく書かれています。赤ワインを使った料理レシピが紹介されていたり、普通に読んで楽しい内容になっています。書籍の帯は、たかの友梨さんです。


弊社顧問 吉田先生ブログ

<わたしの顧問先>
クリニカメディカ/髪のクリニックSeed
Y'sサイエンスクリニック
顧問先Y'sサイエンスクリニック
ギャラリー
  • 私が選んだSDGsのバッチ
  • 私が選んだSDGsのバッチ
  • トップ選手の見えない蹴りの軌道
  • トップ選手の見えない蹴りの軌道
  • 赤ワインエキス末の製法特許
  • 中間加工原材料の生鮮原材料まで遡っての原産国表示
プロフィール

博士(水産学) 45歳 富山県滑川市出身  (株)アンチエイジング・プロ COO 現 東京海洋大学卒 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

営業は天職、通販化粧品会社や広告代理店での所属経験がある異色のコンサルタント。
博士論文は海洋プラスチックごみがテーマ。
プロフィール詳細は、カテゴリー最下段より。

カテゴリ別アーカイブ
厳選おすすめ書籍

業界人ならびに健康食品関係の企業は携帯必須。東京都のマニュアル最新版。今回は、若干厚い・・・。


日本抗加齢協会の機能性食品のデータブック


神田昌典さんの本で一番好きな一冊。分厚いけど、あっという間に読めちゃう一冊。Kindle版もあり。

健康食品通販オススメ書籍
アフィリエイトプログラム
本ブログは、Amazon アソシエイト・プログラムやバリューコマースを利用しています。オススメ書籍やスポーツ用品を示すのに活用しております。+マーケティング調査のためです。

良い商品はオススメしても、本プログラムで儲けるつもりはないため、スポーツ用品などは、Yahoo!ショッピングや楽天も含め、最も安いショップでご購入いただければ幸いです。