ここ数ヶ月、原料受託バンクのランキングでも高麗人参が常に上位に入ってきます。弊社でも、高麗人参素材の問い合わせは、ぽちぽち来ます。
それは、なぜか?

おそらく、間違えなく体に良いという信用と体感によるものだと考えています。
やっぱり漢方薬で古来から利用されている信用は、大きいと思います。
まぁ、加えて、何らかの体感もあるんでしょうね。実際、この高麗人参の商品の特徴は、比較的LTVが長い点が物語っていると思います。

ちなみに、広告代理店の仲間の話では、インフォマーシャルで高麗人参を販売されている会社さんは、かなり好調のようです。

一方、高麗人参単味で勝負していくには、生の人参の生産まで関わらないと、大きな成功にはつながらないと思います。競争が激しく、それほど甘い市場ではないです。
単味で勝負しない場合、副材の工夫も必須だと思います。まぁ、本当に大きく売れたら粗原料の生産までに関わっていければ良いのかなぁっと思います。

なので、私は、後者の副材での工夫で、商品提案を行うようにします。
例えば、高麗人参の果実(ジンセンベリー)の濃縮エキスを加えてW高麗人参の商品に工夫してみたり、以下のような副材も利用したりしています。

・美容感を強める副材
葛花抽出物(野葛抽出物)、プラセンタエキス、はとむぎ抽出物、パフィア人参(うるおい人参)、白キクラゲ多糖体、枸杞子エキス など

・滋養強壮感を強める副材
懐山芋抽出物、マカ、ニンニク、すっぽん、生姜、ゴマ、亜鉛 など

美容の商材であれば、漢方系生薬系の原料にまとめた方が、商品コンセプトをまとめやすいです。
まぁ、プラセンタも、元々、紫河車という漢方薬でもありますからね。

ちなみに、高麗人参のエキスは、コスパの良い原料や特徴のある発酵紅参など、ケースバイケースで使い分けていますね。

何れにしても、高麗人参という素材は、良い素材です。
例え、機能性表示食品でなくても、生き残っていける素材の1つであろうとも考えています。課題と目標は、F1~F2層にも売れる設計。
これからも、体感のある良い商品を供給していければと思っております。