健康食品サプリメント原料OEM製造業界 生き残り術

健康食品サプリメントの受託製造加工;OEMや原料供給を行う栗山雄司(広告代理店経験のある博士マーケッター)のブログ。原料クリエイティブからの商品設計ノウハウ、最新研究データ、機能性表示食品、食品表示法・薬機法・景品表示法、中国を始めとした海外展開の話など

機能性食品素材で介護のない幸せ笑顔あふれる世の中を作ることがです。そのためには、素材の研究開発とマーケット創造の両方が不可欠です。
本ブログでは、その理想像を追い求めながら、その実践で得られた市場での生き残り術を紹介していきます。

マーケット情報や学術情報を集約しながら、会社のフォーミュレーターとして、日々、健康食品サプリメントを作ってます。
近年は、機能性表示食品にも力を入れております。

仕事のご依頼がございまいたら、弊社までお気軽にお問い合わせください。

ジオスゲニン

フラボノイドの長期的な摂取は認知症を予防する

タイトルのようなボストン大学の研究グループによる論文を見つけたので、以下のように、ざっくり概要(ポイント)を翻訳して紹介いたしました。


タイトル(和約):

フラボノイド オフスプリング コホートによる長期的なフラボノイド摂取とアルツハイマー型認知症ならびに関連する認知症リスクの関係


<概要>
米国にて、認知症のない2800人に対して、アルツハイマー型認知症ならびに関連する認知症(以下、認知症とする)になるリスクを20年追跡した。結果、フラボノイドをたくさん摂ってた人は、認知症になるリスクが有意に低かった。

出典:Long-term dietary flavonoid intake and risk of Alzheimer disease and related dementias in the Framingham Offspring Cohort. Am J Clin Nutr. 2020;112(2):343-353.


フラボノイドとは、ポリフェノールの一種。
フラボノイドの多い食べ物は、ベリー類(ブルーベリーやイチゴなど)、プラム、リンゴ、チェリー、オレンジ、ホウレンソウ、カカオ、ナッツ、赤ワイン、大豆、お茶などです。

成分の例で言うと、プロアントシアニジン(プロアントシアニン)、レスベラトロール、イソフラボン、カテキン類など。

詳しくは、フィトケミカルマップ(植物名付き)を参考にしていただければと思います。

フィトケミカルマップ(植物名付き)

こういったフラボノイドは、認知症に限らず、動脈硬化系疾患の予防効果も示されており、積極的に摂取した方が良いでしょう。

弊社の原料(赤ワインエキス末)でも

血管を柔らかくする効果

も示されており、長期的な摂取によって、動脈硬化系疾患も予防していけるでしょう。



こういった長期的な予防効果って、本当は非常に大事なことなのに、機能性表示食品では利用できない効果だったりします。
数ヶ月での試験で、有意差を示す必要があります。有意差を示すことができない健康成分もたくさん存在します。
日本の機能性表示食品制度の欠点だと思います。

米国などは、こういった予防効果を認識し、フラボノイドなど抗酸化物質を日常的に摂取する文化が根付いています。
日本も、ちょっとづつ根付きつつありますが、長期的な要望効果より、短期的な効果に走りがちです。

日本は、超高齢化社会が訪れています。
運動・生活習慣・食生活だけでなく、上手くサプリメントを利用して、加齢性の疾患を予防していく時代だと思います。

新型コロナウイルスによって、さらに医療費が圧迫し、セルフメディケーションの部分を強くしないと、国の財政は持たないだろう・・・。
老後のQOLも自己責任となるだろう。

ちなみに、実は、こういったフラボノイドは、ジオスゲニンなどのサポニンと同時に摂取した方が良いです。特に、認知症予防という観点では、フラボノイド+ジオスゲニンの組み合わせがもっと増えても良いと思います。
ジオスゲニンは、脳の神経細胞の修復・再生というメカニズムで

認知機能の改善効果

が示されていますから。



是非、商品設計などの参考にしていただければと思います。

医療・健康系ブログもSEO対策

新型コロナウイルスの影響で、新しい生活様式/ニューノーマルというものが示され、テレワークも日常的に行われ始めています。

そこで、Webマーケティングの位置付けも大きくなってきています。

実際、健康食品サプリメント業界でも、業界紙で取材が十分にできておらず、紙媒体での情報発信も鈍くなっているなぁと感じています。

一方で、原料受託バンクなどのWebメディアには、多くの人が訪れるようになっています。
実際、アクセス数が増えています。
それに伴い、弊社の資料へのアクセスも伸びています。10万を超えちゃいます。

200610

ただし、広告主からのアクセスも増えており、ニュース配信の数も増えて発信した情報の告知力が落ちているという現象も起きていると思います。
同じようなことが、通販媒体でも生じます。

まぁ、冬の関節系サプリと同じです。
ニーズは高まっても、出稿する広告主が増えて広告費用対効果が落ち、結果、夏の集客状況の方が良かったということが度々起こります。

広告系媒体の宿命です。
通販も、B to B ビジネスも、集客という面では、同じです。

こういった状況では、やはり、SEOで手堅く集客できている会社さんが強いです。

このSEO対策は、地味な作業が多いです。
知らないと損する情報だけで成り立っています。
多くの制作会社さんやSEO会社さんは、その情報というノウハウだけで儲けている訳ですから、当然です。

弊社も、このノウハウだけで集客してきた会社でもあるので、SEOの作業を最優先しています。

実際、SEO対策を講じていく場合、
Googleという「神」と対話しながら行う必要があります。

過去、大きなアルゴリズム変更があり、弊社も、このように苦しみながら対応しました。多くのアフィリエイターも排除されました。



基本、タイトルやディスクリプションの設定をしっかり行う必要があるのですが、医療・健康系サイトの場合、それだけでは不十分です。
対策を講じないと、ペナルティリンクと認識されてしまい、検索されなくなっちゃいます。

弊社の健康食品OEM情報サイトに限らず、このブログも当てはまります。
特に、レスベラトロールやジオスゲニンの最新研究紹介を行っているので、注意が必要です。

今日の午前中は、必死に過去のブログ記事を修正していました。かなり雑になりながらも、残すところ1割程度。

医療・健康系ブログもSEO対策が不可欠です!

まぁ、昨日の記事の状況を見ていても、しっかり対策して記事を投稿すると、やはり、アクセスにも影響が出てきます。

こういったことは、すぐに結果が出る訳ではないですが、少しでも多くのチャンスを掴むため、淡々と行い続ける必要があります。

会社の成長を左右します。
特に、弊社のように完全プル型の営業形態のような会社は。

ちなみに、今後、HTTPSは必須になって来るでしょう。SEO上で優利。
遅れていた、このライブドアブログも7月から対応予定。
その影響が楽しみです。

ジオスゲニン原料の諸事情と製法特許

ジオスゲニンの原料を流通させ始めたのは、2013年からです。いつの間にか、日本国内におけるジオスゲニンのパイオニア的存在になってしまいました。
当初は、コンプライアンス的なものをクリアするのに、大変苦労しました。
ジオスゲニンには、例えば、以下のような諸事情があるからです。

1.ジオスゲニン高含有品は食薬区分から外れる
2.毒性がある山芋が存在するため山芋種が限定される
3.酸で加水分解しなければジオスゲニン遊離体として含有しない


まず、1の含有量については、成分の構造上というか、ジオスゲニンが天然ステロイド系化合物であるため、行政(東京都福祉保健局薬務課)から高含有品の流通は認めないという指導を受けました。
高含有品は、食品検疫も通らないでしょう。

弊社が15%品で展開している理由です。
(安定性試験が48%で行われている裏事情でもある・・・。)

次に、2の山芋の品種ですが、安い山芋はたくさん存在し、実際、漢方の山薬に使用されている山芋種以外にも、効率的にジオスゲニンを抽出することが可能です。
一方、そういった山芋種は、食経験が乏しく、中には毒性が確認されている山芋種も存在します。
実は、国内で流通させれるような山芋種は限定されるのです。
某大手さんに供給し始めて、そのお客様が一番気にかけたことでもあります。

そのため、お客様が取り扱うに際し、流通実績や安全性試験のチェックが厳しく行われました。

加えて、近年、大手さんの多くは、安全性試験(28日以上の反復投与毒性試験)がないと、採用されなくなってきています。

だから、ジオパワー15は名だたる大企業に採用されているんだと思います。

最後に、山芋中のジオスゲニンの構造です。
我々の研究では、山芋中には、基本、ジオスゲニン配糖体でしか存在しないことが明らかになっています。
そのジオスゲニン配糖体は、ジオスチン(ジオスシン)と考えられましたが、実は、別のジオスゲニン配糖体でした。
山芋を摂取しても、摂取できるのはジオスゲニンではなくジオスゲニン配糖体なのです。詳しくは、こちらの記事をご参照ください。



まぁ、分析では、酸分解してからジオスゲニンを測定するので、配糖体もジオスゲニンとして検出してしまうのですが・・・。
なので、機能性表示食品の申請では、ジオスゲニン配糖体は検出されずジオスゲニンだけを検出できる方法で定量分析が行われています。

これら1・2を反映したのが弊社の製法特許です。
狭いようで広い特許になっています。

結局、市場が大きくなってくると、必ず類似商品や粗悪な商品が出てきます。原料に投資することなく、価格だけで攻めてきます。

そういった商品に市場が荒らされないよう、このような特許を出願しています。

弊社は、原料開発やデータ取りなどの研究開発に1原料あたり1000万円以上を投資することは極当たり前です。
実際、添加物系原料以外は、原料に投資しないと原料が売れない時代になってきました。

仮に、欧米で流通実績がある原料でも、日本のレギュレーションや商習慣に合った補足データが必要になってきます。

今の私の課題は、如何に効率良く投資し、如何に効率良く売上につなげていくか? 米国・ヨーロッパ市場でも勝っていけるか?になってきています。

原料は、海外で展開しようとすると、GPMは当たり前で、KosherやHalalが普通に求められる。
贅沢を言えば、国際特許も必要になってくる。

さて、このジオスゲニン原料は、どこまで成長させれるかが、今後10年の課題の1つです。

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成熟する健康食品サプリメント業界、勝てるセオリーで商品を作り、業務は効率化する!が非常に重要になってきております。是非、参考にしていただければと思います。
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プロフィール

博士(水産学) 46歳 富山県滑川市出身  (株)アンチエイジング・プロ COO 現 東京海洋大学卒 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

営業は天職、通販化粧品会社や広告代理店での所属経験がある異色のコンサルタント。
博士論文は海洋プラスチックごみがテーマ。
プロフィール詳細は、カテゴリー最下段より。

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