幸せ笑顔を作るアンチエイジングライフ研究所★栗山雄司

年中、健康食品やサプリメントの製造や販売に関わっている代替医療事業クリエイターのブログです。医療機関向けサプリメントを得意とし、エビデンス型の商品開発を重要視しております。健康メディア用コンテンツ提供、騙されない健康食品の選び方や競技空手・ボクシングの格闘オヤジ日記、新宿ランチ紹介も。

介護のない幸せ笑顔あふれる世の中を作ることがです。そのためには、アンチエイジングを意識したセルフメディケーション;予防が不可欠です。健康食品・サプリメントも重要なツールの1つです。
また、健康食品業界を良くしていくため、消費者を騙しながらゴミ商品を販売している健康食品を撲滅しようと奮闘中!

マーケット情報や学術情報を集約しながら、会社のフォーミュレーターとして、日々、健康食品・サプリメントを作ってます。
ビジネスでは市場創造を重要視しております

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コンドロイチン

実は2種類あるプロテオグリカン原料

proteoglycan
皮膚(真皮)や軟骨に存在するプロテオグリカン:概略イラスト↑
ひも状のコアタンパク質にグリコサミノグリカン(コンドロイチン硫酸など)が複数結合した高分子成分
両末端に活性部位を持つのが大きな特徴(コンドロイチンとの大きな違い)
>> プロテオグリカンの前回の記事

実は、今騒がれているプロテオグリカンの原料には、2種類あります。
健康食品の業界人であっても、ほとんど認識していないでしょう。

1つは、両端の活性部位が残ったまま非変性プロテオグリカンです。分子量は、約1200kDa(キロダルトン)あります。
切れてない一本のプロテオグリカンなので、分析すると、単一の約1200kDaのピークが出てきます。
弊社が取り扱う原料です。
proteo-mw

もう1つは、プロテオグリカンが2つくらいに切れたものです。分子量のピークが2つ3つ出てきます。活性部位の1つが失われている可能性が高いです。
熱変性している訳ではないですが、ある意味、分解という変性です。変性プロテオグリカンと言っても良いと思います。

この2つは、液クロ経験者には簡単な話なのですが、HPLCのGPCカラムで分子量分布を調べれば一目瞭然になります♪

どちらの機能性が高いかは不明です。
化粧品としての保湿性は、分子量が高い方が有利です。
食品としての機能性では、全くわかりません。
極論言うと、かなり分解しても、コアタンパク質の両末端の活性部位さえ残っていればプロテオグリカンとしての活性も残っているかもしれません。

また、このプロテオグリカンは、どこまで非変性であるべきかの定義がありません。
プロテオグリカンは、ひも状のコアタンパク質にコンドロイチンが複数(正確にはグリコサミノグリカン)が付いているものです。これが、軟骨でヒアルロン酸にニョッキっとくっついています。すべてのプロテオグリカンが分解されれば、単なるコンドロイチン硫酸になってします♪
でも、この素材は、切れている数や分子量で定められていません。

私の個人的な意見としては、切れている数も重要ながら、両末端が残っていることがプロテオグリカンの定義であろうと考えています。
最低、片方の末端だけでも残っているべきです。
この活性部位があるからこそ、プロテオグリカンは、特別な機能性を有します。
中にはコンドロイチンとプロテオグリカンを勘違いしている原料もありますが、それは、論外です。
したがって、この原料を使用するに当たり、分子量分布のデータをチェックすることも重要です。
今後、業界が大きくなると、絶対にプロテオグリカンと言えないような原料(例えば、単なるコンドロイチン硫酸の原料だったり・・・)が出回ります。

このプロテオグリカンの定期に関係してくるのですが、この問題は、商品化した際の状態にも関係してきます。
製造上におけるプロテオグリカンの欠点は、水が存在している環境下で長時間高温になると分解されることでです。
ドリンクやゼリーなどに配合すると、通常、最低2時間、長いと8時間くらいの熱がかかるので、分解する可能性が非常に高い
です。
これを安定化できたら、凄い技術になるでしょう。
我々も試行錯誤しています。

弊社でも、プロテオグリカンをドリンクやゼリーに配合したいという問い合わせが多いです。
一方、分解してしまうのがわかっているので、商品化しません。
でも、実際、商品化されている商品が存在します。
単なるコンドロイチンのドリンクになっているんではないか?とついつい思ってしまいます。

そもそも、プロテオグリカンである定義がないため、このようなことが起ります。
これは、業界にとって、今後の大きな課題だと考えます。
基本、 活性部位による何らかの活性を規格するのが良いのでしょうね。
市場をもっと大きくするためにも、原料供給側も努力が必要ですね。
我々も、日々努力です!続きを読む

グルコサミンのベストパートナー硫黄(MSMなど)

たまには、論文を読みました。今回は、珍しく、博士らしい記事内容です。
グルコサミンの論文です。

グルコサミンは、前回の市場動向で紹介した通り、主に3つ存在します。

・グルコサミン塩酸塩
・グルコサミン硫酸塩※日本では医薬品
・アセチルグルコサミン

意外に文献が少ないのは、グルコサミン塩酸塩です。硫酸塩はたくさんあります。
日本でしか使用されないからでしょう。
アセチルグルコサミンは、大手乳業メーカーがが担いでいた経緯もあり、結構、論文があります。

今回、読んだ文献は、グルコサミン塩酸塩1200㎎、MSM300mg、コンドロイチン硫酸80mg、グアバ葉ポリフェノール105mgの投与での報告でした。グルコサミン塩酸塩だったので、とても興味がありました。
文献:グルコサミンと変形性膝関節症, 順天堂醫事雑誌 59(2)152-162

結構、良い改善効果が示されていました。
また、評価方法が非常に参考になりました。
バイオマーカーを利用して、VASでは評価しきれない部分まで評価されています。

一方、結局、硫黄が重要なのかな・・・とも思いました。

過去に読んだ論文の中には、グルコサミン塩酸塩と硫酸鉄で有効性を示しているものもありました。
その時は、なぜ?硫酸鉄なのだろう?と思いましたが、硫黄の補給という目的だったのだろうと、最近、確信に変わりつつあります。

硫黄は、皮膚・粘膜・軟骨・爪・髪を作るのに不可欠なミネラルです。
硫黄素材の問題点は、臭いがあること。
MSMや硫酸塩にしたもので、臭いがないものもあります。

ちなみに、MSMは、全く硫黄臭のない硫黄化合物であり、手軽に硫黄を補いやすいのが特徴です。松などの針葉樹由来のものが多いです。
※S(硫黄の元素記号)のままでは臭く、Sの両手にMMを持たせてMSMにすると臭いが無くなるイラスト表現があると表現しやすいです♪
今後、アセチルグルコサミンとMSMの組み合わせの研究が行われると面白いかも・・・。

軟骨の再形成には、この硫黄の存在が重要
なのでしょう。
そもそも軟骨の主成分の1つであるプロテオグリカンは、コンドロイチン硫酸の集合体で硫黄を含みますからね。

あと、ポリフェノールの配合は抗炎症の目的であろうと思われますが、この抗炎症の成分は、体感性を高めるのには重要です。体感がないと、すぐに止めてしまう傾向が強いためです。
いわゆる、体感素材というやつです。
私も、この抗炎症の成分には、工夫します。

商品設計の話なりますが、私は、免疫寛容の抗炎症ならば非変性Ⅱ型コラーゲン直接的な抗炎症成分としてはボスウェリア、コガネバナ(オウゴン)&ペグアセンヤク(アカシア)やセイヨウシロヤナギを目的コストに合わせて配合します。

最近は、グルコサミンを含まない、抗炎症中心の商品のニーズも高まっています。
糖尿患者向けに、グルコサミンを配合しない関節サプリのニーズも高まっています。
糖尿病患者は、太っていて関節炎を併発している率が高いようです。そうすると、糖であるグルコサミンを避ける傾向があります。医師から止められる場合も多々あるようです。

このロコモ市場は、市場が激化し飽和感がありながらも、高齢化社会のため、市場自信は伸びています。
市場もニーズ毎に細分化し始めているのかもしれません。
私も、この市場の変化を読み取りながら、売れる良い商品を作り続けようと思います!
日々、ひたすら努力です。
がんばります!

健康食品業界における地震の影響

健康食品業界における地震の影響は、どんどん明らかになりつつある。ただ、東北でものが売れなくなっただけではない。

まず、配送関係で、健康食品に限らず通販業界自体が混乱しました。

次に、東北で作られていた健康食品原料が壊滅的な被害を受けたものがある。

・気仙沼産サメ軟骨コンドロイチン
・HTCコラーゲン(トリペプチド高含有コラーゲンペプチド)
・重曹      などなど

特に、サメ軟骨エキスは、今後、気仙沼の漁業が復活しない限り、気仙沼でサメが水揚げさえることはない。
その市場自身がなくなってします危機的な状況である。
そりゃあ、気仙沼があの状況なのだから、当然である。
被害にあわなかった在庫の軟骨からしか作られず、いつまで供給が続くかは不明である。

国産、気仙沼産のコンドロイチンで儲かった会社は、多々あるだろう。
今は、原料メーカーが走り回り、四苦八苦していると思う。私は、元々が原料メーカーだったので、想像がつきます。
供給責任だなんだで、ギャーギャー言っている会社の話も耳に入ってきます。
悲しい・・・。

ここは、その原料を使用した商品を消費者に販売し、大きな収益を得た商品メーカーが支援してくれなければならないと考えます。
関わっていた多くの会社が気仙沼の漁業を支援すべき。

健康食品業界も、どこまで社会に貢献できるかが問われているのだと思います。
そして、今後、その気仙沼の漁業に復興に尽くした会社だけが優先的に再びコンドロイチンの供給を受けるべきだと思います。

しかし、その復興までには時間がかかります。
今後、如何にスピーディーに対応できるかが焦点になるだろうと考えております。
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ヘルシー&ビューティー vol.4でプロテオグリカンの記事を書かせていただきました。

秘密の赤ワイン
順天堂大学の吉田先生と書かせていただいた書籍です。赤ワインのアンチエイジング成分について、一般の方でもわかりやすく書かれています。赤ワインを使った料理レシピが紹介されていたり、普通に読んで楽しい内容になっています。書籍の帯は、たかの友梨さんです。


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博士(水産学) 44歳 富山県滑川市出身  (株)アンチエイジング・プロ COO 現 東京海洋大学卒 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

営業は天職、通販化粧品会社や広告代理店での所属経験がある異色のコンサルタント。
プロフィール詳細は、カテゴリー最下段より。

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