最近、シン富裕層という言葉を聞くようになりました。
テレビでも、その特徴が紹介されるようになってきました。







その特徴を見ていて、富裕層に限らないなぁと思いました。
これは、今の一般的な若者の特徴。

生まれた時からスマホがあり、ファストファッション世代であり、バブルの香りさえ知らない世代。
体育会系という言葉もなくなり、先輩後輩の関係もフラットな時代。
車にも興味がなく、免許を取らない人も増えている。

そして、何より、この特徴は、日本特有の妬みの文化と出る杭は打たれる文化の影響が強いと思う。
我々世代、最初のターゲットになったのは、ホリエモンこと堀江貴文さん。

隠す姿勢は、いろいろなサイトで紹介されているような集りや人間関係性の変化の問題より、日本文化のウェイトが大きいと思う。(+セキュリティー上の問題)
上の世代が今の若者を作ってきたんだと思う。

まぁ、日本のシン富裕層の思考は、米国のIT系富裕層の考え方にも近いと思う。
スティーブ・ジョブズさんのファッションなどが代表例だろう。
職種によっても、考え方が異なる。不動産系の方は、今でもキラキラ、弊社のような黒子の会社は、原則、高級品NGです。

ちなにに、シン富裕層が高級品を好まないのは、一時的なラッキー収益により稼いだ方が多く、長期間安定的な収益源を持っていない方も多いからというのもあるだろう。
例えば、Youtuber、一気に多額のお金を稼ぎ、あっという間に稼げなくなった人達も少なくないです。贅沢して散財した人も少なくない。
将来に対する不安もあるのだろう。
まぁ、だから、お金の使い方も慎重になるのでしょうけど。

そして、シン富裕層と呼ばれる人達の大きな特徴として、子供達への教育面への力の入れ方に着目されていますが、健康面もかなり力を入れていると思います。

おそらく、サプリも活用しつつ、Nノーズなども定期的に行っているだろう。



ここは、ハリウッドスターの嗜好性が参考になり、おそらく、オーガニック食品などにもこだわっているだろう。

米国のサプリメント市場を見ても、安い化学系商品と高いオーガニック商品が二分されており、富裕層は後者を選択している。
ただし、米国のサプリの場合、コストパフォーマンスも伴っている。

米国におけるSloIron商品の支持層も、富裕層が中心だろう。

調査してみないとわからないが、まめ鉄の日本市場の支持層も、シン富裕層が含まれるのかもしれない。

最後に、シン富裕層の方々は、ビットコインのような暗号資産やYoutubeなどでの配信系収益など、新しい稼ぎ方で生まれているようです。
一方、金融商品による儲けも同様だが、世の中、製造業などの実業が重要視されなくなっている。だから、子供達が実業に夢や希望を持たなくなってきている。上記のような一過性でも大きな収益を得れるような職業に憧れてしまう。

こんな世界で、本当に良いのだろうか?とついつい思ってしまう。
楽して儲けることに抵抗があるだけなのかもしれないが、つい疑問に思っちゃう。

生まれてくる時代も含め、人生、運が大きいな。
だから、日本は、階級化も進んでいるため、親ガチャなどという言葉まで出てくる。
SNSなどによる情報化の弊害でもあると思う。常に自分より(虚像かもしれない)上の人間と比べてしまい、幸せを感じにくい世界だなぁ。

実際、私も、ここ15年で、いろいろなお金持ちの方々にお会いしました。
でも、必ずしも幸せな方ばかりではありませんでした。
そして、近年、情報化が進み、こういった不幸せな人達も良く見えるようになりました。このシン富裕層の方々の考え方も、そういった方々を見た上での結果なのかもしれません。

何れにしても、人の価値観って、人それぞれ。
少しでも自分が幸せであれる価値観を作っていくことが大事な時代なのかもしれない。