健康食品サプリメント市場の理想像・未来像 by 博士マーケッター

勝ち残る健康食品サプリメントをテーマに受託製造加工・原料供給を行う栗山雄司のブログ。原料クリエイティブからの商品設計ノウハウ、最新研究データ、機能性表示食品、食品表示法・薬機法・景品表示法の話など

健康食品サプリメントを利用して介護のない幸せ笑顔あふれる世の中を作ることがです。そのためには、アンチエイジングをベースとしたセルフメディケーション;予防が不可欠です。
本ブログでは、その理想像を追い求めながら、市場の未来を予測しつつ、勝ち残っていける商品作りを追求し続けています。

マーケット情報や学術情報を集約しながら、会社のフォーミュレーターとして、日々、健康食品サプリメントを作ってます。
近年は、機能性表示食品にも力を入れております。

仕事のご依頼がございまいたら、弊社までお気軽にお問い合わせください。

健康食品業界の営業

なぜ?日本では常時在庫・即納が求められるか?

基本、日本の健康食品・サプリメントの原料事業では、常時在庫と即納が求められます。
海外では、そこまでうるさく求められることはありません。

量にもよりますが、納期が3~4週間と回答した瞬間、多くの受託加工会社さんは、積極的に原料採用しにくくなります。
弊社も、供給が安定しなければ、採用しません。
だから、弊社社員には、採用する前に常時在庫量とリードタイムを必ず聞くようにさせています。

まぁ、そういった理由で、海外メーカーが日本に進出して来にくく、日本では輸入商社という存在が成り立つ訳です。
日本の輸入商社は、ストックマネージメントが最も重要な役割です。

さて、なぜ、そこまでうるさく求められるのでしょう?

それは、製造ラインの確保のプロセスに理由があります。

多くの工場では、原料のリードタイムが各社でバラバラのため、原料が全て納入された段階もしくは全ての原料納入日が確定した段階で、製剤加工や包装のライン取りを行っているからです。

ちなみに、前者の方式の工場の方が即納を求めやすく、後者は製造ラインが先まで埋まっていることが多い大きい工場さんで多い方式です。

当然、前者の方式の会社さんの場合、顧客から即納条件で納期を詰められれば、とにかく、一番最初に原料を集めることが重要になってくるのです。

なので、原料メーカーは、常時在庫を持って、即納ができるかが重要になってくるのです。

また、海外に比べ、年間の商品製造回数が多いという背景もあるでしょう。
海外では、1回の製造量も多く、年間1回・2回の製造が多いです。
どちらかと言うと、たくさん作って製造コストの圧縮(ボリュームディスカウント)を図ろうとするのが米国スタイルだと思います。

日本の国土が狭くて倉庫料が高いことや市場の大きさなども影響しているのでしょうね・・・。

日本では、賞味期限の半分ルールなどが存在する業界も存在します。半分切ったら返品・・・。
一度に多くの商品を作りにくい背景もあるのでしょうね。

弊社では、こういった原料事業の商習慣も理解した上で、原料供給を行っています。
基本、2~3営業日のリードタイム。
なので、例えば、まめ鉄のように、できなければ原料供給しないという選択肢を選ぶこともあります。その対応の方が誠実だと考えています。

顧客に迷惑をかける可能性があるのなら、無理しません!

弊社などは、長年の即納できる信頼で原料事業が成り立っている現状もあります。

まぁ、午後に発注して翌日の午前に納入を度々してする会社は、生産管理ができていないしわ寄せだったり、余裕があるのに無理言っているケースなので、当然、お断りしますが・・・稀に緊急事態でお願いされる場合は、きちんと対応しております。

良い商習慣だとは思いませんが、基本、日本は販売会社の立場が強いです。
コンビニ業界の某社ように、納品が遅れたら、機会損失も含めた多額なペナルティーを要求するような業界ではないので、まだまだ良い業界です。

今後も、顧客から評価される会社であり続けるよう努力していきたいと思います。

ホワイトペーパーのススメ:事業モデルのPDCA

皆さん、今日あたりから、業務開始でしょうか?
弊社は月曜日から。
そして、私は、数日ズラした夏休み中です♪
この記事も、8月14日に書いて、投稿予約したものです。

さて、私の周りには、独立したての方々が集まってきます。
お盆中もランチした。
そこで必ずオススメしているのが

ホワイトペーパー です!

業態問わず! そして、以下の点を求めます。

徹底して作り込むこと
他社との差別化を明確にすること
常に作り変えて進化させること


実は、こういったホワイトペーパーが必要なのは、独立した人だけじゃないんです。

私は、営業マンすべてがホワイトペーパーを作るべきだと考えています。

理由は、営業の成約率が上がるからです。

会社でなければ、自分で作れば良い。
どの業態でも、私がずっとやってきたことでもあります。
営業スタイルは、個々に異なるので、ベースは同じでも営業マンの数だけホワイトペーパーがあるのが理想だと考えています。

加えて、独立したての人は、経営者として、自分/自分の会社の強みと弱点を整理することができるからです。
こういったことが見えてくると、PDCA を回しやすくなります。

独立して失敗する人の多くは、事業モデルのPDCAが回せなかった人です。
実際問題、事業の勝ちモデルは、独立から半年から1年の間で作り上げなけばならないです。

勝てない事業モデルは、いわば 泥船 であり、進まず必ず沈みます。

成功していた会社でも、このPDCAを回していたキーマンが抜けて、いきなり衰退する会社も少なくありません。
実は、会社を成功させていたのは、社長ではなかった・・・。
過去、たくさん見てきています。
それほど、事業モデルのPDCAを回し続けることは重要なのです。

ホワイトペーパーを添削することもありますが、かなり厳しいコメントをします。
やっぱり、失敗してもらいたくないからです。

作成したホワイトペーパーで結果が出なければ・・・
内容もしくは事業モデルが悪い証拠!です。

内容は、すぐに変更することが可能ですが、事業モデルは、すぐに変更できません。事業モデルは、時間をかけて変更していく必要があります。

だから、未だホワイトペーパーを作り続けているのです。

また、勝てる事業モデルも、時間の経過で、勝てない事業モデルへと変化してしまいます。
先日、商品設計の例で紹介したライフサイクルが事業モデルにも存在するからです。

時代に取り残された事業モデルだと、じわりじわりと衰退していきます。

盛者必衰!

時代に合った事業モデルで勝負し続ける必要があります。
そのために、ホワイトペーパーの見直しを定期的に行う必要があるのだと考えています。

ちなみに、ホワイトペーパーを作る上での注意点であり鉄則。

切り札は公開しない!

この部分を公開してしまうと、あっという間に事業モデルが模倣されて陳腐化してしまいます。
特許も同じで、核心の部分は記載しません。
これが 情報マネージメント というものであり、事業のライフサイクルを少しでも長く保つコツです。

弊社の場合、そのホワイトペーパーの要点を4ページにまとめて、原料受託バンクで公開しています。
その資料は、一昨日、1万アクセスを超えました。

もし、まだホワイトペーパーを作っていない方がいらっしゃれば、この資料を参考にしていただきながら、是非、自分/自社オリジナルのホワイトペーパーを作成してみてください!

P.S.
休み中、他にも記事を書いています。
まだ読んでない方は、是非、ご一読くださいませ。
<(_ _)>

健康食品サプリメント業界人向けオススメ学術書

私は、年間、何冊の学術書を購入しているだろうか?
本当に良い書籍は、極一部です。
今回、事務所移転で断捨離しましたが、半分くらいはゴミとなりました。

今回は、持っておいて損はない健康食品サプリメント業界の技術者にオススメな3冊を紹介です。
※画像をクリックするとAmazonのページに飛びます。

  

1. 図解入門よくわかる最新分析化学の基本と仕組み
対象:品質管理担当、機能性表示食品担当、研究開発担当、学術担当

こういった分析化学の基礎を紹介した書籍って、なかなか良いものがありません。
難し過ぎて、分析化学を専攻していた人でないとわからないような書籍もたくさん存在します。
これは、よくできている。
おそらく、分析化学の単位を取得していなかった理系の方にも理解しやすいような内容です。

近年、機能性表示食品の申請では、機能性関与成分の定量に様々な分析技術が用いられます。そういった意味でも、こういった書籍のニーズは、高まっているだろう。

会社に一冊置いておくと良い一冊です。

  

2. 医歯薬系学生のためのビジュアル生化学・分子生物学
対象:研究開発担当、学術担当

ごく最近の生化学全般がまとまっています。
体内酵素やサイトカイン、免疫系の内容など、幅広く紹介されています。

コラーゲン・エラスチン・プロテオグリカンなどの構造も学術レベルで詳しく紹介されています。

Section だけまとめると、以下のとおりです。

Section 1 生体の組成
Section 2 遺伝情報の発現と伝達
Section 3 遺伝子工学
Section 4 情報伝達系
Section 5 生命科学
Section 6 感染・炎症・免疫
Section 7 癌
Section 8 結合組織
Section 9 骨・軟骨
Section 10 歯の生化学

すでに、古本しかないけど、オススメの一冊です。
どこかの大学の教科書に採用されていたと推測され、学術書なのに古本で安価に手に入る一冊です。

  

3. 最新 ビタミン学―基礎知識と栄養実践の手引き
対象:商品設計担当、学術担当

私がビタミンのバイブルとして利用している書籍です。
臨床レベルのビタミンの基礎を説明した一冊です。

ビタミンは、医薬品にも利用されており、明確な機能性があります。
基礎を学び、健康食品サプリメントの商品設計でも、体感素材・機能素材としてビタミンを上手く活用していくべきです。

医歯薬系学生のためのビジュアル生化学・分子生物学は、完全に理系の方向けですが、この書籍は、理系の方でなくても良いと思います。

これも、入手しにくくなっている書籍です。
手に入るうちにGetしておきましょう。

なお、これら3冊は、会社の備品として購入しておいても良し、個人で保有しても良し、といった書籍です。
是非、お役立てください!
仕事のガイド
30万アクセスを超える前のノウハウを凝縮したブログ記事ガイド
ブログガイド

SEOの関係上、弊社サイトへのリンクは外しました。弊社にご興味がございましたら、是非、Googleでアンチエイジング・プロと検索してみてください!
アクセス数(PV)
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

趣味のガイド
競技空手研究
国内外を問わない空手の動画の解説や練習方法、グッツの紹介など
今のテーマはヨーロピアン空手
>> 國際松濤館 若草支部


ボクシングシューズ&コンプレッションまとめ
オススメの1足・1着を紹介!

新宿ラーメンバナー
新宿にお越しの際は、是非、参考に!
記事検索
著書&顧問先
ヘルシー&ビューティー4
ヘルシー&ビューティー vol.4でプロテオグリカンの記事を書かせていただきました。

秘密の赤ワイン
順天堂大学の吉田先生と書かせていただいた書籍です。赤ワインのアンチエイジング成分について、一般の方でもわかりやすく書かれています。赤ワインを使った料理レシピが紹介されていたり、普通に読んで楽しい内容になっています。書籍の帯は、たかの友梨さんです。


弊社顧問 吉田先生ブログ

<わたしの顧問先>
クリニカメディカ/髪のクリニックSeed
Y'sサイエンスクリニック
顧問先Y'sサイエンスクリニック
ギャラリー
  • 新決済システム対応と生き残り
  • お盆も働き続けるWeb集客
  • 代々木に事務所移転してみて
  • 代々木に事務所移転してみて
  • プラスチックと上手く付き合う社会
  • 前脚の蹴りの軌道と2種の膝の上げ方
プロフィール

博士(水産学) 45歳 富山県滑川市出身  (株)アンチエイジング・プロ COO 現 東京海洋大学卒 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

営業は天職、通販化粧品会社や広告代理店での所属経験がある異色のコンサルタント。
博士論文は海洋プラスチックごみがテーマ。
プロフィール詳細は、カテゴリー最下段より。

カテゴリ別アーカイブ
厳選おすすめ書籍

業界人ならびに健康食品関係の企業は携帯必須。東京都のマニュアル最新版。今回は、若干厚い・・・。


日本抗加齢協会の機能性食品のデータブック


神田昌典さんの本で一番好きな一冊。分厚いけど、あっという間に読めちゃう一冊。Kindle版もあり。

健康食品通販オススメ書籍
アフィリエイトプログラム
本ブログは、Amazon アソシエイト・プログラムやバリューコマースを利用しています。オススメ書籍やスポーツ用品を示すのに活用しております。+マーケティング調査のためです。

良い商品はオススメしても、本プログラムで儲けるつもりはないため、スポーツ用品などは、Yahoo!ショッピングや楽天も含め、最も安いショップでご購入いただければ幸いです。