健康食品サプリメント市場の理想像・未来像 by 博士マーケッター

勝ち残る健康食品サプリメントをテーマに受託製造加工・原料供給を行う栗山雄司のブログ。原料クリエイティブからの商品設計ノウハウ、最新研究データ、機能性表示食品、食品表示法・薬機法・景品表示法の話など

健康食品サプリメントを利用して介護のない幸せ笑顔あふれる世の中を作ることがです。そのためには、アンチエイジングをベースとしたセルフメディケーション;予防が不可欠です。
本ブログでは、その理想像を追い求めながら、市場の未来を予測しつつ、勝ち残っていける商品作りを追求し続けています。

マーケット情報や学術情報を集約しながら、会社のフォーミュレーターとして、日々、健康食品サプリメントを作ってます。
近年は、機能性表示食品にも力を入れております。

仕事のご依頼がございまいたら、弊社までお気軽にお問い合わせください。

原料マーケティング

問屋・商社のポジションと大手受託加工会社

近年、いろいろな市場動向で、問屋・商社のポジションが危うくなり始めています。

その代表的な市場動向は、某大手受託加工会社さんの寵愛外しです。

購入ルートを一本化したいのは理解できます。
でも、止めて欲しいのは、こっそり便乗して値下げ要求されること。

問屋・商社(通称、寵愛)のマージンは、5~15%と幅があります。なので、問屋・商社さんに対して、10%くらい安く見積もる業界の慣習があります。
そうなってくると、7.5%くらいのマージンで顧客に提示されている原料に対して、必然的に約2.5%の価格を下げるように圧力がかかる訳である。
それでも、原料メーカーは、問屋・商社さんより高く供給できるので、簡単に値下げに応じる訳である。

原料メーカーが簡単に値下げ交渉に応じる理由である。

一方、寵愛の価格以上に下げさせているケースも認められている。
弊社が寵愛を担っている原料は、原料メーカーにも弊社の価格を共有していたりするので、便乗して値下げさせていることまで見えてしまう訳だ・・・。
担当者は、ノルマがあるから仕方ないのかもしれませんが・・・。

ちなみに、今回、弊社が外された案件は、案件を獲得するのに、弊社の独自データを提供したりして、クリエイティブ開発にも協力した案件でした。
だから、納得していない。
問屋・商社さんでも、同じようなケースが多々あっただろう。

何れしても、経営者の考え方が露骨に出ます。
市場も変化し、ドライになってくることは仕方ないことですが。

今後、こういった事例を真似する受託加工会社さんも増えてくるかもしれない。

また、情報化により、原料メーカーの多くが原料受託バンクのようなサイトを利用するようになり、原料を探すのも簡単になりました。
簡単に、原料メーカーへと直接コンタクトできます。

問屋・商社さんへの依存度も落ちています。
年々、大変な局面へと変化していくだろう!
利益率も落ちているだろうし、新規も取れにくくなっているだろう。

原料メーカーの中には、問屋・商社向けの価格を設定していない会社さんも現れてきてきています。

実際問題、そういった影響で人材の流出も増えているような感じがする・・・。

先日、業界の古株と会食した際も、この動向について、議論していました。ちょっとづつ、この問屋・商社外しが明るみに出始めている。だから、私も、この記事に踏み切りました。

そもそも、問屋・商社の役割って、何なんでしょう?

流通
営業代行
リスクマネージメント


なのかな?と思います。

こういった大手受託加工会社さんは、リスクマネージメントは自社で行うから不要ということだろう。
まぁ、実際問題、成熟し切っている米国の場合、問屋・商社という存在は、ほとんどない。

一方、米国の場合、投資して販売権を取得する問屋的な企画会社が存在します。
弊社に近い業態。

また、一部の中国系原料は、インターネット上で売買されたりもしている。

日本市場も、米国市場に近づいていくのだろうか?

私の個人的な意見としては、米国市場に近づいても、完全には同じにならないと考えています。
下請法なども理由の1つです。
資本金が大きな企業さんは、リスク回避のために問屋・商社を利用し続けるだろう。主に、販売者さんに対してだが、意外に資本金が小さな受託加工会社さんには関係ないことだろう。

また、インターネットで売買されるようになるのは、もっと先の話だろう。
インターネットでの売買は、価格だけのドライな市場であり、多くの原料メーカーが望まないからだ。
自分達で自分達の首を絞めかねない・・・。
例えば、添加物系の原料の場合、輸入商社の存在すら、危うくなってしまいかねない。

何れにしても、原料メーカーとして、こういった動きがあることは知っておく必要があるだろう。
場合によっては、プライシング戦略にも関係してくるからです。
ほんと、時代は変化します・・・。

OEMや原料の健康食品サプリメント事業のSEO

ここ1年、弊社サイトのSEO;集客には、非常に苦しんでいるのが実際です。
例えば、ペナルティリンクは無くなっても、被リンクが減ることでSEO力が落ちて、集客力が落ちてしまうという問題も生じてきました。

何だかんだで、被リンクも重要なようです。

ただし、一定のサイトからの被リンクによるアクセス集中はペナルティリンクと判断されることがわかりました。

例えば、有力ポータル以外のバーナー広告やプレスリリースからのリンクなどは、流入が多すぎて、あまりよくないことも検証結果からわかっています。

被リンクの幅が狭い中小企業のサイトは、おそらく、ちょっとしたアクセス集中によってペナルティリンクを受けやすいんだと予測しています。

被リンクを作るなら、ペナルティリンクと判断されない小さなものを複数作る必要があることがわかりました。
できれば、複数のドメインからの方が好ましいです。

その調整が非常に難しい・・・。

また、このライブドアブログのようなHTTPS非対応のサイトからの被リンクも好ましくないようです。
怖くて、被リンクを作れない・・・。
なので、このブログも泳がせている状態。

現在、試行錯誤しながら、ちょっとづつ被リンクを増やしている状態です。

加えて、ペナルティリンク上等!な秘密の施策も行っています。

今週に入り、ようやく、良い流れに動いてきました。
そして、サイト内での滞在時間を増やすような施策も機能し始めたような感じです。
詳細は、弊社サイトを見ていただき、どの部分なんかを分析していただければと思います。いくつも、そういった施策がちりばめられているはずです。

まぁ、SEOの答えは、神(Google)のみぞ知る部分ですから、これからも答えのないものを追い続けていきたいと思います。

これからもめげずに、SEOのPDCAを回していくしかない!

ファイト!!です。

量のクリエイティブ:直接法と間接法

量のクリエイティブについて質問があったので、この度は、その解説を記事にしてみました。
まず、量のクリエイティブと言っても、直接法と間接法の二つに分類されます。

★ 直接法 ★

直接法は、とてもシンプル。
成分の含有量や原料の配合量を強調表記します。

HMBやシトルリンを始めとした各種アミノ酸などで多く用いられます。
1商品あたりの量で多く見せているケースも存在します。

HMB 3000mg
シトルリン 1000mg
って感じのクリエイティブです。

Amazonの商品は、多くが直接法の量のクリエイティブで争っていることが多いです。

現状、ビタミン・ミネラル以外の強調表記は、外枠での表示も義務化されていないので、商品に成分量や配合量が記載されていないことが多いです。そこが規制強化されると、かなり業界は適正化されていくでしょう。

★ 間接法 ★

間接法は、主に粗原料(粗原料の類似素材)の量に置き換えて量をアピールする方法です。
具体的な例です。

赤ワイングラス約200杯分のレスベラトロール
胎盤換算7500mgのプラセンタエキス純末
自然薯約1000g分のジオスゲニン
生ローヤルゼリー換算で1000mg

中には、ローヤルゼリーの生換算のように、公正競争規約・規則などで換算方法が定められている素材も存在します。

時には、粗原料ではなく、成分を多く含むイメージの素材に置き換えて量をアピールされるケースもあります。

シジミ約1200粒分のオルニチン
レモン約30個分のビタミンC
レタス約10個分の食物繊維

その他にも、様々な間接的に量のクリエイティブが用いられています。

こういった量のクリエイティブは、商品を販売していく上で不可欠な表現です。勝ち組通販会社の多くが長けている部分でもあります。

なので、販売する原料の市場を伸ばしていくため、原料メーカーが努力して生み出していかなければならないものが量のクリエイティブだったりするのです。

ちなみに、LPなどの制作会社さんは、勝ちクリエイティブを作っていた自信から、販売事業にも多くの会社さんが参入されました。
弊社も、たくさん対応させていただきました。

しかし、量のクリエティブを生み出す力がなかったため、ほとんどの会社さんは失敗されました。

制作会社さんの特徴として、自信から来る奢りがあり、原料メーカーなどの助けを借りないで自分達だけで勝ちクリエイティブを作ろうとされます。
他社のクリエイティブをパクるくらいで、クリエイティブを創造することはない(創造できない?)のです。
それが失敗の原因。
絶対に、OEM会社を通した間接的にでも、原料メーカーの助けは不可欠です。

量のクリエイティブなどの勝ちクリエイティブは、制作会社さんではなく販売会社さんが原料メーカーやOEM会社と共に生み出されていたことを物語っています。
一緒に生み出す力が通販会社さんのノウハウだったのです。

まぁ、実際、私も、大口の販売会社さんと協力し合ってクリエイティブ開発を大なっていますから・・・。

これも成功の本質の部分なのでしょう。

原料メーカーは、この勝ちクリエイティブ創造を積極的に手掛けていかなければならないことがわかったでしょうか?
また、販売会社もOEM会社も、原料メーカーから勝ちクリエイティブを創造するための情報を引き出させていかなければならないことがわかったでしょうか?

ただ売るだけではダメなのです。
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成熟する健康食品サプリメント業界、勝てるセオリーで商品を作り、業務は効率化する!が非常に重要になってきております。是非、参考にしていただければと思います。
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プロフィール

博士(水産学) 45歳 富山県滑川市出身  (株)アンチエイジング・プロ COO 現 東京海洋大学卒 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

営業は天職、通販化粧品会社や広告代理店での所属経験がある異色のコンサルタント。
博士論文は海洋プラスチックごみがテーマ。
プロフィール詳細は、カテゴリー最下段より。

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