健康食品サプリメント市場の理想像・未来像 by 博士マーケッター

勝ち残る健康食品サプリメントをテーマに受託製造加工・原料供給を行う栗山雄司のブログ。原料クリエイティブからの商品設計ノウハウ、最新研究データ、機能性表示食品、食品表示法・薬機法・景品表示法の話など

健康食品サプリメントを利用して介護のない幸せ笑顔あふれる世の中を作ることがです。そのためには、アンチエイジングをベースとしたセルフメディケーション;予防が不可欠です。
本ブログでは、その理想像を追い求めながら、市場の未来を予測しつつ、勝ち残っていける商品作りを追求し続けています。

マーケット情報や学術情報を集約しながら、会社のフォーミュレーターとして、日々、健康食品サプリメントを作ってます。
近年は、機能性表示食品にも力を入れております。

仕事のご依頼がございまいたら、弊社までお気軽にお問い合わせください。

中国案件

独身の日2019から見える中国市場の変化

昨日の中国は、香港での暴動の一方、恒例の独身の日フィーバーで盛り上がっていました。
アリババの売上は過去最高の4兆1000億円だったようですね。



昨晩は、ワールドビジネスサテライトでも、特集していました。
その様子を見ていて思ったこと。

中小企業から大手企業の市場へ
中国企業主体の日本企業の下請け化


まず、資生堂や花王など、日本の大手企業の参入が目立ち始めました。資生堂さんなんて、アリババと提携し、中国向け商品を作るなど、中国市場に対して特別待遇しています。

中国の購買力というパワーにより、日本からの仕入れ先や仕入れ方法の幅が広がり、ブランド力の高い大手企業の商品を安価に供給することが可能になったのでしょう。
結果、日本の企業が下請け化し始めています。
それが化粧品業界で顕著です。

また、近年は、独身の日に間に合わせようとする無計画な案件がなくなりました。ワールドビジネスサテライトでも紹介されてましたが、すでに独身の日は20日前から始まっているような時代になったためでしょう。

まぁ、ほんと、変化が早過ぎる!

実際、中国の企業が日本で会社を作ったり買ったりして事業展開することで、その日本ブランドの顔をした中国企業の商品が中国に多く輸出されています。

結局、中国人が作る日本製商品は中国で流通するけど、純粋な日本ブランドは、大手企業のものを除き、大きく流通しにくくなってきている。

そして、結果として、そういった流れをEC法が後押しした。

健康食品や化粧品の中国ビジネスの難しいところは、通関する人で中国への入り方(;輸出)が大きく違ってくること!

そういった背景もあり、日本における中国ビジネスで成功している面々は、通関会社を中国に持っていることが多い。
まぁ、言わば、中国の通関側に力が働く人達でないと、上手く流通できない仕組みがある。おそらく、中国の大手企業が協力すれば、難易度の高い通関も容易になるのだろう。

実際、日本企業単独で中国市場にトライした会社さんは、上手く輸出できていない。
また、通関にコネがない中国人の会社でも、上手く輸出できていない。
数年たっても、通関できていない会社がたくさんある。
反対に、中国企業は、比較的簡単に通関を通してくる。

一方、日本の大手さんは、提携関係を組むことで、こういった問題を解決できる。多くの企業が通関で苦労しているのに、大手さんは、難なく通関を通している。
これが現実だと思う。
中国は同朋同士で儲けるビジネス思想があるので、その思想に則っていなければ、入り込むことができない。
そして、今年の独身の日は、そういった真実がより明白になったような感じがする。

おそらく、大手企業の商品は、ブランドを利用したいから日本から供給されるだろう。そして、合弁会社を中国に作って、中国生産に切り替わっていくだろう。

一方、ブランドのない中小企業の商品はコピー品に置き換えられ、いつの間にか発注が途絶えるだろう。
そういった意味で、中国製へのコピー品置き換えへの防止対策が不可欠になって来るのだが、何だかんだで、日本のコピー品対策と同じで、原料戦略の工夫が有効だろう。

言いなりで作るのではなく、日本でしか作れないような原料をメインとした商品しか提案しないなどの工夫が必要だろう。理想は、供給制限されている原料を配合すること。
最悪、原料取引が中心になっていくのだろうが、コピー品置き換えの抑制にはなるだろう。実際、一歩先を行っている化粧品が原料取引中心となりつつあるから、健康食品も原料取引に収束していくのだろう。

さて、そこで、日本の原料メーカーは、どのように中国と付き合っていくべきか?

まず、中国で原料を作りたいとオファーを出してくるかもしれないが、絶対に応じてはいけない。
どんなに契約があったも、必ず抜け道がある。
また、通関時、本当の情報を出すかどうかは、よく考えなければならない。本当に重要な部分は隠すべきだろう。

そして、最も重要なこと。
日本の独自技術を磨くこと!
これに勝る対策なし。
真似できない商品というのが理想。

我々も、こういったことを意識して、中国とビジネスを行っていかなければならないだろう。
今後の日本、中国とのビジネスを避けて通れないのも事実である。
ただし、焦って攻める必要もないとも思う。
無理は禁物。

まぁ、私は私のやり方で、中国市場を攻略していきたいと思う。

美容商材インバウンドはコラーゲンからプロテオグリカンへ

今日、以下のようなPR記事を見つけました。

海外インバウンドに特化したエステプロ・ラボ インナービューティサロンが6月7日にグランドオープン! PRTIMES 外部サイト

この記事でわかること。

まず、まだまだインバウンドは、一部では健在なんだろうなぁということ。

そして、中国向け商品開発は、コラーゲンから日本の独自性が強いプロテオグリカンへとシフトしているのだろうということです。

エステプロ・ラボさんのインバウンド向け商品からもわかります。

▶ セブンファクタージュレプロ 外部サイト

サントリーさんのリフタージュに続き、エステプロラボさんも、このような展開をされているので、今年の冬は、プロテオグリカンの美容系商材が伸びを見せるような気がします。

極生プロテオグリカン原液化粧品のように伸びています。ここ一年、化粧品原料の出方は異常です。
今後、抗シワの商品などが出てくると、もっと市場は伸びるでしょう。そういった影響も、冬の商戦では、少なからずあるのでしょう。
原料だけでなく、原液化粧品OEMも増やしていきたいなぁと思っています。

ちなみに、このプロテオグリカン、ドリンク・ゼリーより、錠剤・ハードカプセル・顆粒の方がオススメです。
理由は、ドリンク・ゼリーは、殺菌の工程で熱がかかり、プロテオグリカンの活性が落ちます。場合によっては、プロテオグリカンとして残っていないこともありえます。

まぁ、食品剤形が人気なので、コラーゲンペプチドを基材とした顆粒スティックにするのがオススメです。

また、ゼリー商品の場合、SCPコンプレックスLSを用いると、プロテオグリカンの分散性が多少良くなるので後添加しやすいです。
プロテオグリカンの高純度品だとダマになる・・・。
倍散品が良い理由でもあるけど、倍散品だとデキストリンの表記が必要になる。

加えて、SCPコンプレックスLSを用いると、非変性コラーゲンの表記が可能。
コラーゲンペプヂドを基材にしなくても、コラーゲンを配合できる。両方配合して、高分子コラーゲン&低分子コラーゲンペプチドと表記することも可能。
クリエイティブ面で魅せることが可能になります。

今後、冬商戦の美容商材の商品開発が始まると思います。
是非、参考にしていただければ幸いです。

ちなみに、私が行った実験くん。
こんな感じに、膨らみます。ひっくり返しても落ちてこない。
インフォマーシャル上の実験にも最適♪

中国のEC法の影響と市場の変化

昨年8月に可決された中国のEC法は、1月の施行直後、動きが鈍く、みんなホッとしていた感がありました。
見送られたという噂まであった。

2018年10月24日
越境ECに大きな影響 中国のEC法が可決!(ライブコマースブログ)

一方、春節後、いよいよ本格的に動き出す雰囲気がある。

ぶっちゃけ、本格的に動き出すと、大変なことになる。
もう時間の問題なのか?とついつい思ってしまう。

こういった規制強化が起こった場合、いち早く金かけて通関を通せるようにすればビックチャンスとなる。
でも、お金をかけても必ず上手く行くとは限らない。そこが大きなリスクだ!
まぁ、中国でニーズがある日本独自色の強い商品や原料に限られるだろう。

過去、同じようなことが機能性表示食品にもあった。でも、多くの企業が空振りした。

市場の動向として、現在、水面下で日本の原料を輸出して、中国で製造するケースも増えている。特に化粧品で。
その方が通関を通して安いためだろう。

7月頃、弊社の取引先の社長さんが、全て原料での輸出→中国製造→中国流通になると断言していた。
本当に、そうなりつつある。

実際、中国でも人気のプラセンタの原料メーカーが30億円の破格で買収されたと耳に入っているが、その価格も、プラセンタ化粧品が商品ではなく原料としての中国輸出になることを加味しての価格だったのだろうと推測しています。

何れにしても、中国ビジネスは、今後、大きく変化するだろう!

中国向け原料輸出ビジネスへとシフトするだろう!

まぁ、私の個人的予測だが。
最近、情報量が多いので、あながち間違えではないとも考えている。

うちも、中国向けOEM商品供給から中国向け原料輸出へとシフトしなければならない可能性も出てきている。
的確に判断せねば!
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業務効率化の神ツールを紹介!
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成熟する健康食品サプリメント業界、勝てるセオリーで商品を作り、業務は効率化する!が非常に重要になってきております。是非、参考にしていただければと思います。
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ヘルシー&ビューティー vol.4でプロテオグリカンの記事を書かせていただきました。

秘密の赤ワイン
順天堂大学の吉田先生と書かせていただいた書籍です。赤ワインのアンチエイジング成分について、一般の方でもわかりやすく書かれています。赤ワインを使った料理レシピが紹介されていたり、普通に読んで楽しい内容になっています。書籍の帯は、たかの友梨さんです。


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博士(水産学) 45歳 富山県滑川市出身  (株)アンチエイジング・プロ COO 現 東京海洋大学卒 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

営業は天職、通販化粧品会社や広告代理店での所属経験がある異色のコンサルタント。
博士論文は海洋プラスチックごみがテーマ。
プロフィール詳細は、カテゴリー最下段より。

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