我々は、バルブが弾けた後に成人しているため、バブルをあまりしならない世代。
その代わり、Windows95の後に大学生になった、IT革命世代。
今の若者と比べると、全く価値観が異なる。もちろん、バブルを知っている世代とも価値観が異なる。

例えば、大学時代、ファッションは、UNIQLOが出始めたころで、ファストファッションという存在が無かった。
今考えると、当時、購入していた洋服は、結構、高い洋服を買っていたと思う。ShipsやBeamsが人気の時代で、背伸びしてPaul Smithやagnès b.なども購入していた。

バブル世代は、もっとブランド品に染まっていただろう。選ぶブランドも、もっとハイブランドで。
実際に、近年、その世代のダウンジャケットを見ると、カナダグース・モンクレール・タトラス(隠れてヘルノ)などが目立つ。

まぁ、我々世代は、ファストファッションの台頭と共に、見えないようにUNIQLOをアンダーで利用したり、GAPも購入していた。
また、子育て期には、かなりファストファッションの利用が増えただろう。遅くして上陸したアメリカンイーグルなんて、意外に利用した男性も少なくないだろう。


時代の流れで、店舗は撤退してしまうのだが。

一方、今の多くの若者は、ファストファッションしか知らない。
そして、現代は、SHEINのような中国系ファストファッションも上陸し、安く流行の洋服を入手できるため、若者の多くが利用している。

生地は良くなく、使い捨て感が強いので、エコという面やコンプラ面(模倣問題)では、最悪な考え方なブランドなのだが。

今の若者が問題意識を持って、選択しないようにならなければ、このようなブランドが勝ち続けてしまうのだろう。
今の若者は、エコなどの意識が高いので、そのような動きが起こり得るだろう。過去に起こった「ユニバレ」のように「シェンバレ」という言葉が生まれるかもしれない。
うちの娘も、あまりにもパクリが多過ぎて、困惑し始めている。

加えて、ここ10年、大型アウトレットが全国に出店し、多くのブランドがどこでもリーズナブルに購入できるようになった。
実は、アウトレットの商品は、アウトレット専売品だったりすることが多いのだが。
また、ブランドの価値観というものも落ちてしまった。

また、今後、これだけ物価高騰が続き、円が弱くなると、国産の良いものを長くというマインドも強くなってくるだろう。

私も、そういった観点から、選択する洋服が変わってきており、ダウンも、デサントの水沢ダウンを選択した。

まぁ、日本のブランドの多くは、中国産やベトナム産なんだけど・・・。
それでも、日本ブランドを選ぼうかなぁと思う今日この頃。
ファッションについては、ここまで。

PCについても、Rapidus関連でNECのPCに変化が出るとええなぉと期待しつつ、国内メーカーのノートパソコンも検討しようと考えている。

今の若者は、PCよりスマホの方が重要視するだろう。
まぁ、今後、ビジネスも、スマホでも仕事できる時代への変化が加速していくだろう。
また、タブレットとノートパソコンの境目がドンドンなくなっていくだろう。

今後、ビジネス仕様のタブレット端末やタブレット周辺機器が出てくるだろう。
正直、タブレット端末がビジネスで使用しにくいのは、ハードの用量の少なさが一因。そこを補う周辺機器が出てきても良い頃だと思う。
まぁ、一般的には、Outlookが入った外付けSSDが出ればかなり問題解決なのだが・・・私の場合、イラストレーターやアプリ/ソフトの複数立ち上げを行うので、かなりのマシーンパワーも必要なのだが。
日本メーカーには、このPC分野でも頑張ってもらいたい。

と言いつつ、今回、車は、国産車を選ばなかった。
理由は、一度、外車に乗ってみたかったという理由と、中古車市場におけるトヨタ車の高騰と外車のリーズナブル感です。
あと、長距離も走ることもあるので、安全性という理由もある。

まぁ、次は、国産車だろう。
8年後くらいだろうから、還暦手前で、安全性重視の車を選ぶだろう。自動運転機能が必須で。

ちなみに、心のどこかに、トヨタを中心に、自動車メーカーが優遇され過ぎている日本経済界に不公平感を感じていたという理由もあるだろう。

そもそも、今の若者は、免許を取る人が減っている。特に都心で。
うちの子供達も、免許取るのかな?
時代の変化だなぁ。