予防医療で介護なし!アンチエイジングライフ研究所★栗山雄司

年中、健康食品やサプリメントの製造や販売に関わっている代替医療事業クリエイターのブログです。医療機関向けサプリメントを得意とし、エビデンス型の商品開発を重要視しております。健康メディア用コンテンツ提供、騙されない健康食品の選び方や競技空手・ボクシングの格闘オヤジ日記、新宿ランチ紹介も。

介護のない世の中を作ることがです。介護のない世の中には、アンチエイジングを意識したセルフメディケーション;予防が不可欠です。健康食品・サプリメントも重要なツールの1つです。
また、健康食品業界を良くしていくため、消費者を騙しながらゴミ商品を販売している健康食品を撲滅しようと奮闘中!

マーケット情報や学術情報を集約しながら、会社のフォーミュレーターとして、日々、健康食品・サプリメントを作ってます。
ビジネスでは市場創造を重要視しております

健康医療分野のコンテンツならびに監修者紹介なども行っております。ご興味がございましたら弊社03-5362-0833まで電話もしくは「アンチエイジングプロ」で検索してお問い合わせください。

適正な表示

どこまで原料メーカーの原産国表示を信じるか?

どこの工場も、もうそろそろ原産国表示に対応するための準備を進めているのではないだろうか? 弊社も、準備し始めています。
一方、こういった原料調査を行うと、結構、間違いが多いです。最も間違いが多いのは、最終商品での原材料表示方法です。
ぶっちゃけ、品質管理に関して、時間が止まっているような原料メーカーも少なくないです。

原産国表示が入ってくると、情報を受け取る側も、ますますチェックが必要になってくるでしょう!

健康食品原料の場合、エキス末・抽出物は加工食品に該当します。したがって、原産国ではなく、製造国を表示することになります。主に抽出した国が製造国となります。
行政に問い合わせ際の回答や行政のセミナーでは、以下のようにされている。

小分けやリパックでは製造国は変わらない
また、篩にかけても、製造国は変わらない

原則、成分や成分組成の変化があった最終国となる


結構、この部分を間違って表示する原料メーカーが出てくるでしょう。実際、原産国表示は、意図的でなくても食品偽装の部分にも入ってくるので、間違っていると、厳しく処分されるでしょう。

さて、情報を受け取る側は、どのような情報を求めるべきでしょう?

Best
すべて製造工程が行われた地域・工場の開示

輸入原料の場合、小分け場所も開示

Better
抽出工程や粉末化工程が行われた地域の開示


こういった情報開示は、早めに、的確に行われる必要があるでしょう。

今後、HACCPにもつながってきます!

小分けも含め、どこでどのような品質管理体制で原料が行われているかの管理が必要になってくると思います。
GMPにHACCPを網羅させようとすると、必然的に求められる管理だろう。
cGMPレベルで同一性試験まで求めらるかもしれないという状況ですから・・・。

HACCPとは、Hazard Analysis Critical Control Pointであり、食べ物の安全性を確保するため、その工程・加工・流通・消費というすべての段階で衛生的に取り扱うことが求められ、食品製造行程中に危害防止につながる重要管理点をリアルタイムで監視・記録していくことです。

例えば、菌汚染が確認されたら、どこで菌汚染が起こったか?を追跡する体制が求められます。また、事前に防止する体制も求められるでしょう。

実際問題、すでにこういった要素が加わっている原料調査書も多く見受けられます。

実際、上記のような詳細情報を含んだ原料調査書を求め、原産国表示が正しいかのチェックも行っていく必要があるのでしょう。

中には、糖類(例:還元麦芽糖水飴や乳糖)やデキストリンなど賦形剤さえ日本製造でしっかりしていれば十分であり、甘く考えている会社さんもいるでしょう。
一方、景品表示上、数のクリエイティブが使えなくなれば、賦形剤以外の原料が一番最初に表示され、原産国表示が必要になってきます。
時代の流れとして、管理レベルを上げていかなければならないのです。

それは、OEM会社だけでなく、原料メーカーも同じです。
気を引き締め、管理レベルを上げていきましょう!

ちなみに、弊社は、原料受託バンクでも、全原料で原産国を開示し始めています。また、OEMの見積りの際、予想される原材料の原産国表示についても提示するようにし始めています。

健康食品リコール(回収)責任の所在と過去事例

健康食品事業は、リコール(回収)とは全く無縁と考える人も少なくありません。実際、健康食品のリコールは、いろいろな理由で起こっています。

医薬品成分の混入
食品添加物の使用基準
表示上の問題
原料の品質の問題


医薬品成分の混入というのは、海外から輸入した商品(主に精力剤)からタダラフィルなど医薬品成分が検出され、回収されるケースです。
まぁ、意図的に入れているのですから、当然です。
実際問題、私も、顧客から持ち込まれた商品を分析したら、タダラフィルが検出されたということもありました。
普通、起こりにくい事例です。

次に、意外に即回収になるのは、食品添加物の使用基準に反していたケース。
過去、こういった事例を見て参りました。

パントテン酸カルシウム:Caとして食品の1%以下
グルコン酸亜鉛・ビオチン:栄養機能食品のみ
スクラロース:各種食品毎の配合量上限


まぁ、なかなか一般消費者では判別できないケースなので、主に競合会社からの指摘により発覚することが多いため、リコールにつながりやすいのでしょう。

責任の所在は、販売者と製造者の両方でしょうが、費用負担などは、力関係などもあるので、ケースバイケースでしょう。
我々OEM会社も、他人事ではないのです。この添加物使用の部分ついて、販売者は製造者に丸投げですからね。

さてさて、意外に多いけど、表に出にくいのが表示上の問題のケース。
商品を見ていて、たまに、これ間違えだろうというケースもあります。

例えば、NMN。
原材料表示で、食品添加物の欄に記載されているケースがあります。
まぁ、流通が合法であるかは別として、食品添加物での表示は間違え。行政にも確認済。食品添加物の欄には、食品添加物リストに記載されているものしか表示できません。
表示するのであれば、食品添加物以外(いわゆる食品)の欄に表示する必要があります。リコールが起こった場合、責任は、販売者と製造者の両方でしょうね。

また、過去にも紹介しましたが、酵母ビタミンの表示も、本ケースです。
酵母ビタミンは、流通上、問題ないです。
酵母もビタミンも、流通可能なものだからです。

一方、問題になるのは、表示上の問題です。
過去に私が行政から受けた見解では、酵母とビタミン(添加物として)は、別々に記載が必要です。
例えば、厳密には、酵母(葉酸含有)などとは表示できないはずです。

理由は、添加された合成のビタミン類に変化がないため。製造助剤ではなく、単に混合されているだけと判断されているためです。
酵母内のタンパクなどと結合が確認できるミネラル酵母とは別物なのです。

こういったリコールの場合、責任の所在が販売者と製造者に留まりません。

おそらく、原料メーカーにも責任が及ぶでしょう。
原料メーカーは、納入規格書や調査書などで必ず最終商品での表示方法を提示しているはずです。販売者や製造者が書類に沿って表示したならば、責任は、提示した原料メーカーとなるです。

そのため、原料メーカーは、必ずPL保険にリコール特約を付けます。大手さんなどは、この特約の有無をチェックするケースも多々あります。

最終的な責任は、原料メーカーにあっても、リコールによる販売者や製造者のダメージも小さくないでしょう。
原料を選定する場合は、慎重に行わなければなりません。また、使用して表示する側も原料メーカーが提示する表示名が正しいかも厳しくジャッチする必要もあるのです。。

その他、食品表示は、新旧で混在させてはいけないなど、結構、市場に流通する商品でも、多く見られます。でも、大きな問題に発展することも少ないので、行政からスルーされていることも多い様に思えます。

最後に、原料の品質の問題についてですが、以下のような例があります。

放射線殺菌がなされていた
アフラトキシンの検出
規格成分を極端に満たしていなかった


当然ながら、責任は、原料メーカーです。
幅広く流通させていた場合などは、大規模なリコールになり得ます。
想定外の出来事もあり得ます。

健康食品事業には、リコールリスクが潜んでいます。
(だから、原料販売も、リスクマネージメント分を価格に乗せなければならないので、薄利多売もできん。)
その点を理解し、管理していかなければいけないのです。甘く考えてはいけません。
我々も、気を引き締めて、管理していきたいと思います!

新たな消費者を騙すクリエイティブと優良誤認が起こる原因

以前から、厳しく指摘しているのですが、世の中、消費者を騙すゴミ商品(健康食品)が多過ぎます。そして、その状況が健康食品というものが支持されない理由の一つとなっています。
ゴミ商品が氾濫してしまう原因は、以前にも記事にしましたが、強調表記に対する広告規制が甘いためです。

健康食品業界をダメにしている緩い強調表記規制

フルーツや野菜の数、すなわち数のクリエイティブだけを用い、マーケティング力だけで販売している商品は、買ってはいけません!
最近では、新たに、極わずかしか配合されていない各原料の100gあたりの栄養成分データを野菜・果物の栄養成分データと比較するクリエイティブも多く見られます。

例)
クマザサ:食物繊維 ごぼうの約11倍
甘藷若葉:βカロテン トマトの約22.5倍

→さて、クマザサや甘藷若葉の含有量は?商品として、どれくらい食物繊維やβカロテンが含まれるの?

インチキのような量のクリエイティブです。これは、酷過ぎないか?

それは、消費者を騙していることにはならないでしょうか?
私は、完全に優良誤認として、消費者を騙していると考えています。基本、優良誤認の基準はあいまいなのですが、消費者庁の見解では、消費者が騙されたかどうかが優良誤認の基準です。
きちんと説明し、消費者に問いたら、10人中10人が騙された/優良誤認と判断するでしょう。
こういったゴミ商品は、定期コースで縛ってワンペイに近づけるなど、ワンペイのビジネスモデルで売られている商品が多いです。売り切り御免。

簡単に騙されてしまう消費者も悪いのですが、こういった部分を率先して取り締まらない行政も悪いと思っています。
我々は、商品化を行う際、法令順守でパッケージ表示内容をチェックします。一方、広告(ランディングページなどのクリエイティブ)には、同じような厳密さが求められない。だから、騙される消費者が減らないのです。

消費者も、自己防衛として、ランディングページで栄養成分を強調してある商品は、必ずパッケージに栄養成分表示がなされているものを選ぶべきなのだ。
まぁ、騙されていることも気づいていない消費者が多いのも現状で、非常に悲しい。

このように厳しい指摘を行うと、正直、ほとんどの販売者さんや広告代理店さん、制作会社さんは、非常に嫌がります。
一方で、私は、ここ数年の間に、必ず広告規制が厳しくなり、ゴミ商品はクリエイティブ表現できなくなり、ネット上で淘汰されると考えています。
マーケティング力だの小手先だけで一時的に勝っても、長くは勝ち続けれないです。
通販の基本は、顧客満足度を高め、何度もリピート購入してもらって利益を生み出すことです。利益を出すためには、決して騙すような商品であってはダメであり、正攻法で勝っていける商品;LTVが高い商品でなければならないと考えています。だから、今だけ売れる商品ではなく、長く売れ続ける商品を提案し続けるのです。

まぁ、広告代理店さんや制作会社さんは、一時的にでも成果を求められるので、仕方ないことはよく理解しています。顧客の販売者さんからすると、短期での利益を出すことが一番重要ですから。
ただ、先を見越した提案を行ってもらいたいなぁと思う次第です。
そのためには、LTVを伸ばして収益を出すため、クロスセル商品(スイッチセル商品)に力を入れれるなど、いろいろな方法があると思います。
実際、商品開発に力を入れ、クロスセルやアップセルで売上を伸ばしている会社さんも存在していますから。

まぁ、私は私で、信じる道を貫くだけです。
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サプリに対する想いです。初めての方は、是非、読んでもらいたいです! ブログガイド 健康食品業界に20年近くいると、時代の流れというものも強く感じます。サプリメントは、市場の成熟と共に役割や環境も変化しています。社会に貢献できるサプリメント道というものを必死に模索しております。
プロフィール

博士(水産学) 44歳 富山県滑川市出身  (株)アンチエイジング・プロ COO 現 東京海洋大学卒 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

営業は天職、通販化粧品会社や広告代理店での所属経験がある異色のコンサルタント。
プロフィール詳細は、カテゴリー最下段より。

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