健康食品サプリメント市場の理想像・未来像 by 博士マーケッター

勝ち残る健康食品サプリメントをテーマに受託製造加工・原料供給を行う栗山雄司のブログ。原料クリエイティブからの商品設計ノウハウ、最新研究データ、機能性表示食品、食品表示法・薬機法・景品表示法の話など

健康食品サプリメントを利用して介護のない幸せ笑顔あふれる世の中を作ることがです。そのためには、アンチエイジングをベースとしたセルフメディケーション;予防が不可欠です。
本ブログでは、その理想像を追い求めながら、市場の未来を予測しつつ、勝ち残っていける商品作りを追求し続けています。

マーケット情報や学術情報を集約しながら、会社のフォーミュレーターとして、日々、健康食品サプリメントを作ってます。
近年は、機能性表示食品にも力を入れております。

仕事のご依頼がございまいたら、弊社までお気軽にお問い合わせください。

クリエイティブ研究

プエラリアミリフィカを使用しないプエラリア商品

先月、厚生労働省からプエラリアミリフィカを始めとした4素材が「特別の注意を要する成分」として指定されました。

厚生労働省/プエラリアなど4品指定へ/「特別の注意を要する成分」として  2019/05/23 日本ネット経済新聞 (外部サイト)

その影響で、それの代替原料を探される傾向が非常に強くなってきています。
まぁ、Amazonでも、そこそこ売れるから、なくせないのでしょう。

そこで、よく問い合わせがあるのは、ホルモン系の素材として、ジオスゲニンが検討されます。

とは言っても、ホルモン様作用がある訳ではない。不足していないと、産生を助けない。
なので安全
だから、それで良いと思う。

バストアップには効きませんよ!と回答すると、求めるような回答でないため、不機嫌になる顧客もいるが、弊社は都合の良い嘘は決してつかない。

また、プエラリアミリフィカを配合しないのなら、プエラリアと言う(バストアップイメージの)ワードのチカラを活用して販売することができないという問題点が生じます。

そこで活躍するのは、葛花です!
弊社の原料:美活花80ですね。

プエラリアとは、葛の学名。
なので、葛花は、プエラリア花抽出物/プエラリア花エキス末と言う学名表記も可能な訳です。
さらに、葛花由来イソフラボンの表記が可能です。

プエラリアの商品にすることができるのです。
女性ホルモン様作用は極めて低いですけど・・・。

ただし、葛の根は医薬品の葛根なので、花が由来であることは、しっかり明記しなければならない。
まぁ、プエラリアミリフィカも根なので、極めてギリギリな素材であることがわかるだろう。

先述の通り、プエラリアの抽出物は、女性ホルモン様作用は極めて低いです。
葛花由来イソフラボンも、女性ホルモン様作用は極めて低いことがわかっています。
この抽出物を用いると安全なプエラリア商品を作ることが可能なのです。

さて、最後に、バストアップ商品に対する見解です。
原則、女性ホルモン様作用が強い素材を高配合した商品は、危険です! 女性ホルモン様作用のある素材は、使い方が難しいです。健康被害がでないような調整が求められます。
そもそもぶっちゃけ、生理不順を起こすだけで、バストアップにつながらんと思う・・・。
この商品カテゴリー自信が微妙な存在です。

どうせ消費者を騙すなら、健康被害を起こすような商品でなく、安全な商品で美容や元気に寄与するような商品であってほしい。

何れにしても、このプエラリアミリフィカ問題も、上手くソフトランディングしてもらえればと思っております。
やっぱり、これだけの市場がなくなってしまうのは損失ですからね。

勝ちクリエイティブのために努力し続けるべき原料メーカー

昨日は、朝から出たっきりで、夕方に戻るまで3つの商談がありました。その1つの会議では、原料供給させていただいている顧客と競合対策のクリエイティブ戦略について話し合われました。

まぁ、私を知らない方は、なぜ?と思うかもしれません。

でも、これが私が行う原料事業の根幹の部分でもあるのです。

弊社と通しで原料が流通されるケースが多い理由も、ここにあります。
単なる寵愛で利用されている訳ではありません。

金額が大きくなれば、クリエイティブ戦略サポートだけでなく、機能性表示食品のサポートも無料で行う。
ちなみに、こういったことは、コンサルとして、お金をもらってもやらん。
本業で稼ぐこと(本業以外では稼がないこと)を大事にしているので、事業の中で成果報酬的に収益が出るようなモデルで動いています。

顧客とWinWinの関係が構築できて結果が出れば、みんながハッピーになる。

もう少しわかりやすく説明すると・・・レスが取れるクリエイティブ材料を提供できれば、広告費用対効果や売上額も上がりますので、結果、顧客は収益性が高くなり、原料の供給量も増えることで原料メーカーも売上が増えます。

さて、タイトルの内容に戻りますが、まさに今回の会議がそうでした。
原料メーカーは、努力し続けなければならないです。以下のように、どんな努力をすべきかをまとめてみました。

・特許取得
・各種認証の取得
・大学や公的機関との共同研究
・医師や有知識者とのコネクション作り
・研究開発による独自データ取り
・素材や成分の広報活動 などなど


これらが勝ちクリエイティブにつながります。

こういった努力に終わりはありません。

また、すべての情報やクリエイティブ上のノウハウを公開している訳ではなく、顧客単位で提供されることも多いです。
それが、既得権益を作り、顧客を守ることにつながったりもします。究極は、特定の顧客ためだけの研究開発を行うこと。

悪い言い方をすると、こういった部分で、私は顧客を選んでいます。
ビジネス上、すべての顧客は平等ではない!

ちなみに、近年、クリエイティブ上で大学名や医師の肩書を出しにくくなってきていますが、問題のない方法で出すこともできます。
正確には、チラリと出さなきゃいけない局面を作ればよい。
いろいろとテクニックがあります。

日本人は権威に弱いので、勝っていくには権威を利用したクリエイティブも不可欠です。

実際、原料メーカーは、こういった努力が必要であり、過度な営業活動は不要です。
OEM会社や販売会社の担当者さんからすると、ネタがないのに営業に来られても、迷惑ですから・・・。

勝っている通販会社さんの多くは、原料の購入は直接行わなくても、情報のやり取りは原料メーカーと直接行うということがほとんどであることは、この記事の本質の部分です。

でも、求める情報を提供してくれるかは、原料メーカーによっても異なるし、担当する営業マンによっても異なります。
当然、営業マンでも、知識やスキルに大きな差があります。
論文レベルで原料の科学的情報を知っている者もいれば、原料の広告表現まで理解している者もいる。また、反対に、営業マンではなくオペレーターとして最低限の情報しか提供できない者もいる。

営業は不要と言いながら、人でも差が出るのも原料営業の難しくも面白いところ。

中小企業のビジネスの部分が強いです。私は大手さんにはできない原料営業をしていければ良いと思っています。

今期も2桁成長できるよう、頑張っていかないとなぁ!!
そのためには、努力だけでなく、アイディアや戦略も重要なんだろうなぁ。
ファイトです!

集客媒体・商品特性とLTV・リピート率

弊社で数年前に実施したマーケティングテストについて、LTVの評価という形で、私は数値を追い続けています。
見事だなぁと思う結果が出ています。

まず、20回を超える購入を行っている顧客も出てきています。
そういった顧客の集客は、以下のような共通したポイントがあるようです。

・紙媒体とテレマ媒体
・権威を利用したクリエイティブ
・明らかな体感


まず、集客媒体についてですが、見事にWebで集客した顧客は残っていませんでした。Web媒体のLTVの低さを物語っています。
加えて、このWebで集客は、ダイエット目的(サプリメント)に行われたためでしょう。
某健康食品会社さんの社長さんの講演で話されていた「ダイエット商材は、成功しても、失敗しても、必ず(購入の)終わりがくる。」のままなのでしょう。
Web媒体とダイエットという組み合わせは、基本、ワンペイに近いビジネスモデルを構築する必要があるのでしょう。

個人的見解ですが、近年、定期縛りに対しても厳しくなってきていますので、MRを2以内に抑えていかないと、勝負にならない時代になってきていると感じています。

また、配り戦略も、顧客が賢くなってきているので、なかなかペイしにくくもなっています。顧客は、安い時だけ買った終わり。
まぁ、そういった戦略をなさる顧客は、商品供給側からすると非常にありがたいのですが、商品原価と集客コストをペイするまで時間がかかり過ぎて、ビジネスが終わったり譲渡されたりなど、残念な結果になることも多いのが実際です。

権威を利用したクリエイティブというのは、アウトバウンドでのみ可能な販売戦略なのでしょう。
某大手さんも、クロスセル・アップセルの戦略で、権威を利用したクリエイティブを用いて立て直しが上手く行った事例もあります。
やっぱり、日本人は、権威に弱い傾向が強く、この権威のクリエイティブは不変のセオリーなんだろうと感じています。
また、この戦略は、商品戦略がとても重要になる戦略でもあります。

いろいろな案件に関わっていると、権威を持っているのに、権威を利用することがわからなかったりという勿体ないケースも出くわします。
利用できるものは、最大限利用しなければ勝ち残れない時代です。

明らかな体感というのは、個人差がありますが、一度、良いと思われると、手放せなくなるものです。
弊社の商材で比較的強いのは、鮭鼻軟骨抽出物です。
痛みが取れた方は、確実にリピートされます。
実際、そういった素材がいくつか存在します。我々、設計を行う人間は、そういった体感させやすい素材を上手く組み合わせながら商品設計を行います。リピートさせるノウハウというのも商品設計にあったりもするのです。

LTVやリピート率も意識しながら商品設計するかしないかで、ビジネスの成功確率も変化してきます。また、ただ安く作れば、また反対にただ高く作れば、顧客に評価されるような商品が作れる訳ではありません。売れる要素がありつつ、バランスの取れた商品設計が重要になってきます。
いつも、こんな事ばかり考えています。
そうしなきゃ、もう中小企業が大手企業に勝てないからです。
中小企業は、大手企業ができない隙間を見つけ、チャレンジし続けるしかないんでしょうね。
それは、弊社でも同じです。
頑張り続けるしかないのだと考えています。
仕事のガイド
30万アクセスを超える前のノウハウを凝縮したブログ記事ガイド
ブログガイド

業務効率化の神ツールを紹介!
業務効率化ツール

成熟する健康食品サプリメント業界、勝てるセオリーで商品を作り、業務は効率化する!が非常に重要になってきております。是非、参考にしていただければと思います。
アクセス数(PV)
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

趣味のガイド
競技空手研究
国内外を問わない空手の動画の解説や練習方法、グッツの紹介など
今のテーマはヨーロピアン空手
>> 國際松濤館 若草支部


ボクシングシューズ&コンプレッションまとめ
オススメの1足・1着を紹介!

新宿ラーメンバナー
新宿にお越しの際は、是非、参考に!
記事検索
著書&顧問先
ヘルシー&ビューティー4
ヘルシー&ビューティー vol.4でプロテオグリカンの記事を書かせていただきました。

秘密の赤ワイン
順天堂大学の吉田先生と書かせていただいた書籍です。赤ワインのアンチエイジング成分について、一般の方でもわかりやすく書かれています。赤ワインを使った料理レシピが紹介されていたり、普通に読んで楽しい内容になっています。書籍の帯は、たかの友梨さんです。


弊社顧問 吉田先生ブログ

<わたしの顧問先>
クリニカメディカ/髪のクリニックSeed
Y'sサイエンスクリニック
顧問先Y'sサイエンスクリニック
ギャラリー
  • 独身の日2019から見える中国市場の変化
  • ROASが命! from ECのミカタ
  • 足が付きにくいバナーでの薬機法違反
  • 努力できることが才能である:松井秀喜
  • 剤型を工夫した高用量商品の差別化
  • Web広告の原料販売への影響と原料市場の育成
プロフィール

博士(水産学) 45歳 富山県滑川市出身  (株)アンチエイジング・プロ COO 現 東京海洋大学卒 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

営業は天職、通販化粧品会社や広告代理店での所属経験がある異色のコンサルタント。
博士論文は海洋プラスチックごみがテーマ。
プロフィール詳細は、カテゴリー最下段より。

カテゴリ別アーカイブ
厳選おすすめ書籍

業界人ならびに健康食品関係の企業は携帯必須。東京都のマニュアル最新版。今回は、若干厚い・・・。


日本抗加齢協会の機能性食品のデータブック


神田昌典さんの本で一番好きな一冊。分厚いけど、あっという間に読めちゃう一冊。Kindle版もあり。

健康食品通販オススメ書籍
アフィリエイトプログラム
本ブログは、Amazon アソシエイト・プログラムやバリューコマースを利用しています。オススメ書籍やスポーツ用品を示すのに活用しております。+マーケティング調査のためです。

良い商品はオススメしても、本プログラムで儲けるつもりはないため、スポーツ用品などは、Yahoo!ショッピングや楽天も含め、最も安いショップでご購入いただければ幸いです。