弊社サイトのアクセス解析にて、賦形剤に関するページへのアクセスが多かったため、以下のページを追加いたしました。



各工場によって違いがあると思いますが、概要が理解できると思います。

この賦形剤の選定によって、商品コンセプトやクリエイティブも変わってきます。商品設計において、主材や副材の選定と原料選定の次に重要な部分であったりします。

一方、この具体的な選定スキルに関しては、まさに、弊社ノウハウだの1つだと思います。
各営業マンが最適に賦形剤の選定を行っております。

まぁ、弊社の原価表では、その賦形剤の選定も、見積り段階で行われるようになっています。いくつかのパターンから選ぶだけ。

ちなみに、OEM製造の現場では、以下のようなケースが存在します。

・賦形剤を入れない設計を求めてこられる
・賦形剤の配合量を全く加味しないで配合量指定がある
・特定の賦形剤NG
・特定の賦形剤の表示名称の変更を求めてくる

賦形剤は、弊社も極力減らしたいと考えております。
極稀なケースとして、可能な錠剤の商品設計も存在します。その代わり、何らかの制限も生じてしまいます。
何だかんだで、適度に少量の賦形剤を使用した方がベターです。

例えば、同じ設計であっても、賦形剤の種類によって、以下のような配合量の差も生じますからね。

ステアリン酸カルシウム<ショ糖エステル<ナタネ硬化油

また、添加物では難しいですが、添加物以外の賦形剤では、特定の名称に変更可能な場合もございます。
可能性がありそうな場合、原料メーカーと交渉したり、行政に確認することもございます。

弊社では、こういった地道な努力を日々積み重ねております。