業界では有名なのだが、某受託加工会社さんは、自分の会社の原料でなくても、勝手に特許を出願します。モラルがない。
こういった会社が存在するので、原料メーカーは、常に自社原料の特許調査を定期的に行う必要があります。面倒だけど、仕方ない・・・。
弊社は、こういった会社が存在するから、こういった原料情報開示の際、秘密保持契約の締結を求めている。契約なしに情報を出してしまうと、特許の中に、製造工程や製造条件などを入れられてしまいます。
そして、特許が出された際、しっかり、特許申請潰しを行っておく必要があります。
まぁ、その方法は、企業秘密。
先週、某受託加工会社さん(上記の秘密保持契約を拒んだ会社)が原料もサンプルだけで購入もしていないのに、うちの原料で特許出願したから、今週は、商社さん経由でクレームを出しつつ、その特許申請潰しを行っていました。
基本的に、正攻法な特許潰しは、登録後、異議申し立てを行い、特許の範囲を狭めるという方法があります。
一方、それでは、特許の有効性が残ってしまう可能性もあります。特に用途特許の場合、容易に類推できるような機能であっても、言葉を変えることなどによって、拒絶申請を乗り越えてしまう可能性もあるのです。
こういった事前の特許申請潰しは、非常に重要です。食品の用途発明に関する審査基準が変わった2016年以降。
潰さなきゃいけない特許は、徹底して潰さなければならない。
その秘密の方法のポイントを少しご紹介いたしますと・・・
ずばり、ポイントは、情報戦略です。
特許庁の審査官が利用しやすいような情報を発信することです。
企業防衛として、こういった特許申請潰しの特許対策を淡々と行っていく必要があるのです。
最後に、上記の会社さんは、オンリーワン原料に対しても同様な戦略を行われます。
仮に、特許が登録されても、オンリーワン原料だと、供給を断られてしまう可能性も非常に高いのです。弊社なら、該当原料に限らず、全ての原料の供給を止めるでしょう。ほとんどの原料メーカーが同じような対応を取ると思う。
現実問題、実は、デメリットの方が大きいような特許戦略を行っていらっしゃる。
私も、そういった点に気を付けながら特許戦略を講じております。
特許戦略って、奥が深い。
こういった会社が存在するので、原料メーカーは、常に自社原料の特許調査を定期的に行う必要があります。面倒だけど、仕方ない・・・。
弊社は、こういった会社が存在するから、こういった原料情報開示の際、秘密保持契約の締結を求めている。契約なしに情報を出してしまうと、特許の中に、製造工程や製造条件などを入れられてしまいます。
そして、特許が出された際、しっかり、特許申請潰しを行っておく必要があります。
まぁ、その方法は、企業秘密。
先週、某受託加工会社さん(上記の秘密保持契約を拒んだ会社)が原料もサンプルだけで購入もしていないのに、うちの原料で特許出願したから、今週は、商社さん経由でクレームを出しつつ、その特許申請潰しを行っていました。
基本的に、正攻法な特許潰しは、登録後、異議申し立てを行い、特許の範囲を狭めるという方法があります。
一方、それでは、特許の有効性が残ってしまう可能性もあります。特に用途特許の場合、容易に類推できるような機能であっても、言葉を変えることなどによって、拒絶申請を乗り越えてしまう可能性もあるのです。
こういった事前の特許申請潰しは、非常に重要です。食品の用途発明に関する審査基準が変わった2016年以降。
潰さなきゃいけない特許は、徹底して潰さなければならない。
その秘密の方法のポイントを少しご紹介いたしますと・・・
ずばり、ポイントは、情報戦略です。
特許庁の審査官が利用しやすいような情報を発信することです。
企業防衛として、こういった特許申請潰しの特許対策を淡々と行っていく必要があるのです。
最後に、上記の会社さんは、オンリーワン原料に対しても同様な戦略を行われます。
仮に、特許が登録されても、オンリーワン原料だと、供給を断られてしまう可能性も非常に高いのです。弊社なら、該当原料に限らず、全ての原料の供給を止めるでしょう。ほとんどの原料メーカーが同じような対応を取ると思う。
現実問題、実は、デメリットの方が大きいような特許戦略を行っていらっしゃる。
私も、そういった点に気を付けながら特許戦略を講じております。
特許戦略って、奥が深い。