幸せ笑顔を作るアンチエイジングライフ研究所★栗山雄司

年中、健康食品やサプリメントの製造や販売に関わっている代替医療事業クリエイターのブログです。医療機関向けサプリメントを得意とし、エビデンス型の商品開発を重要視しております。健康メディア用コンテンツ提供、騙されない健康食品の選び方や競技空手・ボクシングの格闘オヤジ日記、新宿ランチ紹介も。

介護のない幸せ笑顔あふれる世の中を作ることがです。そのためには、アンチエイジングを意識したセルフメディケーション;予防が不可欠です。健康食品・サプリメントも重要なツールの1つです。
また、健康食品業界を良くしていくため、消費者を騙しながらゴミ商品を販売している健康食品を撲滅しようと奮闘中!

マーケット情報や学術情報を集約しながら、会社のフォーミュレーターとして、日々、健康食品・サプリメントを作ってます。
ビジネスでは市場創造を重要視しております

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最新研究データ

プロテオグリカンの真実:抽出条件によって分子量が変化

まず、以下の論文では、原子間力顕微鏡(Atomic Force Microscope; AFM)を用いてプロテオグリカンが可視化されています。検体は、鮭鼻軟骨と牛軟骨。

Kakizaki I, Mineta T, Sasaki M, Tatara Y, Makino E, Kato Y. Biochemical and atomic force microscopic characterization of salmon nasal cartilage proteoglycan. Carbohydr Polym. 2014;103:538-49.

実は、非常に画期的なこと!
素晴らしいなぁ
と思います。

そして、この論文では、抽出溶媒によって鮭鼻軟骨由来プロテオグリカンの形状が異なることも顕微鏡写真で示しています。

これが市場に分子量が異なる2種類の鮭鼻軟骨由来プロテオグリカンが存在する理由です。

本論文でも改めて示されていますが、グアニジン塩酸溶液で抽出すると、プロテオグリカンを壊さず、大きな分子量で抽出が可能である。
論文のFig.3のbの写真のように抽出できます。
ただし、グアニジン塩酸は、食品の加工助剤として利用できない。

一方、酢酸で抽出すると、条件にもよるが、プロテオグリカンが壊れて分子量が小さくなる。詳しく述べられていないが、論文のFig.3のeの写真のように小さく(短く)なる。

抽出条件で分子量(;変性度)が変化する!

リナイス社のノウハウは、酸でもアルカリでも、プロテオグリカンを壊さず、大きな分子量で抽出する技術にある。アルカリで抽出していても、プロテオグリカンは壊れておらず、大きな分子量を保っている原料である。

なお、論文と市場で流通するプロテオグリカンの分子量が若干異なるのは、カラムの種類の違いによるものだと考えています。論文では、グレードが高いカラムで分析されています。そこは、業界として、定量に使用するカラムを統一化していくべきだろう。

ちなみに、実際、機能性表示食品(D305)の定量方法でも開示されているが、グアニジン塩酸溶液で抽出すると、プロテオグリカンを壊さないで抽出できる。まぁ、壊れたプロテオグリカンを壊れない条件で最終商品から抽出していることになる。

機能性表示食品のプロテオグリカンの分析方法(D305)
(この定量方法は、PGを抜いた試作品を用いてブランクを取らないんだなぁ。本当にHPLCの定量限界を満たすのかな?という疑問は残る。)

市場には非変性と変性の鮭鼻軟骨由来プロテオグリカンが存在する事実と理由を証明した論文でもある。まぁ、45万Daが非変性でないことについて、学術的には、この真実は認められていたのだろう。
(なので、試薬も、2種存在する。)

ぶっちゃけ、活性部位の有無が機能性に大きく影響する健康食品では、両者の差は大きくないだろう。実際に、両方とも有効性が示されている。

一方、化粧品では、両者の分子量の差が大きく出るだろう。実際、粘度の時点で大きく差が出てきている。必ず保湿力という点でも、差が出てくるだろう。
加えて、角質の代謝に影響するFGF7様活性は、非変性の原料でしか確認できない。
分子量毎に別物として考えていく必要もあるのだろう。

このプロテオグリカン市場は、いろいろあるが、成長しているのは間違えない。
日本に限らず、米国や中国でも。

競合原料同士、切磋琢磨していく必要があるのだろう。

我々も、努力あるのみです。

第三の栄養鉄形態:フェリチン鉄とは?

年末、女性アスリートに関する鉄補給の記事を書かせていただきました。弊社が取り扱う大豆由来フェリチン鉄に対して、地味に反響がありました。

OEM限定で供給を始めているまめ鉄®(弊社サイト・外部サイト)にも問い合わせが多くありました。

当然、女性アスリートに限らず、女性は、フリーラジカルを発生しないフェリチン鉄を摂取することが好ましいです。
特に、妊婦のように、鉄を由来とするフリーラジカルによる便秘が命取りになりかねない女性などには。

そして、同時に、いろいろな質問を受けました。最も多かったのは、以下の質問。

大豆由来のフェリチン鉄って、非ヘム鉄ですか?

答えは、ヘム鉄ではないので、非ヘム鉄です。

一方、非ヘム鉄でも、フェリチン鉄は特別な生体鉄(貯蔵鉄)であり、ヘム鉄と同程度(平均30%:エリザベス・タイル教授らの研究チーム、2006年)の吸収率を示します。

Lönnerdal B, Bryant A, Liu X, Theil EC. Iron absorption from soybean ferritin in nonanemic women. Am J Clin Nutr. 2006;83(1):103-7.

ちなみに、ヘム鉄とは、ポルフィリン環により形成された鉄です。鉄がポルフィリン環の中に存在し、分子量は約7000~10000とされています。一方、フェリチン鉄は、Fe2O3H2Oがタンパクに覆われた鉄であり、分子量も20万以上と非常に大きいです。

  vs hem

フェリチン鉄は、フリーラジカルを発生しないだけでなく、吸収も悪くないのです。
そのため、京都大学 増田太郎先生は、「化学と生物」2018年8月号でフェリチン鉄を第三の栄養鉄形態と紹介されています。

ちなみに、フェリチン鉄は、エンドサイトーシスという吸収機構で体内に取り込まれるため、フリーラジカルを発生しません。一方、ヘム鉄は、腸管でイオン化する際、フリーラジカルを生じるようです。
ただし、無機鉄のように溶けた段階でフリーラジカルを生じる訳ではないので、フリーラジカルによる体への影響は無機鉄ほど大きくないと考えられます。

大豆由来のフェリチン鉄は、有効的に、より快適に、より安全に、鉄を摂取できる画期的な鉄素材です。

この鉄素材により、酸化ストレスの多いアスリートも安心して鉄を摂取できるようになったり、今まで鉄剤のフリーラジカルによる副作用が強く出てしまう人も利用できるようにもなるでしょう。
もちろん、子供も、シニア世代も、安心して利用可能です。

今現在の私の大きな夢の1つは、

このフェリチン鉄を多くの人に活用してもらうこと!
そして、多くの人に喜んでもらえること!


です。そのためには、流通量を増やすことで原料のコストダウンを行い、より使いやすい原料へと育てていく必要があります。
最優先させなければならない私のミッションです。

その夢のため、今年は、全力を尽くす!と決心しております。
決めたら、後は、実行あるのみです!!

ジオスゲニンの経口投与は食物アレルギーのマウスモデルにおける腸Tヘルパー1様調節性T細胞の誘導を増強する

ジオスゲニンは、腸内フローラを改善するデータが報告されていて、アレルギー関係にも有効かなぁと思っていたら、ついに抗アレルギーのデータが示されました。

ジオスゲニンの経口投与は食物アレルギーのマウスモデルにおける腸Tヘルパー1様調節性T細胞の誘導を増強する
Int Immunopharmacol. 2017;42:59-66.

そもそも、ジオスゲニンは、ステロイド骨格を持っており、天然のステロイド剤のようなものです。まぁ、抗炎症効果があって当然であり、抗アレルギー作用があっても不思議ではないです。

トマトのエスクレオサイド(同じくステロイド骨格を持つ成分)でも、アトピー性皮膚炎への有効性の可能性を示されているので、微妙な作用な違いはあれど、ジオスゲニンでも似たような作用があるはずです。
後日紹介いたしますが、エスクレオサイドで報告されている抗動脈硬化性疾患のメカニズムがジオスゲニンでも示されました。やっぱり、似たような作用を示すようです。

ちなみに、ジオスゲニンの由来である山芋と言えば、痒くなるというイメージで、アレルギーのイメージが強いのだが、痒くなるのは、とげとげのシュウ酸カルシウムが原因であり、やまいもアレルギーの人は非常に少ないというのが実際です。

実際、弊社の原料を測定しても、アレルゲンは検出されない。やまいもアレルギーの心配はないです。製法的に、アレルゲンであるタンパクは残らんだろう。

カルピスさんのアレルケアを代表に、年々、アレルギー体質改善のサプリメントの市場は伸びているようです。

今後、乳酸菌などのアレルギー対策向け商材の副材として利用していくのも一手です。

私も含め、花粉症で悩んでいる人も多いはずです。
新たな市場創造をしつつ、困っている人を助けるような商品開発を行っていけれたらと思っております。
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ヘルシー&ビューティー4
ヘルシー&ビューティー vol.4でプロテオグリカンの記事を書かせていただきました。

秘密の赤ワイン
順天堂大学の吉田先生と書かせていただいた書籍です。赤ワインのアンチエイジング成分について、一般の方でもわかりやすく書かれています。赤ワインを使った料理レシピが紹介されていたり、普通に読んで楽しい内容になっています。書籍の帯は、たかの友梨さんです。


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<わたしの顧問先>
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サプリに対する想いです。初めての方は、是非、読んでもらいたいです! ブログガイド 健康食品業界に20年近くいると、時代の流れというものも強く感じます。サプリメントは、市場の成熟と共に役割や環境も変化しています。社会に貢献できるサプリメント道というものを必死に模索しております。
プロフィール

博士(水産学) 44歳 富山県滑川市出身  (株)アンチエイジング・プロ COO 現 東京海洋大学卒 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

営業は天職、通販化粧品会社や広告代理店での所属経験がある異色のコンサルタント。
プロフィール詳細は、カテゴリー最下段より。

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