健康食品サプリメント市場の理想像と未来像

勝ち残る健康食品サプリメントをテーマに受託製造加工・原料供給を行う栗山雄司のブログ。原料クリエイティブからの商品設計ノウハウ、最新研究データ、機能性表示食品、食品表示法・薬機法・景品表示法の話など

健康食品サプリメントを利用して介護のない幸せ笑顔あふれる世の中を作ることがです。そのためには、アンチエイジングをベースとしたセルフメディケーション;予防が不可欠です。
本ブログでは、その理想像を追い求めながら、市場の未来を予測しつつ、勝ち残っていける商品作りを追求し続けています。

マーケット情報や学術情報を集約しながら、会社のフォーミュレーターとして、日々、健康食品サプリメントを作ってます。
近年は、機能性表示食品にも力を入れております。

仕事のご依頼がございまいたら、弊社までお気軽にお問い合わせください。

注目の原料

赤ちゃん肌のプロテオグリカンはリッチで大きい!

プロテオグリカンは、健康食品・サプリメントだけなく、化粧品でも非常に伸びています。むしろ、特に我々は化粧品の方が伸びているかな・・・。

実は、冬商戦の化粧品は、今の時期には始まっています。
もう遅いくらい・・・。
5月のCITE Japanあたりから始まります。

なので、先週は、その販促用の新クリエイティブを作るため、文献調査を行ったり、イラストを作成したりしていました。

今回は、加齢によるヒト皮膚のプロテオグリカンの変化の論文を参考にしていました。

Age-dependent alterations of decorin clycosaminoglycans in human skin. Sci Rep. 2013;3:2422. Pubmed:外部サイト

この論文では、若者(20~30歳)と高齢者(80歳以上)の皮膚中のプロテオグリカンを比較しています。
コンドロイチン分解酵素を用いてコアタンパクだけの分子量も測定し、計算から保水を担うグルコサミノグリカン(GAGs)の分子量も導き出していました。
そして、そのグルコサミノグリカンの量の変化も紹介しています。

その結果を示したのが以下のイラストです。

加齢によるヒト皮膚PGの変化

当然、若者に比べて高齢者の方がは少ないです。
ちなみに、タンパク質あたりの相対値で示されているのは、加齢によるコラーゲンなど他の成分の変化も加味した形でプロテオグリカンの減少を示すためだと思います。

加えて、本論文では、若者に比べて高齢者の方が分子量も小さいことも紹介されています。

若いぷるぷるのお肌は、プロテオグリカンの分子量も大きいということです。

赤ちゃんの皮膚組織を取って分析することは、倫理的に難しいと思いますが、赤ちゃんの皮膚プロテオグリカンの分子量は、もっと大きいかもしれないです。

ここ最近、ヒトのプロテオグリカンの論文を読んでいると、いろいろなことがわかります。
以下のようにまとめてみました。

皮膚プロテオグリカンはⅠ型コラーゲンと結合している
皮膚プロテオグリカンは主に真皮に存在
皮膚プロテオグリカンは80~90kDaであり、軟骨プロテオグリカンの2500kDaの分子量に比べて格段に小さい
皮膚も軟骨も加齢によってプロテオグリカンの量は減る
皮膚も軟骨も加齢によってプロテオグリカンの分子量が小さくなる


いろいろなことがわかります。勉強になります。

こういった情報からクリエイティブって創造されてくるんだと思います。

私も、これらの情報から新たなクリエイティブを創造できればと思います。
また、こういった情報発信から、皆様のクリエイティブ創造もサポートできればと思います。
日々日々、努力です。

NMN:ニコチンアミドモノヌクレオチドの製造会社の社長さん

一昨日は、NMN:ニコチンアミドモノヌクレオチドを製造している会社の社長さんと、弊社の顧問先の化粧品工場を視察しておりました。
大物です♪

NMNとは、簡単に言うと若返り薬として期待されている成分。

ナイアシンの類似体と言うか代謝物質の1つであり、エネルギー産生に関わる体内酵素とも言えるでしょう。
現在、様々な長寿やアンチエイジングに関わるヒト臨床試験も行われつつある成分です。

このNMNは、7種類ある全てのサーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)にエネルギーを提供すると考えられています。
サーチュイン遺伝子が元気になれば、結果、様々な長寿やアンチエイジングの効果がもたらされるだろうと期待されているのです。

なので、サーチュイン遺伝子を活性化するレスベラトロール原料を取り扱う弊社の関係性が強くなるのは、必然なのです。
近年、日本でも流通し始めています。
なんと、帝人さんは、5月より1商品15万円で商品販売を始めた。

NADaltus® (ナダルタス®)のプレスリリース:帝人※外部サイト

このNMN、実は、アメリカでも、かなりの量が流通し始めているようです。
ここの会社の原料だけで、すでに、年間数百キロの原料が米国に輸出されているようである。

行政に確認すると、食薬区分的には、NGではないようである。
帝人さんが発売された理由は、この部分で、しっかりした根拠があったのだろう。
私は、申請登録中の状態なのだと推測しています。
指定添加物では難しいだろうから、おそらく、3.その他(化学物質等)あたりでの登録が進められているのではないだろうか?

弊社では、いくつかの中国製のNMN原料を公的分析機関で分析しているが、どれもしっかり100%で検出される。
本物なのは、間違えない。

そもそも、今回、アテンドした社長さんの経歴や他の製造原料の見れば、疑う余地がない。
こういった分野は、中国が一番強い分野です。

日本でも、多くの商品が出回るのも時間の問題だろう。

後は、どういった原料を採用して、どうのような段階で商品投入をしていくか?だけだと思う。

なかなか、こういったジャッチが商品戦略では難しい。

弊社も、どのように展開していくか、いろいろ模索してみたいと思います。

シトルリンとアルギニンの特許(協和発酵バイオ)

昨日、シトルリンとアルギニンの特許の特許調査を行っておりました。
最近、用途特許の取得も多いので、気が付いたら特許調査するようにしています。

今回は、シトルリンを中心に、特許調査しました。

結果、2つ程、注意すべき特許が見つかりました。

どちらも、協和発酵バイオさんの特許です。

1. シトルリンとアルギニンの組み合わせ
2. シトルリンとカプサイシンの組み合わせ


幸い、弊社が供給する商品では、それら特許に抵触するような商品は存在しませんでしたが、結構、特許に抵触している商品は多いと思います。
特に、Amazon系の商品で。

抵触する商品は、普通に、アルギニンの血中濃度は上がると思いますし、血流も高まるだろう。
よく取れたなぁとも思える特許でもあります。

1の特許などは、両成分の比率が大事なのだが、その比率さえ注意すれば、すり抜けることが可能だと思います。
でも、市場には、特にAmazonで、その比率の中に入っている商品は多数存在します。
さすが!中堅クラス以上の会社さんの商品は。抵触しないように設計されている。

今後、通達されるような噂が立っているので、その動向を注目しておかないといけないでしょう。

また、オルニチンやシトルリンをアルコール濃度上昇抑制目的に単味で使うなど、結構、注意すべき特許が存在します。

売れている商品の設計をパクってコピー商品を作っても、特許までチェックできないと、こういった問題も起こり得るのです。

だから、大手の受託加工会社さんは、学術部などを強化している背景があると思います。
本当に危なそうな特許は、注意喚起の通達を出すんでしょうね・・・。
こういった特許対策の部分で、OEM会社も原料会社も、勝ち負けが出てくるのでしょう。

2016年より用途特許が食品でも取得できるようになってきていますからね・・・。

でも、特許って、有効性の判断やトラブルへの発展性の判断が非常に難しい部分があります。

例えば、大手さんは、取得できていなくても、平気で通達してきます。
中小企業の多くは、ビビッて、有効性を判断する前に、商品を終売してしまいます。

まぁ、中小企業でも、全く特許抵触しないのに、圧力だけかけてくる会社もあります。
有効性がジャッチされ、有効性がないと判断されれば、無視され、面倒な会社のレッテルが貼られ、遠ざけられるだけです。
私は、会社の信用面の低下として、得策ではないと思います。

また、特許って、範囲が広そうで現実的に範囲が狭い特許もあります。
具体的に例を挙げると、分析などで抵触を実証できない特許です。
意外にそういった特許が存在します。大学などの研究機関で出している特許に多かったりします。

ぶっちゃけ、製法特許なんて、なかなか抵触を実証しにくいです。
公開・提出している製造工程表で抵触する内容になっていたら別ですが・・・。
基本、証拠は出しにくいです。

基本、特許って、排除と牽制、営業の目的で取得されることが多いです。
今回の調査に引っかかってきた特許は、どれも排除目的の特許でした。
ここの会社、協和発酵バイオさんは、狭くても特許を取得率をしている率が高く、排除目的の特許を出される傾向た強いです。会社さんの特許戦略の姿勢が読み取れます。
ほんと、要注意です!
でも、戦略的に、とても勉強になる。

特許調査ですが、簡易的にでも、特許庁の特許情報プラットフォームで行うことができます。
試しにでも、まずは、成分のキーワードや(注意すべき会社がわかっていれば)社名を入れて、検索してみてください!
簡易的にでも調査が可能ですよ。

ちなみに、このシトルリンの記事には、どうしても増大や精力系のアド系広告が表示されんだろうなぁ。広告を外せないスマホ版では。
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博士論文は海洋プラスチックごみがテーマ。
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