予防医療で介護なし!アンチエイジングライフ研究所★栗山雄司

年中、健康食品やサプリメントの製造や販売に関わっている代替医療事業クリエイターのブログです。医療機関向けサプリメントを得意とし、エビデンス型の商品開発を重要視しております。健康メディア用コンテンツ提供、騙されない健康食品の選び方や競技空手・ボクシングの格闘オヤジ日記、新宿ランチ紹介も。

介護のない世の中を作ることがです。介護のない世の中には、アンチエイジングを意識したセルフメディケーション;予防が不可欠です。健康食品・サプリメントも重要なツールの1つです。
また、健康食品業界を良くしていくため、消費者を騙しながらゴミ商品を販売している健康食品を撲滅しようと奮闘中!

マーケット情報や学術情報を集約しながら、会社のフォーミュレーターとして、日々、健康食品・サプリメントを作ってます。
ビジネスでは市場創造を重要視しております

健康医療分野のコンテンツならびに監修者紹介なども行っております。ご興味がございましたら弊社03-5362-0833まで電話もしくは「アンチエイジングプロ」で検索してお問い合わせください。

販売戦略

市場の成熟と業界のタブーを利用した販売戦略

市場の成熟というものが起こると、この様なことが起こります。通販という市場も、一部の商品に関しては、最終的に価格合戦になってしまいます。

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10数年前から、DHCさんに採用された原料は、競合商品が生まれにくくなるから他で採用されにくくなると言われていました。

ネットとテレビという最も広告費用対効果が良い集客方法で攻めながら、マスマーケティング以上の大量生産で高い商品力を生み、高い商品力による顧客満足度でリピート率を高めていくとうビジネスモデルは最強です!

最終的にWeb注文にシフトさせているので、人件費も最小限に抑えられているだろう。

そして、ドラックストアやコンビニでの展開は、儲けというより広告の延長(お試し購入で最終的には自社通販誘導)で行われているのだろう。

競合としては、絶対に勝負したくない相手でもあるだろう。
決して、同じ土俵で戦ってはいけない!

私も、商品戦略では、常に意識している。
中小企業が勝負していくための残されている手は、特許戦略とオリジナル自社原料開発しか残っていないだろう。
※法令順守しない荒い売り方を考慮しないでの話です。まぁ、こういう市場状況があるから、真っ黒な売り方を続ける企業の参入が絶えないのだが・・・。

原価や原価率まで公開するという業界のタブーまで販売戦略に利用するとは・・・。
しかも、実名比較まで・・・。
そして、テレビ番組「サプリのミカタ」まで作っている。
やんちゃと言えば、やんちゃだ。

原料メーカーとしても、どう付き合うかは、非常に難しい判断でもある。何社、えらい目にあった原料メーカーがあるだろうか?

一方、世代交代・事業継承という点は、非常に大きな問題点も抱えている。
私用している原料の多くは中国原料が多い背景もあり、近い将来、中国系ファンドあたりに買収されるのでは?とも考えています。

こういった部分の安定度は、ファンケルさんやアサヒ、小林製薬、大塚製薬(ネイチャーメイド)さんのような上場企業が強い点でもある。

さて、10年後の健康食品市場は、どうなっているのだろう・・・。

特許法改正後における健康食品の特許戦略

特許に関しては、何度か記事にしておりますが、そういった記事を書いてきた背景も含めて、改めて記事を書いてみます。

2016年に特許法が改正され、食品の用途特許が認められるようになりました。

「食品の用途発明に関する審査基準」、「特許法条約への加入等を目的とした特許法等の法令改正に伴う審査基準」、「特許権の存続期間の延長登録出願に関する審査基準」の改訂について(特許庁 平成28年3月23日)

そして、機能性素材を取り扱う健康食品の特許戦略でも、大きな変化が生じています。

食品の機能性を知的財産として特許化できるようになり、メーカー同士の競争が激化しています。

特に、平成27年4月より機能性表示食品の制度が始まり、用途特許の有効性というものが格段に高くなっています。

私が特許戦争の現場にいながら感じること。

請求項の文言なども変化
→機能性表示食品のヘルスクレームで特許が有効に働くように

製法特許と用途特許の組み合わせが有効
→原料メーカーは、不用意に製法詳細を開示してしまうと、製法に絡めた用途特許が取得されてしまう可能性が

前者は、当然でしょう。
病気の疾患名などで申請されるより、もう少し幅広い機能として申請されれば、機能性表示食品の範囲に入ってきます。

あくまで、機能性表示食品は、疾患の治療や予防の目的でないことが明記されていますので、その疾患の治療や予防の領域に入らないような請求項にする必要性が出てきます。

薬機法というものがありますので、原則、効果効能は謳えません。

さて、今後、グレーゾーンの表示を行っている商品が用途特許の侵害に該当するか? また、疾患名で取得されている用途特許がどこまで有効性を示すのか?など、判例などをチェックしていく必要があるかと思われます。

後者については、ぶっちゃけ、製法を絡めた方が、新規性を打ち出しやすいので、特許は取得しやすくなるでしょう。
いくつもの特許申請の経験がないと、なかなか理解できないこと。

そのような状況になってくると、品質管理以外の目的外使用を秘密保持契約書で縛っていかなければ、致命的な特許を取得される可能性が出てきます。

下町ロケットのように、急に莫大な金額の特許料を請求されたり、販売の差し止め請求が行われてしまう可能性が生じます。

顧客にも迷惑がかかってしまいますし、特許によって会社が傾きかねません。

そんな危険性も生じているのが、2016年の特許法改正であることが、徐々にわかってきました。
原料メーカーも、すぐに対応が必要です。
商社さんや問屋さんを隠れ蓑とする会社さんも出てきています。ほんと、注意が必要です。

弊社も、秘密保持契約書の締結を、情報開示の条件とし始めています。
なかなか難色を示す企業さんもいらっしゃいますが、今回の記事の通り、品質管理以外の目的外使用が行われないよう企業防衛は絶対に必要です。
その点は、ご理解いただければなぁと思っております。

参考:
特許の簡易調査方法とチェックポイント&注意点

キャリアを含んだエキス末(抽出物)の分割表示と外枠配合量表示

食品表示法の改正後、原材料表示に関しては、原則、複合原材料は、分割表示が推奨されるようになってきています。
弊社でも、健康食品業界の複合原材料の代表であるキャリアを含んだエキス末(抽出物)は、キャリア(デキストリンなど)とエキス部分を分けて表示することとしております。

●●●エキス末(デキストリン、●●●抽出物)
 ↓
デキストリン、●●●抽出物

ちなみに、分割表示することで、配合量が少なく見える素材も出てきます。乳酸菌の原料などは、9割以上がキャリアです。

そこで、表示作成の現場で起こる問題/疑問。
外枠に、配合した原材料製品の量を表記しようとした場合、分割表示されたエキス部分の量を表記すべきなのか? という疑問が生じます。
(乳酸菌などは、個数で外枠表示できるので、問題は生じない。)

基本、摂取目安量は、原材料製品の量で設定されています。キャリアも含んでいます。
配合量を強調表記したい場合、当然、原材料製品の配合量:エキス末量で表記したいはずです。一方、その原材料製品のエキス末量≠表示上の抽出物部分の量という矛盾が生じます。
だからと言って、分割表示された抽出物部分の量を表記するのも間違えのような気がします。

その場合、原材料に製品名があれば、商標が取れていなくても、【原材料製品名】(●●●エキス末):XXmgと表記するのが好ましいだろう。まぁ、●●●エキス末(【原材料製品名】)でも良いだろう。

アメリカの商品などは、エキス末名より原材料製品名で表示され、同時に機能性関与成分の名前と含有量が表示されていることが多い。
例えば、弊社原料のヤマイモ抽出物の場合、以下のように記載されるだろう。

DioPower®15: 167mg
 Diosgenin: 25mg


キャリアが含まれてても同じように表示されます。
こういったエキス末の表記の場合、日本でもアメリカンのように必ず機能性関与成分量を書くのが最も好ましいのだが、いろいろと問題もある。
現在、機能性関与成分量を表示が義務付けられているのは、機能性表示食品だけである。

強調表示するべき機能性関与成分は、必ず成分量を書くべきだと思います。

大事なのは、嘘偽りがなく、如何に消費者の誤解を招かない表示にするかだと思います。

弊社、特に私は、強調表示する成分や素材の量を表示しても問題ないような設計を心がけます。数のクリエイティブではなく、量のクリエイティブが謳える素材を選定するからです。
その方が顧客満足度も高いだろうし、先々生き残っていけると考えています

今後、景品表示法や健康増進法がどう変化していくかはわかりません。優良誤認という非常に便利な言葉あるので、良いに拡大解釈して規制することも可能です。
その規制対象にならないよう、少しでも正しい表示を心がけていきましょう!
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プロフィール

博士(水産学) 44歳 富山県滑川市出身  (株)アンチエイジング・プロ COO 現 東京海洋大学卒 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

営業は天職、通販化粧品会社や広告代理店での所属経験がある異色のコンサルタント。
プロフィール詳細は、カテゴリー最下段より。

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